2013年6月11日火曜日

FCC、好業績評価、需給も良好

エフ・シー・シー<7296>はオートバイ用クラッチの分野で世界シェアトップメーカー。四輪車用も手掛け、ホンダ<7267>やフォード向けに伸ばしている。

(以下引用)
14年3月期予想の連結営業利益は前期比14.0%増の125億円。会社側は「北米がけん引し、アジア向けも好調を予想している」(経営企画室)という。今期末予想の海外売上高比率は83.2%と、前期実績に対して3.8ポイント向上する見通し。想定為替レートは1ドル=90円。円安は業績面にプラスに働く見通しだが、為替差益を見込まず、連結経常利益は前期比1.0%減の130億円を予想している。年間配当は4円増配の40円を予定している。

中期のサポートラインとして意識される75日移動平均線を回復した。相場変動の高さに躊躇(ちゅうちょ)する投資家は多いが、主力の2輪車クラッチが持ち直し、4輪車クラッチも回復を見込むなど好業績評価の買いを誘いやすい。良好な需給を形成していることもサポート材料。

10日の終値は、前週末比220円高の2434円。
(引用元:モーニングスター)