2013年6月18日火曜日

ドワンゴが反発 都議選控え選挙シーズン意識、選挙関連株が高い

ドワンゴ(3715)反発。
(以下引用)
前場中に前日比4万8000円(10.8%)高い49万4000円まで買われ、午後も高い。7月にも実施予定の参院選の前哨戦とされる都議選の投開票を23日に控え、選挙シーズン入りが意識されている。参院選から解禁されることが決まっているインターネット選挙の関連銘柄には、広告料収入や有料会員の増加が見込めるとの見方から、個人投資家などの物色買いが入っているという。

 株価は5月上旬から下落基調にあったものの、足元では昨秋から下値支持線となっている右肩上がりの75日移動平均(45万0537円)前後で推移する底堅い展開となっている。もっとも日足の一目均衡表を見ると50万2050円を下限とした「雲」が迫っており「戻りの鈍い展開になりそうだ」(証券ジャパンの大谷正之調査情報部長)との声も聞かれた。

 選挙関連銘柄としては、選挙情勢の調査受託などを手掛けるもしもしHL(4708)が3日続伸しきょうの高値まで3日間で約13%上昇した。(日経QUICKニュース)

ドワンゴ(3715)は後場も堅調で、13時30分を回っては48万6000円(4万円高)前後で推移。動画サイト運営などを行ない、ネット選挙関連株。ネット選挙の開始は7月の参議院選からになるものの、東京都内では6月23日投票の都議選に向けて連呼などが活発化しており、材料視するムードが整ってきたという。株価は75日移動平均の前後で下げ止まり、出直る兆しを強める雰囲気。9月決算への期待も強いようだ。また、同社株のように株価が数十万円で売買単位1株の銘柄は、このところ株式分割と単元株(100株)の採用を発表する例が相次いでいるため、分割期待も強いようだ。