2013年6月11日火曜日

様子見気分強まり利食い優勢か

本日の個別銘柄動向

米国株式市場が方向感の乏しい動きとなっており、国内では日銀決定会合の結果発表なども予定されていることから、様子見ムードの強まる展開が想定される。前日に大幅高となった反動がやや強まる情勢か。物色の方向性も定めにくいところだが、一部でセクター判断格上げが観測されている紙パセクターなどには見直しの動きが強まる見通し。

一方、不動産・ノンバンクなどは決定会合前に手仕舞い売りが優勢か、特にサプライズのない会合結果であった場合は、失望売り圧力などが強まる可能性もあろう。個別では、特設注意解除のオリンパス、IRデイ開催のみずほFG、ハウステンポスの好業績報道でHISなど注目か。また、既設学校の民間開放を受けて、教育関連の一角などには思惑が高まる可能性も。ほか、注目されるIPOもあり、新興市場への波及効果の有無に注目。なお、本日は成長株ファンドなど設定予定。