2013年8月30日金曜日

8/30ユニ・チャームは続落の中で振れすぎ、行き過ぎ後の反騰狙う

ユニ・チャーム(8113 )は後場も軟調で、5090円(40円安)で始まり4日続落模様。
(以下引用)
中国景気敏感株のひとつで、10時頃に中国共産党の前政治局常務委員クラスの大物が汚職容疑で捜査を受けるとの観測が伝えられて一時5050円まで軟化。引き続き様子見となった。株価は7月下旬から8月上旬にかけて5200円前後で下げ止まっていたものの、昨日からこれを割り込み、いわゆるモミ合い割れ、下っ放れ。PERが20倍台後半のため割高感があり、目先は下値を試さざるを得ないとの見方がある。ただ、相場には振れすぎ、行き過ぎがつきものだとして突っ込み安の後のリバウンドを想定し、拾い場を探す向きがあるという。
(引用元:東洋経済)

8/30前場/動いた株・出来た株

前場/動いた株・出来た株
*JBR<2453>  395000  +70000
新種微細藻類による水処理装置を搭載した道路除染システムを共同開発と。

*アタカ大機<1978>  461  +80
放射性セシウムの分離除去にかかる新技術の開発を発表。

*ソースネクスト<4344>  890  +128
7月高値更新で一段の上値妙味強まる。

*ネオス<3627>  1865  +223
調整一巡感からのリバウンドの動きが本格化へ。

*ジェイアイエヌ<3046>  3400  +200
前回安値割り込まずに反発でリバウンド期待も。

*ワキタ<8125>  1065  +59
前日はインデックス買い一巡後の需給懸念などが先行したが。

*加藤製<6390>  544  +27
インフラ投資関連の一角として関心が続く。

*日本金銭機械<6418>  1389  +61
本日はカジノ関連の一角で強い動きが目立つ。

*キャリアD<2410>  121700  +5100
引き続き政策期待の流れなども続く格好か。

*四国電力<9507>  1541  +64
電力株全面高の流れに乗る格好へ。

*北海道電力<9509>  1163  +48
繰延税金資産410億円の計上などを評価材料視。

*HIS<9603>  4985  +205
ゴールドマンでは新規に「買い」、7100円目標としている。

*ミツミ電機<6767>  711  +28
モルガンは「オーバーW」格上げで950円目標に。

*明星工業<1976>  381  +15
昨日売り優勢となった旧大証単独上場銘柄で高いものが目立つ。

*オーイズミ<6428>  1004  +38
カジノ関連の一角で強い動きが目立つ。

*鬼怒川ゴム<5196>  550  +20
日産の堅調な動きなどは支援だが。

*カカクコム<2371>  1814  +61
JIアジアでは買い推奨に格上げとも。

*アーク<7873>  260  +8
前日は長い下ヒゲつけて下げ渋る動きに。

*九州電力<9508>  1294  +38
今期に約210億円を特別利益として計上予定と。

*エイベックス<7860>  2730  +74
株価の底打ち感からリバウンド狙いの動きが優勢に。

*川崎汽船<9107>  226  +6
三菱UFJでは目標株価を286円から324円に引き上げ。

*パーク24<4666>  1691  +43
前日に発表した順調な第3四半期決算など材料視。

*日本郵船<9101>  281  +7
シリア情勢の緊迫化懸念なども後退で海運株が買われる。

*パナソニック<6752>  895  +22
上半期末の配当金を5円にすると発表。

*バイテック<9957>  698  -113
公募増資実施などによる希薄化・需給懸念で。

*日本カーバイド<4064>  286  -20
個人投資家の見切り売りが依然として継続する格好に。

*石川製<6208>  120  -8
防衛関連として今週人気化した反動で。

*住石HLDG<1514>  163  -10
特定資金の介入観測などがはやされてきていたが。

*ショーワ<7274>  1244  -75
中国合弁の製品不具合で得意先がリコールしており。

*澁谷工業<6340>  2203  -128
週末要因で短期資金の処分売り優勢に。

*任天堂<7974>  11200  -640
「Wii U」の値下げをマイナス視する動きが継続。

*ガリバー<7599>  530  -26
権利落ち後は換金売りが優勢となり。

*石井鉄工所<6362>  294  -13
前日にかけて強い動きとなった反動も。

*IIJ<3774>  2809  -109
特に材料はなく需給要因が主導か。

*静岡銀行<8355>  1037  -39
特に材料は観測されないが、金融株は全般動きが鈍く。

*富士通ゼネ<6755>  1059  -39
昨日は一部の目標株価引き上げで反発も。

*東京電力<9501>  502  +5
電力株一斉反発の流れが刺激にも。

*太平洋セメ<5233>  368  -6
10月からセメント値上げなどと伝わるが利食い売り優勢。

*いすゞ<7202>  606  +10
タイなどアジア市場の株高が安心感にも。

*近鉄<9041>  367  -13
公募増資実施などによる需給懸念も続く。

*トヨタ<7203>  6010  -50
主力株は総じて上値重く戻り売りに押される格好へ。

*サントリー食品<2587>  3485  -75
TOPIXリバランスの一巡で需給妙味後退へ。

*ファストリ<9983>  31900  +100
来春、独に初出店などと伝わる。

*国際帝石<1605>  444500  -10000
原油市況の反落で戻り売りへ。

*富士通フロン<6945>  740  -100
週末要因から短期資金の換金売り圧力なども。

*イマジカロボット<6879>  470  -35
連日での株価急伸に短期的な過熱警戒感強まり。

*キーウェア<3799>  1370  +300
生体認証関連の材料株として短期資金の物色集中。

*神鋼環境<6299>  568  +54
除染関連銘柄として物色資金の矛先が向かう。

*N・フィールド<6077> 3550 -250
初値形成後の急伸で短期的な過熱感が意識される。

*モルフォ<3653> 3555 -470
連日の急伸で高値警戒感も強まる。

*オークファン<3674> 12940 +2740
目立った材料はなく自律反発狙いの動きか。

*PD<4587> 6260 +300
短期資金は消去法的にバイオ関連へと向かう。

*エイティング<3785> 3035 +502
引き続き、「テトリスモンスター」の普及に期待感。

*ガンホー<3765> 64600 +400
「カウントダウンサイト」が思惑にも。

*テラ<2191> 1972 +109
短期資金は消去法的にバイオ関連へと向かう。

*日本ライトン<2703> 245 +50
目立った材料はなく、短期資金による物色が中心か。

*オプト<2389> 1047 +138
好業績のネット公告関連として見直しの動き。

*メディアGL<6659> 76700 +5000
オリンピック関連のテーマ性などを材料視した物色が継続。

8/30北海電力---買い優勢、繰延税金資産計上の発表を好感

(9509) 北海電力  1154  +39

買い優勢。原油市況の上昇を受けて前日に全面安となった電力株だが、本日は一転して全面高の格好になっている。なかでも、前日に業績見通しを発表している同社の強い動きが目立つ。電気料金値上げの認可などを踏まえて、繰延税金資産410億円を計上、中間期最終損益は10億円の赤字にとどまる見通し。想定よりも早期の繰延税金資産再計上を買い材料視する動きが強まる。

8/30ネットイヤー---買い優勢、米セールスフォースの時間外上昇が刺激材料に

(3622)  ネットイヤー  1371  +6

買い優勢。同社やシナジーM(3859)など、クラウドサービス大手の米セールスフォース関連が堅調に推移している。米国市場の時間外ではセールスフォースが決算発表を受けて大幅上昇となっており、刺激材料となっているようだ。セールスフォースの5-7月期売上高は前年同期比31%増となるなど、企業向けクラウドサービスの好調を追い風に市場予想を上回った。

オプト--- Platform IDの「Xrost DMP」と日本HPの「Optimost」で連携を開始

(2389) オプト 950 +4128日オプト(2389)は、同社グループのPlatform IDが2013年4月より展開するプライベート・データマネジメント・プラットフォーム「Xrost DMP」と日本ヒューレット・パッカードが提供する「Optimost(オプティモスト)」のコンテンツ配信機能との連携を開始した。
(以下引用)
「Xrost DMP」は、企業が保有するデータとPlatform IDが保有するオンラインとオフラインの行動履歴データを企業毎のプライベートな環境で蓄積・統合・クロス分析し、サイト利用者のクラスタ(属性・嗜好性)を可視化・抽出するプラットフォーム。サイトに来訪したユーザの性別や年齢等の属性、興味関心・嗜好性等の特性ごとのクラスタに対して、最適なコミュニケーションを行うことで、既存顧客のロイヤリティ向上と将来の顧客獲得効率の最大化を支援する。

同連携により、「Optimost」を利用する企業が「Xrost DMP」を利用する際に、「Xrost DMP」にて抽出したクラスタを「Optimost」に受け渡すことで、煩雑な作業を行わずに高度なパーソナライズコンテンツの配信ができるようになる。なお、「Xrost DMP」では、暗号化されたIDとクッキーを活用することで、メールアドレス等の個人情報を取得することなく、データ連携を行うことができる。
(引用元:MSNマネー)

東洋のApple!?、Google幹部が移籍する中国のXiaomiとは

28日に、GoogleのAndroid製品管理担当副社長のHugo Barra氏が同社を離れて、中国の携帯電話・家電メーカーXiaomi (小米科技)の副社長に就任することをGoogle+で明かした。同氏はここ数年、Android関連の製品発表会やキーノートのスピーカーを担当していた。Androidチームのキーパーソンの1人であり、米国では今年3月に"Androidの父"と呼ばれたAndy Rubin氏がAndroidの開発責任者を離れた時と同じようにBarra氏の退職も大きく報じられた。同時に話題になったのがXiaomiという企業だ。GoogleのAndroid担当幹部が移籍する企業でありながら、米国では製品が販売されていないし、名前もほとんど知られていない。

安物の携帯電話を作る中国企業ではない

Xiaomiの設立は2010年4月。2011年に最初のAndroidスマートフォン製品を発売し、2012年には販売台数が700万台を突破、2013年は倍以上になる見通しだという。現在、中国、香港、台湾などでスマートフォンを販売している。

今年6月にNew York Timesが「In China, an Empire Built by Aping Apple」というXiaomiに関する記事を公開した。その中で「中国のメディアはXiaomiを"東洋のApple"と呼んでいる」と紹介している。記事には、黒いシャツにジーンズを着て製品を発表するXiaomi CEOのLei Jun氏の写真が掲載されている。まるで、Apple創設者Steve Jobs氏のキーノートを模しているようである。XiaomiはAppleを強く意識した企業であり、それは上辺だけではなく、企業戦略にも現れている。

New York Timesのインタビューに対してJun氏は「われわれは安物の携帯電話を作るチープな中国企業ではない」「われわれはFortune 500企業を目指す」と述べている。低価格競争に参戦するのではなく、スマートフォンを好み、スマートフォンの活用に出費を厭わない消費者層にターゲットを絞り込んで、そうしたユーザーが満足できる製品・サービスを提供するという。

現在のコアユーザーは学生とギークである。高機能・高性能な製品を手頃な価格で提供している。All Things DのDカンファレンスにおいて、共同創設者のBin Lin氏は「(フラッグシップ製品のXiaomi MI-2は) SamsungがGALAXY S4に採用しているのと同じプロセッサを搭載している。それでいて価格はほぼ半分だ。われわれは部品構成表(Bills of materials)のままの価格を携帯電話に付けている」と述べた。またXiaomiは、Android向けカスタムROM「MIUI」を提供している。MIUI V5を導入すると、Android端末のホーム画面がiOSに近いものに変わり、豊富なカスタマイズ機能、200以上の機能を使えるようになる。Android端末メーカーの中にあって独自性も打ち出している。

Androidスマートフォンのライバルメーカーに比べると、Xiaomiは新モデルを投入するまでの期間が長い(最長18カ月)。新興メーカーであるため製品開発に限りがあるというのも理由の1つだが、ハードウエアデザインが長く維持されれば、対応アクセサリ市場が成長する。注文時にバックプレートやバッテリーを選べるなど、充実したカスタマイズサービスも提供している。

Dカンファレンスにおいて、Lin氏は「モバイルインターネットの未来はサービスだと考えている」と述べている。収益源として端末販売に軸足を置くのではなく、エコシステムの形成を企業の成長戦略としている。Appleを意識し、それを中国市場向けにアレンジして成功したXiaomi。Lin氏は、Xiaomiを立ち上げる前にGoogleのAndroidチームに属していたそうだ。端末を普及させ、サービスから収益を上げる戦略はGoogle的とも言える。次のステップはグローバル市場への対応であり、だからこそサービス企業であるGoogleにおいてAndroidハードウエア製品の責任者だったBarra氏を迎え入れたのだろう。

3Dスキャナーの恐るべきインパクト

廉価版3Dスキャナーの登場
(以下引用)
世界的に3Dプリンターがブームになって2年くらいが経ち、それがこれまで一部の大企業に独占されていたものづくりのプロセスを一般市民にまで解放し、製造業に革命をもたらすと言われてきました。
 しかし、実際には3Dプリンターだけではものづくりの革新は困難です。その理由は、三次元の設計データがないと肝心のものづくりを行なえず、そのためにはCADソフトなどを使いこなして3Dでの設計を行なえるという専門知識が必要だったからです。
 そうした専門知識を持たない素人が3Dプリンターでものづくりを行なおうと思ったら、Thingiverseなど様々なモノの三次元の設計データが公開されているサイトから、データをダウンロードしてプリントアウトするくらいが関の山でした。
 この設計プロセスでのボトルネックをクリアする1つのアプローチは、素人でも簡単に使えるレベルの3D設計ツール(ソフトウェアなど)が普及すること。そして、もう1つのアプローチは、既存のモノから三次元設計データを複製することです。そして、後者のアプローチを実現する3Dスキャナーがついに登場しました。廉価な3Dプリンターの“Replicator”で有名な米国企業MakerBotが、“Digitizer”という3Dスキャナーを10月中旬から出荷することを発表したのです。
米国企業MakerBotが10月中旬出荷予定の“Digitizer”
Photo by Spencer Higgins
写真をご覧いただければ分かるように、レコードプレイヤーの円盤のようなものの上にモノを置けば、それが回転して、2つのレーザーと1つのカメラで三次元の設計データを作成できるのです。価格は1400ドルと、“Replicator”と同様に個人レベルでも手が届く値段となっています。
 もちろん、“Digitizer”は廉価版の製品ですので、表面に光沢があったり光を反射するモノのスキャンはうまく行かない場合もあるようです。それでも、これまでに市販されている安い3DスキャナーはNextEngineの製品で2995ドルであったことを考えると、格段に安くなったと言うことができます。
 ちなみに、ネット上ではクラウドファンディングを使って3Dスキャナーを生産する取り組みも増えています。Fuel3Dという企業はハンドヘルド型3Dスキャナーを1000ドル以下で発売しようとしており、またMatterformという企業は599ドルの3Dスキャナーの発売に向け、9月から予約を受け付けるようですので、3Dプリンターと同様に3Dスキャナーの価格も今後急速に低下するのかもしれません。(引用元;ダイアモンドビジネス)

8/30新聞からの銘柄材料一覧

新聞からの銘柄材料一覧
*富士電機<6504>「超々臨界圧」参入、シーメンスと石炭火力(日刊工業1面)-○
*JR東海<9022>リニア新型車両走行試験、時速505km「快適」(日刊工業1面)-○
*NTTドコモ<9437>TBSと資本・業務提携、共同制作を加速(日刊工業3面)-○
*デンソー<6902>広東省の新工場稼働、カーエアコン生産(日刊工業7面)-○
*スズキ<7269>軽トラ全面刷新、日産・三菱自に供給(日刊工業7面)-○
*ニッパツ<5991>インドネシアで車用シート生産(日刊工業7面)-○
*京セラ<6971>有機ELテレビ向け、LGとスピーカー開発(日刊工業11面)-○
*NTTデータ<9613>中国IT企業に出資、金融機関向け開拓(日刊工業11面)-○
*コスモ・バイオ<3386>細胞培養試験薬で米社と代理店契約(日刊工業14面)-○
*郵船<9101>海洋事業、今期黒字転換(日刊工業20面)-○
*三菱自<7211>軽商用車生産を撤退、スズキからOEM調達(FujiSankei3面)-○
*ドン・キホーテ<7532>首都圏に年内7出店
                        消費増税前の駆け込み需要狙う(FujiSankei9面)-○
*デンソー<6902>シャープに出資 20億-30億円、技術強化図る(読売8面)-○
*パナソニック<6752>スマホ撤退へ、個人向け 海外勢に押され(毎日7面)-○
*TDK<6762>磁気テープから撤退 60年の歴史に幕(毎日7面)-○
*東電<9501>東芝と海外送配電で来月合弁会社(産経13面)-○
*三菱重<7011>三菱航空機、MRJ受注目標2500機に上乗せ(東京7面)-○

2013年8月29日木曜日

8/29後場/動いた株・出来た株


*ブレインパッド<3655>  1357  +170
家計簿アプリの他企業との連携などを発表している。

*日ガイシ<5333>  1389  +69
NAS電池が経産省の補助事業に選定と。

*日コークス<3315>  116  +5
火力発電所の需要増を思惑視で石炭需要の拡大にも期待。

*ゼリア新薬<4559>  2322  +92
「丸山ワクチン」への期待感から上値追いの動きが継続へ。

*新晃工業<6458>  771  -74
大引けでTOPIX組入れも先回り買いが多く。

*近鉄百貨店<8244>  344  -32
旧大証単独上場銘柄が軒並み下落率の上位に。

*東京計器<7721>  231  -12
防衛関連の一角として直近で賑わった反動。

8/29出来高変化動向

ガイシ(5333)がランクイン。富士電機(6504)と折半出資する総合水道事業大手のメタウォーターは欧州で水道事業に参入すると報じられていた。

出来高変化率上位 [8月29日 14:14 現在]
(直近5日平均出来高比較)
コード 銘柄               出来高 5日平均出来高 出来高変化比率 株価変化率
6362   石井鉄           11967000       1383000        765.29%     +10.00
4348   インフォコム         5616          1025        447.90%     +10.17
2453   JBR              14094        2742.8        413.85%     +17.81
1329   iS225           8250          1678        391.66%      +0.81
6677   エスケーエレク     275600         59540        362.88%     +18.08
3785   エイティング       479300        106500        350.05%     +24.59
6256   ニューフレア          936           220        325.45%     +13.20
6674   GSユアサ       28775000       7441400        286.69%      +2.91
1518   三井松            3919000       1014800        286.18%      +5.04
6945   FTEC          1665700        450040        270.12%      +7.39
6480   日トムソン         266000         73400        262.40%      -3.53
6736   サン電子           159400         44760        256.12%     +10.35
9627   アインファーマシ    91400         26640        243.09%      -0.12
4344   ソースネクスト    1077400        334720        221.88%     +15.11
3179   シュッピン         672200        213500        214.85%     +19.07
5232   住阪セメ          7245000       2386400        203.60%      +3.41
2587   サントリーBF    4757600       1628960        192.06%      -1.12
3315   日本コークス      1970000        677300        190.86%      +2.70
3734   インテアHD        15246        5487.4        177.84%     +14.82
3092   スタートトゥ      1372500        496600        176.38%      +5.25
5333*  ガイシ            2079000        762400        172.69%      +5.98
3234   森ヒルズ             1632         619.6        163.40%      +1.67
2458   夢テクノロジー       3119          1204        159.05%      +3.01
1605   国際石開帝石        21474        8534.8        151.61%      +5.21
9477   KADOKAWA           669300        267780        149.94%      -6.07
3655*  ブレインP         306100        127480        140.12%     +20.98
1662*  石油資源           498400        210860        136.37%      +4.42
2206   グリコ            2364000       1000800        136.21%      -1.57
4298   プロトコーポ        90500         38840        133.01%      -0.39
3791   IGポート            970           419        131.50%      +7.30

(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄
20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外

オプト---国内唯一最大の自治体アドネットワーク「子育てタウンプロジェクト」が急拡大

(2389)  オプト  901  +1

オプト(2389)は、インターネット広告の代理店サービスにとどまらず、マーチャンダイズ戦略からチャネル戦略、コミュニケーション戦略まで一環してサポートを行い、利益を最大化する「eマーケティングサービス」を展開する。

28日同社は、アスコエパートナーズと協働で推進する「子育てタウンプロジェクト」への参画自治体が42自治体となり、日本の総人口のカバー率が10%を突破したことを発表した。「子育てタウンプロジェクト」は、「保育」など子育てに関する行政サービス情報のスムーズな提供を支援する事業で、特に市民が行政サービスを今以上に活用しやすくするために、自治体Webサイトの標準メニュー体系「ユニバーサルメニュー(R)」に加え、パートナー企業の妊娠・出産・育児の関連コンテンツ(広告)を提供することにより、自治体の負担なく便利な情報提供を実現、官民の枠を超えた情報提供を可能にする。

同プロジェクトのメリットとして、市民側は子育て行政サービス活用の機会が増え必要な時に必要な支援が受けやすくなること、外出先でもスマートフォンからのアクセスが可能であること、自治体側は財政負担なしでPC・スマートフォン対応の子育てサイトの制作ができること、情報提供企業側は出産や乳幼児の子育てに取り組んでいる親に訴求しやすい媒体であること、などが挙げらる。

同プロジェクトへの参加自治体は、2012年8月の神戸市を皮切りに全国42自治体まで拡大、日本の総人口のカバー率で10%を突破するなど急拡大しており、2013年内には100自治体の参画を目指す。

8/29前場/動いた株・出来た株

前場/動いた株・出来た株
*ソースネクスト<4344>  762  +100
値動きの軽さを妙味に短期資金の値幅取りの動き。

*JBR<2453>  306000  +31400
短期資金の値幅取り商い集まりやすい銘柄の上昇目立つ。

*石井鉄工所<6362>  306  +26
引き続き含み資産関連などとしてはやされる。

*CVSベイエリア<2687>  153  +9
値動きの軽さをはやした追随買いが続く。

*国際帝石<1605>  455000  +23000
原油市況上昇でメリットの大きい銘柄として。

*ネオス<3627>  1630  +79
短期的な調整一巡感で自律反発狙いの動きに。

*石油資源開発<1662>  4495  +200
原油高メリット銘柄の一角として関心高まる。

*スタートトゥデイ<3092>  2191  +97
ショートカバーの流れが引き続き優勢か。

*ミツバ<7280>  1647  +66
業績上振れ期待など高く押し目買いの流れに。

*太平洋セメント<5233>  372  +14
引き続きオリンピック関連などとしての期待感も。

*日本トリム<6788>  12980  +480
右肩上がりの上昇続く、特に資金の材料は観測されず。

*三愛石油<8097>  408  +15
羽田関連の石油会社として関心集める。

*ミネベア<6479>  439  +16
子会社が中国メーカーの金型を検査して品質を保証するサービスを開始と。

*ワコム<6727>  852  +31
前日にはパイオニアと協業して遠隔会議ソリューションの販売開始と。

*新電元<6844>  568  +20
550円レベルは下値支持線として機能で。

*三井松島<1518>  144  +5
原発再稼働の遅れを意識で石炭需要拡大期待へ。

*トクヤマ<4043>  351  +12
クレディ・スイスでは目標株価を350円から400円に引き上げ。

*いすゞ<7202>  591  +20
ここまで売り込まれた反動、短期的な突っ込み警戒感も。

*川崎汽船<9107>  219  +7
野村では、スポット運賃回復の恩恵を受ける銘柄と指摘。

*日本カーバイド<4064>  314  +10
300円レベルを目先の下値支持線として意識も。

*レオパレス21<8848>  615  +19
中小型不動産株の一角が堅調な動きにも。

*昭和シェル<5002>  986  +30
原油市況上昇で石油株に関心が向かう。

*古河電工<5801>  205  +6
直近ではゴールドマンが「中立」に格上げ。

*スズキ<7269>  2119  +60
新興国関連の自動車株はリバウンドの流れに。

*イオンFS<8570>  2614  +69
前日に下げの目立った反動なども。

*新日本科学<2395>  1039  -69
6月の安値水準割り込んで処分売りの動きが強まる格好に。

*関西電力<9503>  1078  -70
高浜原発の津波対策で再検討求められると。

*アーク<7873>  247  -16
前日上昇の反動で短期資金の利食い売り優勢に。

*興銀リース<8425>  2280  -136
ファイナンス実施による需給・希薄化懸念など続く。

*東京電力<9501>  483  -27
新潟県知事では東電の安全な原発運営に疑問とも。

*前田建設<1824>  541  -30
CB発行による将来的な希薄化懸念。

*北海道電力<9509>  1107  -60
電力株は全面安、原油市況上昇などでコスト負担増懸念。

*KADOKAWA<9477>  3365  -175
海外売出実施に伴う需給懸念で。

*四国電力<9507>  1457  -71
電力株が全面安、中部電力や中国電力も下落率上位。

*ワキタ<8125>  1087  -52
信用買い残が高水準など需給不安も。

*MUTOH<7999>  493  -19
短期資金の利食い売りが優勢となる形に。

*ライト工業<1926>  676  -25
特に材料は見当たらず需給要因などが中心か。

*ジェイアイエヌ<3046>  3180  -115
引き続き目先の業績鈍化懸念などで。

*ベスト電器<8175>  141  -5
6月安値を割り込んで見切り売りが優勢に。

*山陽電気鉄道<9052>  427  -15
TOPIXイベント通過後の反動安を懸念で。

*GSユアサ<6674>  492  +11
引き続き、シティの投資判断格上げを評価材料視。

*住石HLDG<1514>  160  +3
特定資金介入思惑に原油高の流れも追い風か。

*JXHLDG<5020>  533  +12
原油市況の上昇で石油株は総じて高い。

*京セラ<6971>  10080  +220
1:2の株式分割実施を発表で。

*サントリー食品<2587>  3600  +25
大引けではTOPIXリバランスで買い需要が発生。

*任天堂<7974>  11640  -350
Wii U値下げは株価にネガティブとの指摘も。

*キーウェア<3799>  1070  +150
引き続き生体認証関連として上値追いの動き。

*イマジカ<6879>  490  +65
直近では安倍首相が社長会食などで思惑も。

*N・フィールド<6077> 2550カ
本日マザーズ市場に新規上場し人気化。

*モルフォ<3653> 4025 +700
連日の高値更新により需給面主導で上値追い。

*シュッピン<3179> 1287 +217
好業績の内需関連株として評価の動きが継続。

*ラクーン<3031> 355 -35
第1四半期決算をネガティブ材料視。

*エイティング<3785> 2533 +500
引き続き、「テトリスモンスター」の普及に期待感。

*ガンホー<3765> 63600 +3600
引き続き、自律反発狙いの買い優勢。

*Dガレージ<4819> 485500 +23500
ベリトランスのサービス拡大を材料視。

*J・TEC<7774> 391500 +18000
先端設備等投資促進事業費の補助金を好感。

*ホロン<7748> 99900 +11700
値動きの軽さを材料視した短期資金による物色が継続。

*3Dマトリックス<7777> 2577 -229
直近安値を割り込み見切り売りが膨らむ。

太陽嵐が、金融マーケットをリセットする日

アメリカは1999年から「Xデー」に向け、準備済み
(以下引用)
「実はここだけの話、わが社のファンドは2008年のリーマンショックも、そして11年の東日本大震災でさえ、乗り切ってきました。その際、最前線でギリギリの投資判断を行ったのがA常務です。そう聞くと『一体、何を判断基準にしてそのように巧みな投資判断を行ったのか』といぶかしく思うかもしれません。当人が私にだけ、こっそり教えてくれたのですが、実は彼が見ているのはただひとつ、太陽の黒点なのです。そしてその数と動きを毎日チェックすることで、地球上の出来事との相関関係を推察し、それで最終判断をしてきたのです」

太陽嵐が吹き荒れた1859年を上回る被害も?

「まさか、そんなことがあっていいものか。個人投資家からカネを集めるときには、やれ金利だ、指標だともっともらしいことを言っておきながら、実際には“お天道様”次第で大事なマネーの運用をしているとはいったい何事か」。そう怒る向きもいるかもしれない。だが、ぜひ一度、冷静に考えてもらいたいのである。マーケットを見るにあたって、なぜ“太陽”こそが大切なのか、と。
太陽嵐とは太陽の表面上で巨大な爆発が起こり(太陽フレア)、それによって爆発的な太陽風が放出されることによって、電磁波・粒子・粒子線が宇宙に向けて飛び出していく現象のことを指している。当然、この強力な「風」、すなわち「太陽嵐」は太陽系の惑星であり、私たちの暮らす地球にも甚大な影響を与える。

それでは「太陽嵐」がいったいどのような影響を地球に与えるのだろうか。歴史上、記録が残っている限りにおいて最大の太陽フレアが観察されたのは、今から154年前の「1859年」のことである。
このとき、8月28日から9月2日までの間、巨大な太陽フレアが観測された。そして通常であれば粒子が地球に届くまで数日かかるところを、計算するとたったの17時間で太陽嵐が地球を襲うことになったのである。その結果、米欧をはじめ、わが国においてですら「オーロラ」が観測され、場所によっては「夜なのに昼」であるかのような状況になったことが知られているのだ。

驚くべきなのはこれだけではない。当時、最も甚大な被害を受けたのは、使われ始めたばかりの「電信」施設だった。なぜならば電信用の電線に通電していないにもかかわらず、太陽嵐からの充電が行われた結果、放電が発生したからである。米欧の各地で通信手段としての「電信」は不通となり、大混乱となったのである。

そして2013年の「現在」。わが国のマスメディアは不思議と大々的に「そのように意義深い事案」としては報じていないが、8月5日にアメリカ航空宇宙局(NASA)がその公式ホームページ上でひとつの重大な発表を行った。「これから3~4カ月以内に太陽で極域磁場の転換が発生する」というのである。

極域磁場の転換、すなわち陽極と陰極が太陽で反転すること自体は、不思議なことではまったくない。これは11年周期で起きることであり、この11年のサイクルのことを「太陽周期」と呼ぶ。現在は2008年から続く第24太陽周期の最中である(ちなみに「1859年の太陽嵐」が起きたのは第10太陽周期においてである)。
その限りにおいて、このNASAによる対外発表は、あまり意味のないもののように思えなくもない。そのせいであろう、先ほども書いたとおり、わが国のマスメディアはこのことについて黙したままだ。

金融マーケットが太陽嵐の「被害者」になる可能性

しかし海の向こう側においては、まったく事情が異なっている。たとえばドイツの代表的な週刊誌「デア・シュピーゲル」は2013年8月12日号で太陽物理学の研究者であるトッド・ヘクセマ米スタンフォード大学教授の言葉を引用しながら、こう述べている:
●太陽周期の中間で、太陽における極域磁場の転換が発生する場合、これには強烈な太陽活動が伴うことになり、宇宙空間は「嵐」にも似た状況になってくる。
●その結果、粒子が大気圏の上層部にぶつかり、衛星通信に障害が出る可能性がある。また今年(2013年)の冬にはオーロラがとりわけはっきりと見えることであろう。
ドイツのメディアらしく、客観的かつ抑え目の表現ではあるが、要するに「1859年の太陽嵐のときと同じような出来事が地球上で発生する危険性がある」というわけなのだ。いや、もっと正確に言わなければならない。その後の技術革新、とりわけ電気通信手段の革新を前提にした場合、巨大な太陽嵐が今回発生するならば、「あの時=1859年」の比ではないほどの被害が生じることは目に見えているのである。

そしてそこで最大の「被害」の現場となるのが、金融マーケットなのだ。実物の紙幣として発行されているマネーは、世間で流通しているマネーのほんの一部であり、大半は電子データとして管理されている。いわゆる「信用創造」によってこのようなことが可能になるのであって、たとえばわが国の場合、「実物の紙幣」としての日本円は、「ヴァーチャル」な意味での日本円も合わせた金額の、実に5%しか流通していない。後者のような「日本円」は、インターネットなど電気的な通信手段によってやり取りされ、決済されているのである。

ところがそこに世界史上、まれに見る規模での「太陽嵐」が発生するならば、いったい何が起きるであろうか。目に見えない電磁波・粒子・粒子線は世界中の至るところ、特に先進国に張り巡らされた電気通信網の中に入り込み、そこでやり取りされている無数のデータを破壊し尽くすはずだ。その中には電子化された「マネー」や「有価証券」がもちろん入ってくる。そしてそれらもまた容赦なく、太陽からの目に見えないビームによって焼き尽くされていく――。

「そのような出来事が起きるのは、まったくもって信じられない。それにわが国は世界でも屈指の対外純資産を抱えた“金満国”だ。何があっても倒れるはずはなく、大丈夫なはずだ」

最近、若い「評論家」の方々がそう口々に叫んでいるようだが、私の目からすれば、まったくもって笑止であり、リスク・マネジメントを知らないお気軽な議論でしかない。結局のところ耳触りのよい愛国主義を語り、リスク・マネジメントの基本である「Think the Unthinkable」すなわち“考えられないことだから考える”というプリンシプルを語らない御仁たちの議論はエンターテイメントでしかなく、未来に向けた生き残りを考えるにあたっては顧慮に値しないのである。

日米欧は「金融新秩序」へ?

しかも、事は彼らの議論のように一国単位の話ではないのだ。そうしたわが国の「日常的な経済評論界」における現状を脇に追いやりつつ、私が読者にぜひしてもらいたいことがひとつだけある。それは「仮にあなたが世界のリーダーであるならば、この太陽嵐という“人智を超えた”究極の事態を迎えるかもしれないときに、とりわけマーケットで何を画策するか」という点である。
そう考えたときの答えはただひとつ。「量的緩和によってマネーの量が膨れに膨れ上がったものの、何ら解決されない金融メルトダウンを最終的に決着させること」である。アメリカのオバマ大統領であれば、天文学的な量となった連邦レヴェルでの公的債務をなきものとし、あわせて量的緩和(QE)をやめるだけではなく、まったく新しい通貨、そして経済体制への移行を宣言するはずだ。
あるいはドイツのメルケル首相であれば、このままでは永続的に膨らむ債務を抱えたギリシアなど南欧諸国との関係を、これを機に断ち切り、同時に「ユーロ」をやめ、まったく新しい通貨、通貨圏の創造へと突進し始めるはずだ。
そしてわが国の安倍晋三総理大臣であれば、公然とデフォルト宣言をするまでもなく、莫大な財政赤字を帳消しとし、他方で何らかの秘策を打ち出すことで、米欧との比較でわが国が優位であることを示し、一気に世界史の正面へと躍り出ようとするはずだ。
だが、事はそう簡単には進まない。「太陽嵐」が吹きすさぶそのタイミング(今年9~11月、ないし12月)で、ありとあらゆるリスクが「同時多発的」に炸裂するのであるから。それでは最後に、いったい、その中で誰が生き残るのか。――世界史のエンドゲームはもう始まっているのだ。
(引用元:東洋経済)

8/29住石HD---連日の上昇、石炭需要の拡大などもはやす

(1514)  住石HD  167  +10

出来高伴って連日の上昇。足元では特定資金の介入観測などがはやされる形で、短期資金の関心を集めている。加えて、東京電力の汚染水漏洩問題を受けて、原発再稼働が全般的に遅延するとの見方が浮上、火力発電所向けの石炭需要が高まるとの観測も台頭しているようだ。本日は三井松島などの強い動きも目立っている。

8/29日経平均は反発、京セラ(6971)は株式分割を好感し、値上がり寄与度2位に

日経平均寄与度ランキング
29日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり139銘柄、値下がり74銘柄、変わらず12銘柄となった。

日経平均は反発。63.80円高の13402.26円(出来高概算8億6000万株)で前場の取引を終えた。28日の米国株式相場はNYダウが3日ぶりに反発したこともあり、前日の大幅下落に対する自律反発をみせた。ただし、シリア情勢の緊迫に加え、米国ではレーバーデーの祝日を控えているため、海外勢による資金流入は限られている。そのため、日経平均は狭いレンジでの推移が続いている。

セクターではシリア情勢を受けた原油先物相場の上昇の流れにより、鉱業、石油石炭が堅調。パルプ紙、ガラス土石、海運などもしっかり。一方、電力ガス、その他製品、ゴム製品、金属製品、空運、倉庫運輸、医薬品などが冴えない。

指数インパクトの大きいファーストリテ<9983>、ソフトバンク<9984>が値上がり寄与度上位に。また、京セラ<6971>は株式分割を好感し、寄与度2位。スズキ<7269>はここ数日大きく下落した反動からリバウンドの動きとなり寄与度5位。その他、信越化学<4063>、ダイキン<6367>などがランクイン。

一方で、KDDI<9433>はNTTドコモ<9437>のiPhone導入観測もあり、値下がり寄与度ト
ップに。また、アステラス製薬<4503>、武田<4502>、エーザイ<4523>など薬品株がラ
ンクイン。その他、ファナック<6954>、ホンダ<7267>などが寄与度上位に。

*11:30現在
 
日経平均株価  13402.26(+63.80)

値上がり銘柄数 139(寄与度+94.63)
値下がり銘柄数  74(寄与度-30.83)
変わらず銘柄数  12

○値上がり上位銘柄
コード   銘柄             直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテイ    31400    500 +20.02
<6971> 京セラ              10080    220  +8.81
<4063> 信越化               6000    120  +4.80
<9984> ソフトバンク         6150     30  +3.60
<8035> 東エレク             4125     60  +2.40
<7269> スズキ               2119     60  +2.40
<6367> ダイキン             4680     55  +2.20
<6857> アドテスト           1200     25  +2.00
<9613> NTTデータ       349500   5000  +2.00
<9735> セコム               5650     50  +2.00
<3382> 7&I-HD         3475     40  +1.60
<9766> コナミ               2153     36  +1.44
<7270> 富士重               2386     36  +1.44
<7205> 日野自               1300     33  +1.32
<5002> 昭和シェル            986     30  +1.20
<4543> テルモ               4665     30  +1.20
<6902> デンソー             4495     30  +1.20
<6326> クボタ               1352     27  +1.08
<5901> 洋缶HD             1666     26  +1.04
<3099> ミツコシイセタン     1301     25  +1.00

○値下がり上位銘柄
コード   銘柄             直近価格 前日比 寄与度
<9433> KDDI             4720    -45  -3.60
<6954> ファナック          14860    -80  -3.20
<4503> アステラス薬         5050    -50  -2.00
<7267> ホンダ               3590    -20  -1.60
<7733> オリンパス           2882    -35  -1.40
<5108> ブリヂストン         3250    -30  -1.20
<7751> キヤノン             2938    -19  -1.14
<4502> 武田                 4520    -25  -1.00
<4523> エーザイ             3990    -25  -1.00
<2802> 味の素               1272    -22  -0.88
<8802> 菱地所               2547    -22  -0.88
<7731> ニコン               1657    -21  -0.84
<6762> TDK               3670    -20  -0.80
<6752> パナソニック          872    -19  -0.76
<8815> 東急不                908    -16  -0.64
<4452> 花王                 2953    -16  -0.64
<2914> JT                 3355    -15  -0.60
<6301> コマツ               2165    -14  -0.56
<2503> キリンHD           1374    -13  -0.52
<9301> 三菱倉               1260    -12  -0.48

8/29石油関連株が軒並み高、NY原油先物高が追い風に

石油関連株が軒並み高となり、東証業種別株価指数では、鉱業、石油石炭製品が値上がり率1、2位に浮上した。鉱業株では国際石油開発帝石(1605)、石油資源開発(1662)が上伸し、石油株では昭和シェル石油(5002)、JXホールディングス(5020)などが堅調。NY原油先物高が追い風となり、買い気が高まった。米国株式市場では、シェブロンやエクソン・モービルなどの石油関連株が買われており、その流れを引き継ぐ格好となった。

現地28日のNYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)で、原油先物10月物は続伸し、前日比1.09ドル安の1バレル=110.10ドルで取引を終了。シリア情勢の緊迫化により、中東産原油の供給不安が台頭し、買い優勢となった。

上記銘柄の前場終値は以下の通り。(前日比)

国際帝石(1605) 45万5000円(2万3000円高)
石油資源(1662)      4495円(200円高)
昭シェル(5002)        986円(30円高)
JX(5020)              533円(12円高)

8/29Dガレージ---買い優勢、ベリトランスのサービス拡大を材料視

(4819)  Dガレージ  484500  +22500

買い優勢。同社グループのベリトランスが、中小企業・店舗向けオンライン決済サービスの提供を始めたと発表したことが材料視されている。クレジットカード決済とコンビニ決済に対応しており、中小企業や店舗はオンラインで無料登録し、自社のECサイトにシステムを組み込むだけで利用できると。初年度で1万店舗の加入を目指すとも伝わっており、決済サービス事業の拡大に期待感が高まっている。

8/29PIが反発、9月30日を基準日とする1対2の株式分割を材料視

BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業を手掛けるプレステージ・インターナショナル(PI)(4290)が反発し、一時40円高の1450円まで買われている。28日引け後、同社株の投資単位あたりの金額を引き下げ、流動性と投資家層の拡大を図るため、1株を2株に分割すると発表、材料視された。

 株式分割の基準日は9月30日、効力発生日は10月1日。同時に分割に伴い14年3月の期末配当予想を、従来の9円から4.5円(前期実績7.5円)に修正。分割を考慮すると実質的には従来予想から変更はない。

 午前9時28分時点の株価は、前日比32円高の1442円。

8/29京セラ---29年ぶりに株式分割実施へ

(6971)  京セラ  10060  +200

反発。9月30日を基準日とし、10月1日付け実施で株式1株を2株に分割すると発表。同社の株式分割は1984年5月以来、29年ぶりと伝えている。株価は足元でリバウンドをみせており、25日線レベルでの攻防。これを突破し、8月7日以来の1万円の大台を回復している。

8/29ガンホー---買い先行、ゲーム関連への見直しが継続

(3765)  ガンホー  63400  +3400

買い先行。昨日はニンテンドー3DS向けゲームソフト「パズドラZ」への期待があらためて高まり一時大幅高となったものの、買い一巡後は急速に伸び悩み下落となっていた。ただし、昨日は売買代金が全市場でトップとなるなど、手掛かり材料難の中で短期の値幅取り資金が向かいやすい状況となっている。なお、同社の強い動きが刺激材料となり、クルーズ<2138>やコロプラ<3668>など、ゲーム関連も堅調スタート

8/29住友電工、クレディスイス証はコンセンサス予想は上方修正の可能性とコメント

住友電気工業(5802)についてクレディ・スイス証券では28日付で、投資判断「アウトパフォーム」(強気)、目標株価1500円を継続している。

同証券では14年3月期第1四半期(13年4-6月)決算と、その後の取材の結果、14年3月期連結営業利益は会社側計画1000億円を上回る確度が高くなったと考えているという。同証券14年3月期連結営業利益予想1340億円(前期比74.4%増)に変更はなく、1200億円程度のコンセンサス予想は上方修正される可能性が高いとコメントしている。(1)自動車市場予想(2)利益率(3)産業素材他部門(4)環境エネルギー部門(5)為替前提――の5つの保守的要素にも変更はなく、9月中間期決算前に会社側が上方修正する可能性もあると考えていると指摘している。

28日の終値は、前日比32円安の1326円。

8/29新聞からの銘柄材料一覧


*横河電<6841>海洋資源で新組織、浮体LNG設備に照準(日刊工業1面)-○
*LIXIL G<5938>米攻勢 ASB買収完了、ブランド復活に投資(日刊工業3面)-○
*東電<9501>銀座支社を売却、資産処理達成(日刊工業3面)-○
*ニチコン<6996>急速充電器出荷5.5倍、今期目標(日刊工業7面)-○
*コマツ<6301>尿素SCRシステム、米に年内投入(日刊工業10面)-○
*古野電<6814>気象レーダー参入、2機種を開発(日刊工業13面)-○
*フジプレアム<4237>大型タッチパネル量産(日刊工業14面)-○
*富士通<6702>英社のシステム移行受注(日刊工業14面)-○
*京王<9008>東京・多摩市と地域発展で包括協定(日刊工業21面)-○
*いちよし<8624>英マーキュリー証と提携(日刊工業27面)-○
*丸紅<8002>穀物輸送に自社船、価格競争力でカーギル追撃(FujiSankei3面)-○
*シャープ<6753>複写機事業への拡大断念、サムスン提携(FujiSankei5面)-○
*三菱電<6503>空気清浄機に再参入(FujiSankei6面)-○
*ファーストリテイ<9983>ユニクロ上海店、来月末オープン(毎日9面)-○
*パナソニック<6752>14インチで世界最軽量、新パソコン発売(産経10面)-○
*京セラ<6971>世界最薄1ミリスピーカー、TV用開発(東京7面)-○

2013年8月28日水曜日

8/28後場は下落後、急速に値を戻す 値上がりは9銘柄のみ

日経平均寄与度ランキング
28日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり9銘柄、値下がり215銘柄、
変わらず1銘柄となった。

日経平均は大幅続落。シリア情勢の緊迫化を背景とした昨晩の欧米株安、円高進行を受けて、リスクオフムードが強まった。米国によるシリアに対するミサイル攻撃は、早ければ29日に開始される可能性があるとも伝わり、押し目買い意欲は強まりづらかった。

大引けの日経平均は前日比203.91円安の13338.46円となった。東証1部の売買高は19億7950万株、売買代金は1兆6454億円。業種別では、電気・ガスやその他金融、証券、石油・石炭、輸送用機器、非鉄金属、鉄鋼、卸売、機械などが軟調。一方、鉱業のみが上昇した。

シティが投資判断を買い推奨に格上げしたGSユアサ<6674>が値上がり寄与度トップに。また、クレディスイスが目標株価を820円に引き上げたミツミ電機<6767>は寄与度2位。その他、米NYタイムズのハッカー攻撃報道を受けてトレンドマイクロ<4704>がランクイン。

一方で、指数インパクトの大きいファーストリテ<9983>、ソフトバンク<9984>が値下がり寄与度上位に並ぶ。また、為替の急激な円高を受けてホンダ<7267>、トヨタ<7203>が寄与度上位に。KDDI<9433>はNTTドコモ<9437>のiPhone導入観測から寄与度4位に。その他、日揮<1963>、スズキ<7269>などがランクイン。

*15:01現在
 
日経平均株価  13338.46(-203.91)

値上がり銘柄数  9(寄与度+3.08)
値下がり銘柄数 215(寄与度-206.57)
変わらず銘柄数  1

○値上がり上位銘柄
コード   銘柄             直近価格 前日比 寄与度
<6674> GSユアサ            481     27  +1.08
<6767> ミツミ                671     19  +0.76
<4151> 協和キリン           1016     11  +0.44
<1928> 積水ハウス           1212      7  +0.28
<4704> トレンド             3395      5  +0.20
<1605> 国際石開帝石       432000   4000  +0.16
<7951> ヤマハ               1216      2  +0.08
<1332> 日水                  202      1  +0.04
<6752> パナソニック          891      1  +0.04

○値下がり上位銘柄
コード   銘柄             直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテイ    30900   -400 -16.02
<9984> ソフトバンク         6120   -120 -14.41
<7267> ホンダ               3610    -90  -7.21
<9433> KDDI             4765    -75  -6.01
<7203> トヨタ               6020   -140  -5.61
<1963> 日揮                 3325   -125  -5.01
<7269> スズキ               2059   -117  -4.68
<4543> テルモ               4635   -105  -4.20
<4063> 信越化               5880    -90  -3.60
<3382> 7&I-HD         3435    -85  -3.40
<6762> TDK               3690    -85  -3.40
<8035> 東エレク             4065    -85  -3.40
<4503> アステラス薬         5100    -80  -3.20
<7270> 富士重               2350    -75  -3.00
<6902> デンソー             4465    -75  -3.00
<6758> ソニー               1967    -70  -2.80
<6367> ダイキン             4625    -70  -2.80
<7751> キヤノン             2957    -43  -2.58
<8015> 豊通商               2256    -59  -2.36
<8253> クレセゾン           2218    -57  -2.28

8/28レーティング・目標株価引き上げ

5401新日鉄住金 287  -6   14748000
三菱UFJモルガンスタンレー証券では、16年3月期までの年率3割成長の確度が高まった評価しており、レーティングを『ニュートラル』から『アウトパフォーム』に、目標株価を310円から430円に引き上げ。

7月下旬以来のサポートライン285円付近では下げ渋っています。

8/28前場/動いた株・出来た株

前場/動いた株・出来た株
*石川製<6208>  144  +20
引き続き防衛関連の材料株として短期資金が集中する状況に。

*内田洋行<8057>  268  +12
通期業績予想の上方修正を好感する。

*CVSベイ<2687>  134  +6
値動きの軽さをはやして短期資金の注目が続く。

*ソースネクスト<4344>  670  +22
値幅取り妙味が高まりやすい銘柄、韓国企業との提携を引き続き材料視も。

*住石HLDG<1514>  155  +4
特定資金の介入観測などは依然として強いもよう。

*アシックス<7936>  1836  +47
オリンピック関連として引き続き物色続くか。

*ネクソン<3659>  1069  +26
1000円レベルに接近する場面では底堅さも意識。

*シークス<7613>  1154  +28
直近ではみずほ証券の目標株価引き上げなど観測されている。

*GSユアサ<6674>  463  +9
シティでは「1」に格上げ、520円目標としている。

*ミツミ電機<6767>  664  +12
クレディ・スイスでは目標株価を820円に引き上げ。

*石井鉄工所<6362>  283  +5
引き続き含み資産関連として物色か。

*バンナムHD<7832>  1584  +22
新作ソフトの発売を明日に控えて。

*日本カーバイド<4064>  304  -29
地合いの悪化も加わり、個人投資家の処分売り圧力が一段と強まる。

*テンプHLDG<2181>  2280  -214
公募増資やCBの発行を発表で希薄化懸念。

*富士通ゼネ<6755>  1027  -83
7月の業界のエアコン出荷台数は好調などと伝わるが。

*東京製鉄<5423>  495  -40
三菱UFJでは「ニュートラル」から「アンダーP」に格下げ。

*明光ネット<4668>  1161  -75
配当権利落ちなどで処分売り優勢。

*JVCケンウッド<6632>  204  -13
みずほ証券では「買い」から「中立」に格下げ。

*マネックス<8698>  36150  -2300
前日発表の月次は好調だったがリスクオフの流れを嫌気。

*ネオス<3627>  1581  -99
売買ボリューム低下で見切り売りに押される。

*FPG<7148>  998  -62
個人の処分売りが引き続き優勢の格好に。

*エイチーム<3662>  3135  -190
注目タイトルのランキング低下を引き続き弱材料視。

*アルテック<9972>  299  -18
3Dプリンター関連には利食い売りが先行へ。

*キャリアD<2410>  111500  -6600
一昨日に急騰した反動が続く格好へ。

*KLab<3656>  928  -54
米企業との提携受けて急伸した反動も。

*センコー<9069>  464  -27
特に材料は見当たらず需給要因が背景に。

*東京電力<9501>  517  -14
前日は急反発となったが、地合い悪化もあってすかさず戻り売り。

*マツダ<7261>  383  -16
自動車株の中でも円高デメリットは大きく。

*野村HLDG<8604>  686  -32
株式市場の大幅下落で証券株が売られる。

*三菱UFJ<8306>  577  -19
世界的な株安でメガバンクにも売りが優勢となる。

*川崎汽船<9107>  210  -7
リスクオフの流れから景気敏感株は売りが優勢に。

*東京計器<7721>  248  +1
防衛関連の材料株として短期資金の関心集める。

*新日鐵住金<5401>  287  -6
三菱UFJでは投資判断を格上げも地合い悪化に抗えず。

*ソニー<6758>  1954  -83
前日はPS4への期待感など高まり上昇したが。

*MUTOH<7999>  514  -8
短期的な過熱感から短期資金の利食い売りが優勢に。

*トヨタ<7203>  5990  -170
為替の円高進行が自動車株の弱材料につながる。

*住友鉱<5713>  1360  -10
金市況の上昇を手掛かりに相対的に底堅い動き。

*不二サッシ<5940>  369  -25
上ヒゲつけた直近高値水準では戻り売り圧力も強まり。

*森下仁丹<4524>  1020  -90
過熱警戒感からの利食い売りが進む格好に。

*キーウェア<3799>  920  +150
生体認証関連の材料株として連日の急騰。

*富士通フロン<6945>  832  +92
引き続き生体認証関連として買われる流れに。

*トーエル<3361>  546  +52
汚染水対策関連銘柄として人気化か。

*UNITED<2497> 2730 +25
メタップス社との業務提携を材料視。

*コロプラ<3668> 3680 +140
大株主の株式売却に一巡感が意識される。

*モルフォ<3653> 3180 +355
値動きの軽さを材料視した短期資金による物色が継続。

*タカラバイオ<4974> 1942 -73
本日は公募・売出株の受渡日となり換金売りも。

*アプリックス<3727> 457 +42
近距離無線の漏洩防止サービスに関心。

*エイティング<3785> 1910 +277
「テトリスモンスター」の普及に期待感が高まる。

*ガンホー<3765> 69000 +5000
「パズドラZ」の詳細発表を材料視。

*Dガレージ<4819> 461500 -30500
米フェイスブック株の下落に連れ安。

*夢テクノロジー<2458> 133000 -9600
今期業績予想の上振れや増配を材料視した直近の急騰による反動で。

*重松製<7980> 775 +69
防衛関連の一角として物色が波及。

*リプロセル<4978> 1822 -226
地合い悪化でバイオ関連に換金売りが膨らむ。

株高占う「決戦の秋」 外国人が狙う銘柄は

税制議論など秋は重要日程が目白押し。外国人投資家がどう動くかを専門家と「日経ヴェリタス」編集長が解説(日経CNBC) 「外国人投資家は秋に一斉に動き出す」。メリルリンチ日本証券の岡本ゲーリー日本株式営業部長は気を引き締める。証券各社が9月以降に開催する日本株セミナーに、外国人投資家が大挙して参加するのだ。メリルやみずほ証券のセミナーには昨年の2倍の投資家が参加する。
 日本株の動向を大きく左右するのは、売買代金の約6割を占める外国人投資家の動向。昨年11月以降のアベノミクス相場で、外国人の日本株買越額は累計で11兆円を超えた。ただ足元では売り越しとなる週が目立つなど、買いの勢いが落ちている。そんな外国人の売買動向を反映し、先週の日経平均株価 は一時2カ月ぶりの安値圏に沈んだ。
■迫る相場の転換点
 外国人買いが止まったのは、重要イベント目白押しの秋を前に様子見姿勢を強めているためだ。消費税増税と法人税 減税を巡る議論、量的緩和第3弾(QE3)縮小に関する米連邦準備理事会(FRB )の判断、ドイツ連邦議会選挙──。「決戦の秋」に外国人はどう動くのか。
画像の拡大
海外要因で焦点となるのは米金融政策だ。金融緩和の拡大局面が終わり、正常化に向かうとの見方が広がれば、緩和マネーで押し上げられてきた世界の株式相場にはマイナス。足元では秋以降のQE3縮小を先取りする形で、新興国市場からの投資マネー流出が加速。アジアを中心に新興国で株安が進行し、外国人投資家の心理を冷やしている。
 「8対2で『消費増税すべきだ』という意見が多い」。7月から8月上旬にかけて欧州やアジア、北米に出張したSMBC日興証券の阪上亮太チーフ株式ストラテジストは、各地の投資家との面談結果をこう語る。

国内の焦点は何と言っても税制だ。国内総生産 (GDP)比200%に達する公的債務残高への対応として、消費増税は待ったなし。また一度決めた苦い薬の「服用」をやめれば「安倍政権への信認が揺らぎかねない」(JPモルガン証券のイェスパー・コール株式調査部長)。
画像の拡大
半面、消費増税と法人減税がセットで決まれば、財政再建と経済活性化が同時に進むと受け止められ、日本株には好材料。「『変われないニッポン』がついに変わるという印象を外国人に与える」(シティグループ証券の阿部健児チーフ日本株ストラテジスト)点も買いを誘う。
 では「決戦の秋」に外国人が買いを入れる銘柄は何か。ここ数カ月、日本株関連の持ち高を落として欧州に軸足を移してきたヘッジファンド は、アベノミクスの恩恵を受ける内需株を中心に虎視眈々(たんたん)と日本市場への復帰をうかがう。
■マネー、中小型株へ
 一方、「外国人の長期投資家は中小型株に注目し始めている」(みずほ証券の菊地正俊パン・アジアチーフ株式ストラテジスト)。米緩和マネー縮小の思惑で新興国相場が変調をきたし、新興国株の運用成績が低迷。「新興国に向かっていたグロース株 投資の資金が、(成長期待の高い)日本の中小型株に向かっている」(大和証券の成瀬順也チーフストラテジスト)
 そうした傾向はデータからも裏付けられる。日経ヴェリタスは米調査会社ファクトセットの協力を得て、3月末から8月半ばにかけ外国人が持ち株比率を増やした銘柄を算出。外国人による秋の日本株買いの候補となる銘柄を探った。

上位に入ったのは介護サービスのツクイ (2398)や制御装置のナブテスコ (6268)など。自己資本利益率(ROE )が高いうえ、増益率や海外売上高比率が高い「2高」「3高」の中小型株が並ぶ。大型株 と比べ小口の買いでも保有比率が上がりやすい点には注意が必要だが、「外国人の中小型株買い」を裏付ける結果となった。
 外国人投資家が秋のイベントをどう受け止め、どの個別銘柄に注目するのか。2000年以降の経験則では、1年のうち最も下げやすいのが9月と10月。波乱含みの秋相場のカギを握る外国人の「次の一手」を探った。(詳細は25日付紙面に)

8/28ソニー---ヒトゲノムの解析事業に参入、外部環境の落ち着き待ち

(6758)  ソニー  1959  -78

4営業日ぶりに反落。地政学リスクの高まりによるリスク回避の流れから、利益確定の売りが優勢に。一方、ヒトゲノム(全遺伝情報)の解析事業に参入すると報じられている。遺伝子解析装置で世界最大手の米イルミナと合弁会社を設立、日本でサービスを開始すると伝えている。足元では緩やかなリバウンドのトレンドが継続。ボリンジャーバンドの-1σ水準での攻防をみせており、押し目拾いのスタンスか。

8/28電機・精密株が軟調、キヤノン、ニコンは新安値、ソニーも反落

電機・精密株が軟調、キヤノン、ニコンは新安値、ソニーも反落
 キヤノン(7751)が3日続落。一時前日比51円安の2949円まで売られ、今月22日に付けた年初来安値2966円を更新。ニコン(7731)も3日続落。一時同32円安の1654円まで売られ、今月12日の年初来安値1666円を更新した。

 前日の欧米株安や外国為替相場での円高基調を受けて、28日は電機・精密株が軟調。ヒトゲノム(全遺伝情報)の解析事業に参入すると報じられたソニー(6758)も反落し、一時前日比72円安の1965円まで売られている。

8/28テンプHD---下落率トップ、ファイナンスによる需給・希薄化懸念で

(2181)  テンプHD  2209  -285
下落率トップ。公募増資やCB発行などで約324億円を調達すると発表している。公募増資と追加の売出に伴う第3者割当増資で、発行済み株式数の最大12%に当たる新株を発行する。また、CB発行による潜在株の比率は約7%となるもよう。調達資金は買収資金の返済などに充てるとしている。株式価値の希薄化、並びに、需給懸念が優勢となる状況に。政策期待で株価は年初から上昇ピッチを強めていたため、利食い売り圧力なども強まりやすいとみられる。

2013年8月27日火曜日

ダイソーが反発、27日付の株式新聞は1面トップ記事で取り上げ、刺激材料に

ダイソー(4046)が反発し、一時12円高の294円まで買われている。27日付の株式新聞は1面トップ記事で同社株を取り上げ、刺激材料となった。

 同紙によると、同社はここ10年来取り組んできた高付加価値追求のビジネスモデルが奏功。14年3月期第1四半期(13年4-6月)の連結決算は、好採算の「機能化学品」の営業利益が10億3000万円(前年同期比70.2%増)と大幅に増加した。営業利益は12億3000万円(同13.1%増)で上期予想に対する進ちょく率は57.2%と、増額含みになっているもようとした。PBRは0.7倍台で、PER10倍の株価は出遅れ感が強いと指摘している。

 午後2時5分時点の株価は、前日比10円高の292円。

8/27フォコムが続伸 電子書籍配信サービス「めちゃコミック」人気で

インフォコム(4348)が5日続伸。
前日比2万7500円(17.8%)高の18万2000円まで上昇した。
(以下引用)
システム開発会社。前日の取引終了後、今月19日時点の情報として電子書籍配信サービス「めちゃコミック」がKDDI(9433)、NTTドコモ(9437)、ソフトバンク(9984)の公式メニューページの電子書籍カテゴリーにおけるサイト掲載順位で、スマートフォン(スマホ)と従来型の携帯電話の両方で1位となったと発表。これを好感した買いが入った。「メニューリストでは人気の高いサービス順に表示している」(ソフトバンク)という。
 「めちゃコミック」は2006年にサービスを開始。同事業の13年4~6月期売上高は前年同期比30%増となり、過去最高を更新した。(引用元:日経QUICKニュース)

8/27前場/動いた株・出来た株

前場/動いた株・出来た株
*東京電力<9501>  522  +49
汚染水漏洩問題の落ち着き期待がひとまずの反発の材料に。

*ソースネクスト<4344>  1298  +103
新規材料は観測されず、短期資金の値幅取りの動きに。

*ローランドDG<6789>  2600  +177
3Dプリンター関連の一角として短期資金が向かう。

*ゼリア新薬<4559>  2225  +145
前日にはタブロイド紙で取り上げられている。

*新日本理化<4406>  360  +23
仕手性の強さなどあらためて蒸し返す形か。

*空港施設<8864>  744  +46
調整一巡感からの押し目買い、政策期待なども高い銘柄で。

*JBR<2453>  282900  +15300
「藻」関連銘柄としても関心高く。

*石川製<6208>  116  +6
シリア情勢の緊迫化などで防衛関連として買われる。

*マクロミル<3730>  609  +30
クラウドソーシング事業、初の業界団体設立とも。

*群栄化学<4229>  596  +28
米国市場では3Dプリンター関連が大幅に上昇で。

*日東工業<6651>  1574  +71
いちよしではレーティングを新規に「A」格付け。

*古河電気工業<5801>  207  +8
ゴールドマンでは「売り」から「中立」に格上げ。

*菱洋エレク<8068>  812  +29
上半期営業利益は4.5億円から8億円に増額。

*ドワンゴ<3715>  368000  +13000
200日線レベルが下支えにも。

*カヤバ工業<7242>  599  +21
建設機械株など見直しの流れの中で。

*三井金属<5706>  236  +8
非鉄株高の流れの中で押し目買いの動きが強まる。

*ソニー<6758>  2050  +69
欧州でPS4完売、過小在庫も問題視されると。

*パナソニック<6752>  895  +23
ヘルスケア事業が本日最終入札の予定。

*ネオス<3627>  173500  -10400
前日は急反発となったが、リバウンド続かず戻り売り。

*東京都競馬<9672>  422  -24
450円レベルは抵抗線として意識で戻り売り。

*澁谷工業<6340>  2490  -114
委託保証金率引き上げなど信用取引の規制強化で。

*富士急行<9010>  980  -44
狭いもみ合いレンジ下放れに追随売り。

*山陽電気鉄道<9052>  428  -16
引き続き旧大証1部単独上場銘柄は利食い売りが優勢に。

*キャリアD<2410>  120800  -4500
前日に急騰した反動で利食い売り優勢。

*テンプHLDG<2181>  2468  -83
人材関連は前日に強い動きが目立ち。

*エムスリー<2413>  259800  -8400
高値圏で戻り売り圧力も強い。

*ケーズHLDG<8282>  3105  -100
エディオンとLIXILの提携による競争激化を懸念も。

*住友ゴム<5110>  1396  -44
クレディ・スイスでは目標株価を2000円から1800円に引き下げ。

*MUTOH<7999>  559  +12
3Dプリンター関連の材料株として人気継続へ。

*冶金工<5480>  158  +3
第1四半期好決算に伴う業績上振れ期待が続く。

*伊藤忠<8001>  1211  +14
JPモルガンでは大手総合商社5社の第1四半期は順調な収益拡大を確認と。

*東急不<8815>  937  +18
不動産株の一角には引き続き五輪招致への期待が。

*ドコモ<9437>  162700  +3100
引き続きiPhoneの発売期待などが上値追い材料に。

*日東電工<6988>  5580  +140
メリルでは買いの好機とも指摘。

*森下仁丹<4524>  1120  -68
連日の株価急騰で短期的な過熱感も。

*マネースクウェア<8728>  308000  -15000
個人中心に戻り売りなど需給面が重しか。

*富士通フロン<6945>  740  +100
生体認証関連の出遅れとして物色の矛先向かう。

*田淵電機<6624>  548  +38
値動きの軽さを妙味に短期資金による上値追いが続く。

*UNITED<2497> 2901 -239
直近の大幅上昇による反動で利益確定売り優勢。

*コロプラ<3668> 3595 +125
「クイズRPG魔法使いと黒猫のウィズ」が累計400万ダウンロードを突破と発表。

*モルフォ<3653> 2730 +405
値動きの軽さを材料視した短期資金による物色が継続。

*シュッピン<3179> 1081 +80
業績拡大期待を背景とした物色が続く。

*サイバーエージ<4751> 249100 +3600
GSは投資判断「買い」を継続。

*アンジェス<4563> 60900 +6700
子宮頸部前がん病変治療ワクチンのプロジェクトに関心。

*ガンホー<3765> 63100 +7300
直近の大幅下落による反動で自律反発狙いの動き。

*クルーズ<2138> 322500 +16000
ゲーム関連はガンホーの大幅高に連れ高の動き。

*夢テクノロジー<2458> 153800 +23300
引き続き、今期業績予想の上振れや増配を好感。

*マクドナルド<2702> 2580 +35
社長交代報道を受けて業績改善期待が先行。

*インフォコム<4348> 168000 +13500
電子書籍配信サービスに関心高まる。

*C&GSYS<6633> 1530 +135
3Dプリンター関連のテーマ株として物色が波及。

*アールテック<4573> 1537 -100
目立った悪材料はなく調整基調の継続で換金売りが膨らむ展開か。

8/27セコム:連続ピーク利益更新、増配の計画、高値挑戦場面接近

セコム(9735)をマークしたい。

 警備サービスのトップ企業で、医療、防災、保険、食品、情報通信、不動産事業でも展開しているが、13年9月中間期(4-9月)の連結営業利益は532億円(前年同期比5.6%増)、純利益は319億円(同0.6%増)、14年3月期は営業利益1128億円(前期比4.1%増)、純利益661億円(同3.8%増)と連続ピーク利益更新の見通し。第1四半期(4-6月)は営業利益277億2200万円(前年同期比19.0%増)、純利益190億4300万円(同24.7%増)と好スタートを切っている。

 第1四半期の概況は、主力のセキュリティサービス事業が「事業所向け・家庭向けのセントラライズドシステム(オンライン・セキュリティシステム)や監視カメラシステムなどの安全商品の販売が好調」(第1四半期決算短信)、防災事業の採算が改善、保険、情報通信、不動産事業の収益も拡大した。高齢化社会の進行から、今後の事業環境も明るい。

 3月期末配当は115円(前期末105円)の連続増配の計画。

 株価は5000円台半ばでのもみ合いだが、12年8月から上昇転換した13週移動平均線が下から接近、7月23日高値5880円挑戦場面も近そうだ。

 1501万9523株の保有自己株式(6月末)の有効利用にも期待したい。

 前場の株価は、前日比10円安の5680円で引けた。

◎注目株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

電算---マイナンバー制度の開始を控え、業績への貢献が期待される

(3640)  電算  1660  +27

電算(3640)は長野県・新潟県を基盤とする総合情報サービス企業。システム開発を中
心に広範なインフォメーションテクノロジー全体を視野に研究開発に取り組む。地方
自治体向けの業務システムに強み。

2014年3月期第1四半期の業績は、売上高が前年同期比15.0%減の24.85億円、営業損
失が2.42億円で同4.01億円悪化と減収赤字転落決算に。公共分野では市区町村への総
合行政情報システムの新規導入や大規模な法制度改正対応などがなかったこと、産業
分野では大規模なシステム・機器販売案件がなかったことが影響した。

2014年3月期の通期業績見通しは、売上高が前期比8.5%増の150.00億円、営業利益が
同27.6%増の8.20億円と増収営業増益を予想しているが、業績予想の修正については
現在、精査中である。主力商品である総合行政情報システム(Reams.NET)を拡販す
るとともに、提携パートナーとの提携強化を図り、全国の市町村への販売を拡大して
いく。また、次期総合行政情報システムの開発も計画通り進めていく。

なお、2013年5月24日にマイナンバー制度(社会保障と税の一体改革(共通番号制導
入))が国会で可決、成立した。2016年1月の利用開始に向けて、対応する業務シス
テムの提供が予定されており、今後の業績への貢献が期待されそうだ。
日経平均寄与度ランキング
27日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり110銘柄、値下がり95銘柄、変わらず20銘柄となった。

日経平均は小幅に上昇。3.32円高の13639.60円(出来高概算8億4000万株)で前場の取引を終えた。シリアの地政学リスクを背景とした米株安や為替の円高の流れを受けて、売り優勢の展開に。ただ、参加者が限られるなかで下を売り込む流れとはならず、日経平均は寄り付き直後につけた13526.96円を安値に、その後は下げ幅を縮めてきている。

東証1部の騰落銘柄は値下がり数が過半数を占めている。規模別指数では大型株指数のみがプラスとなり、大型株が日経平均を下支えする格好に。セクターでは、非鉄金属、空運、電力ガス、電気機器、パルプ紙、化学などがしっかり。一方で、その他金融、小売、石油石炭、陸運、金属製品、サービス、ゴム製品などが冴えない。

PS4の期待感が強まるソニー<6758>が値上がり寄与度トップに。北米開拓が進む京セラ<6971>が寄与度3位。ここ数日の金相場の反転から住友金属鉱山<5713>が寄与度上位に。その他、TDK<6762>、武田<4502>、デンソー<6902>などがランクイン。

一方で、値下がり寄与度トップはソフトバンク<9984>。香港上場予定と報道されたファーストリテ<9983>が寄与度2位に。また、為替相場がやや円高に振れたことからトヨタ<7203>が寄与度4位。その他、7&I-HD<3382>、三越伊勢丹H<3099>などがランクイン。

*11:30現在
 
日経平均株価  13639.60(+3.32)

値上がり銘柄数 110(寄与度+36.85)
値下がり銘柄数  95(寄与度-33.53)
変わらず銘柄数  20

○値上がり上位銘柄
コード   銘柄             直近価格 前日比 寄与度
<6758> ソニー               2050     69  +2.76
<6762> TDK               3800     60  +2.40
<6971> 京セラ               9910     50  +2.00
<4502> 武田                 4590     45  +1.80
<6902> デンソー             4585     45  +1.80
<7752> リコー               1104     30  +1.20
<4523> エーザイ             4060     25  +1.00
<2802> 味の素               1316     24  +0.96
<5333> ガイシ               1367     24  +0.96
<6752> パナソニック          895     23  +0.92
<7751> キヤノン             3025     15  +0.90
<7733> オリンパス           2961     21  +0.84
<9433> KDDI             4870     10  +0.80
<5713> 住友鉱               1375     20  +0.80
<8815> 東急不                937     18  +0.72
<5802> 住友電               1363     18  +0.72
<4911> 資生堂               1610     16  +0.64
<4901> 富士フイルム         2226     16  +0.64
<7951> ヤマハ               1227     15  +0.60
<4704> トレンド             3410     15  +0.60

○値下がり上位銘柄
コード   銘柄             直近価格 前日比 寄与度
<9984> ソフトバンク         6250    -20  -2.40
<9983> ファーストリテイ    31700    -50  -2.00
<3382> 7&I-HD         3525    -40  -1.60
<7203> トヨタ               6170    -40  -1.60
<3099> ミツコシイセタン     1325    -34  -1.36
<8830> 住友不               4380    -30  -1.20
<6301> コマツ               2218    -26  -1.04
<8802> 菱地所               2599    -26  -1.04
<4543> テルモ               4785    -25  -1.00
<8804> 東建物                862    -24  -0.96
<5101> 浜ゴム                870    -24  -0.96
<8253> クレセゾン           2288    -20  -0.80
<6367> ダイキン             4700    -20  -0.80
<4503> アステラス薬         5200    -20  -0.80
<6305> 日立建               1971    -18  -0.72
<8252> 丸井G                929    -17  -0.68
<4151> 協和キリン           1010    -16  -0.64
<8233> 高島屋                908    -15  -0.60
<1963> 日揮                 3450    -15  -0.60
<7270> 富士重               2453    -15  -0.60

江崎グリコの今14年3月期は海外事業が好調で会社増額修正からさらに上振れの公算

 チョコ、スナック等の菓子製造大手、江崎グリコ(2206)の今2014年3月期は、営業利益が前期比7割増と大きく伸びそうだ。海外事業が想定以上の伸びを見せていることが要因となる。

 会社側は7月末に今期業績見通しを上方修正した。東洋経済は会社側の修正値はなお保守的であり、下表程度の増益幅まで上振れするものとみている。

 修正後の会社計画は、売上高が3145億円(前期比7.3%増)、営業利益62億円(36.6%増)。従来計画に比べて、売上高で45億円、営業利益で10億円の増額となった。

 業績修正と同時に発表された江崎グリコの今第1四半期(13年4~6月)決算によると、売上高は前年同期比7.5%増の784億円、営業利益は38億円(前年同期比2.68倍)だった。ここ数年の四半期業績を見た場合、江崎グリコでは第2四半期(7~9月)は好採算の冷菓が売れた影響で売り上げ、営業利益ともに水準が高く、第1四半期を上回る傾向がある。ただ、会社計画値では第2四半期は売上高895億円、営業利益18億円となってしまい、営業利益に関しては第1四半期を下回る勘定になる。

 今第1四半期は、2011年に洪水被害に遭ったタイ子会社が完全復旧して売り上げが前期比3.8倍となって黒字化したことに加え、上海子会社の売り上げが前期比1.4倍になるなど、海外事業が想定以上の伸びを見せている。

 さらに、8月半ば過ぎの段階では好採算の冷菓事業が猛暑を追い風に、好調だった前年同期よりも10%程度売り上げを伸ばしているもようだ。原料費への円安影響を過大視する会社修正計画は慎重に過ぎるといえ、会社計画にはまだ上振れ余地がありそうだ。

 東洋経済の従来予想は会社期初計画に沿った内容となっていたが、足元までの業績進捗状況を見たうえで、下表のように予想数字を独自に会社修正計画よりも引き上げる。
 (百万円)    売上高  営業利益   経常利益    純利益 1株益¥    1株配¥
連本2013.03      293,002      4,540      6,452      3,287     28.9         15 
連本2014.03予     316,500      7,800      8,100      5,700     43.5         15 
連本2015.03予     324,000      8,200      8,500      5,950     45.4         15 
連中2012.09      156,713      5,188      5,594      3,064     27.0          5 
連中2013.09予     168,000      7,300      7,600      5,200     39.7          5 

デリカフーズはほぼ4ヵ月ぶりの新高値、株主優待導入、低PER

 デリカフーズ(3392)は4営業日続伸、ほぼ4ヵ月ぶりの年初来高値更新となっている。

8月22日の470円前後から出来高が増加し動意をみせていた。12日に第1四半期決算、26日に株主優待制度導入についてそれぞれ発表している。第1四半期(4~6月)の営業利益は前年同期比22.0%増益と好調で、しかも、通期予想の営業利益に対する進捗率が32.2%と高いことから通期に対する増額期待となっている。株主優待については、『こだわり野菜等の詰め合わせ』で、100~500株で1500円相当、500~1000株で3000円相当、1000株以上で6000円相当となっている。予想1株利益57.2円でPERからの買い余地もある。

8/27コロプラ---買い優勢、スマホ向けゲームが400万ダウンロードを突破

(3668)コロプラ  3525  +55

買い優勢。スマホ専用クイズ&カードバトルRPG「クイズRPG魔法使いと黒猫のウィズ」が、累計400万ダウンロードを突破したと発表したことが材料視されている。テレビCMの効果が、想定以上に大きく寄与しているようだ。20日からは全世界に向けて配信を開始するなど、人気タイトルの牽引による業績拡大があらためて高まる格好に。

8/27日東電---米アップルの新型「iPhone」発売控え、見直しの流れに

(6988)  日東電  5600  +160

強い動き。メリルでは投資判断「買い」継続で目標株価を7800円と設定、現在は買いの好機と位置づけている。5月高値から約30%調整した水準となっているが、今後投入される主要顧客の新製品向け売上増、低価格タブレット市場拡大による偏光フィルムやITOフィルム需要の更なる拡大の可能性などから、ファンダメンタルズに対し悲観的になる材料は見当たらないと指摘。また、ジェフリーズでも投資判断を格上げしているようだ。

8/27米市場で3Dプリンター関連が急伸、MUTOH(7999)は7/11以来の高値更新

【3Dプリンター】26日の米国市場では、3Dプリンター関連が急伸し、3Dシステムズ(DDD)とストラタシス(SSYS)はともに最高値を更新している。シティグループが両社を新規「買い」として、市場規模の拡大を予想したもようであり、3Dプリンター関連への刺激材料に。

(7999)MUTOHホールディングス   (4229)群栄化学工業    
(6947)図研                       (6752)パナソニック
(9889)JBCCHD                 (6861)キーエンス
(7013)IHI                         (7201)日産自動車
(6301)コマツ                      (6789)ローランドDG
(8002)丸紅                       (6894)パルステック
(7718)スター精密                 (7944)ローランド
(7958)天馬                       (4640)アンドール
(9831)ヤマダ電機

8/27新聞からの銘柄材料一覧

*IHI<7013>工場排水で発電 小型コジェネ、買い取り対象に(日刊工業1面)-○
*富士電機<6504>松本に開発拠点、パワー半導体(日刊工業3面)-○
*ホソカワミクロ<6277>PM2.5濃度、排出源で高精度測定
                                中国・欧州投入も視野(日刊工業8面)-○
*ヤマハ発<7272>発電機の世界販売、15年度2倍38万台へ(日刊工業8面)-○
*三井造<7003>省エネ型コンテナターミナル開発
                                      欧米で受注活動(日刊工業9面)-○
*パナソニック<6752>ヘッドアップディスプレー参入
                             量産車種採用へ提案開始(日刊工業10面)-○
*三菱電<6503>スマートハウス参入、7家電ネットワーク管理(日刊工業10面)-○
*シークス<7613>メキシコに製造拠点、電子機器受託を強化(日刊工業10面)-○
*宇部興<4208>堺を一時停止、ナイロン原料
                                      市況低迷で採算悪化(日刊工業13面)-○
*五洋建<1893>香港で鉄道駅工事受注、香港鉄路から132億円(日刊工業16面)-○
*LIXIL G<5938>エディオンの筆頭株主に
                           住宅リフォーム事業強化へ提携(FujiSankei3面)-○
*Jフロント<3086>上野に17年秋パルコ出店へ(FujiSankei8面)-○
*東電<9501>柏崎再稼働より険しく、今月も申請困難(読売9面)-○

2013年8月26日月曜日

8/26波乱含みの薄商い相場、QE3縮小観測めぐり依然不安定

市場の重要イベントが相次ぐ9月入りを目前にして、週明けのマーケットでは様子見気分が広がった。
(以下引用)
最大の注目点である米量的緩和策をめぐる不透明感は解消されておらず、早期縮小観測が強まれば株安・円高材料にされる可能性がある。日本株市場では信用買い残が高水準で、下げに拍車がかかりやすい。足元の世界経済は底堅く、昨年までのように全面的なリスクオフが進むとはみられていないが、薄商いのなかでは短期的な相場変動が増幅されやすく、波乱含みの状況だ。  

<市場を惑わす米住宅指標>
週明けの東京市場で、前場の日経平均 は12円安と終値こそ小動きだったが、プラス圏とマイナス圏を行き来するなど、依然として安定感に賭ける展開だった。日銀の「バックアップ」がある円債市場は相変わらず落ち着いているものの、ドル/円は小幅ながら日本株に連動し、小刻みに上下している。
マーケットが安定しないのは、最大の関心事である米国の量的緩和第3弾(QE3)の縮小が依然としてはっきりしないためだ。7月30─31日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録でヒントは得られず、高官発言もまちまち。勢い経済指標への注目度が高くなる。

その経済指標も強弱入り乱れており、市場の混乱に拍車を掛けている。米住宅関連指標では、7月の新築住宅販売件数が前月比13.4%減の年率39万4000戸で、9カ月ぶりの低水準となったが、7月の米中古住宅販売戸数は前月比6.5%増の年率539万戸と2009年11月以来の高水準であり、方向感が全く逆だった。

規模は中古住宅の方が大きいが、データをカウントするタイミングは、中古住宅は所有権の移転時点なのに対し、新築住宅は契約時点と早く、マーケットでは、新築住宅の方をより足元の動きを示すデータとして受け止めている。

しかしながら、新築住宅販売の現況と将来の期待値のほかに、家を建てる相談で来店する客数などを指数化することから先行指標としてみられているNAHB/ウエルズ・ファーゴ住宅建設業者指数の8月は約8年ぶりの高水準であるなど、最近の住宅関連指標は市場参加者を惑わすデータとなっている。

米住宅市場は長期的には改善方向で、9月17─18日のFOMCでQE3縮小が決定されるとの見方も多い。米金利は上昇傾向にあるが、住宅ローン水準自体としては依然低水準であり、賃料とのかい離も大きいため、住宅取得のインセンティブはまだ高いためだ。住宅価格も上昇してきているほか、雇用環境も改善している。

シティグループ証券チーフエコノミストの村嶋帰一氏は、9月のQE3縮小決定の可能性は依然高いとの見方を示したうえで「12月のFOMCで決定となれば、3か月間、マーケットに不透明感を残したままになる。市場が不安定なままでは波乱の芽も小さくならない」と話す。

23日の米市場は7月の新築住宅販売件数の悪化を、QE3縮小の可能性後退ととらえ、米株は上昇、金利は低下した。経済指標の悪化をリスクオン材料に受け止めるのは、マーケットが過剰流動性を原動力にする「金融相場」からまだ抜け出せていない証拠でもある。

  このため、住宅など米経済指標が今後、改善を示していけば、QE3縮小観測の強まりとともに、株安材料として受け止められる可能性がある。その際、米金利が上昇すればドル高・円安要因だが、米株安が進む中では、日本株の積極的な買い材料にはなりにくいとの見方が多い。

<高水準の信用買い残>
日本株市場も方向感に乏しい展開が続いているが、薄商い相場のなかで高水準の信用買い残が波乱要素として意識されている。

東京証券取引所がまとめた8月16日申し込み現在の2市場信用取引現在高(概算)は2兆9992億2500万円。前週比209億4500万円減少したが、直近のピークである5月31日時点の3兆1719億円からほどんど減っていない。昨年11月22日時点は1兆2052億円だった。

「下期の株価上昇期待を捨てきれない投資家が多いとみられ、信用買い残がなかなか減らない。上昇すれば戻り売り、急落すれば投げ売りになる可能性がある。マーケットのボリュームが減少しており、吸収するのが難しくなっている」と証券ジャパン・調査情報部次長の野坂晃一氏は指摘する。

東証1部売買代金は今月12日以来、2兆円割れの水準が約2週間続いている。19日には1兆2566億円の今年最低を記録した。QE3縮小観測に揺れる海外勢は様子見、国内勢は依然としてリバランス中心だ。薄商いのなかで、短期筋の仕掛け的な売買が信用取引の売り戻しを巻き込んで値幅を拡大させる可能性もある。
(引用元:ロイター)

8/26エディオン、LIXILグが筆頭株主 第三者増資で48億円調達

エディオン(2730)は26日、LIXILグループ(5938)を引受先とする第三者割当増資を実施すると発表した。諸費用を除いた手取り概算額で約48億円を調達し、家電量販店の新規出店やリフォーム関連店舗の改装費用に充てる。増資後のLIXILグの出資比率は8.00%で、エディオンの筆頭株主となる。

 払込期日は9月11日。新株発行や自社株の売り出しなどで普通株896万1000株を1株557円で割り当てる。8月26日のエディオン株の終値は531円だった。
 エディオンはこれまで内装材や外壁、太陽光発電などを総合的に提案する住宅リフォーム事業で、LIXILグの製造したトイレやキッチンなど住宅設備を扱っていた。今回の資本業務提携により、LIXILグから新たに窓やサッシなどの提供を受けて取扱商品を拡充し、リフォーム事業を強化する。

8/26後場/動いた株・出来た株

後場/動いた株・出来た株
*テンプHD<2181>  2551  +155
雇用関連銘柄の人気化が継続する形で。

*ゼリア新薬<4559>  2080  +125
一部タブロイド紙などで取り上げられている。

*住石HD<1514>  150  +9
特定資金流入思惑などが根強く。

*大豊建設<1822>  150  +9
特定資金の介入観測なども手掛りと。

*KIMOTO<7908>  874  +47
いちよしではレーティングを格上げへ。

*東京計器<7721>  244  +13
上半期業績上方修正など引き続き材料視。

*日本車輌<7102>  516  +27
近畿車輛の上昇が刺激、リニア関連としての思惑なども。

*黒崎播磨<5352>  212  +11
200円レベルでの底堅さなどを受けて。

*ポケットカード<8519>  748  -44
Jトラストの株価下落が他のノンバンクにも影響へ。

*伊藤忠テクノ<4739>  3415  -150
みずほ証券では目標株価を4250円から3680円に引き下げ。

*鬼ゴム<5196>  543  -21
日産などの伸び悩みは重しだが。

*SMK<6798>  429  -15
先週末にかけて高値更新、利食い売り圧力が強まる。

*日カーバイド<4064>  348  -12
値動きの鈍さから短期資金の見切り売り圧力強く。

*丸山製<6316>  263  -9
先週末までの上昇の反動で戻り売りが優勢に。

8/26不動産株が軒並み高い 五輪開催地決定まで2週間切る

(8801、8802、8830など)不動産株が軒並み高い。住友不は後場一段高となり、前週末比185円高の4445円ときょうの高値を付けた。
(以下引用)
三井不、菱地所も高い。前週末あたりから不動産株への買いが目立ち始めており、市場では「出遅れ感に加え、2020年夏季オリンピックの開催地決定(9月7日、ブエノスアイレス)まで2週間を切り、東京招致を先取りした買いが入っているとの見方が多い。不動産株のほか、日本橋(5912)や東競馬(9672)の急伸も、同様にオリンピック関連と位置付けた思惑買いとみられる。
 市場では、東京招致が決まった場合は「施設の建設などは直接的ながらも一時的な恩恵にとどまるが、東京臨海部の再開発や活性化などは息の長いテーマとなりそうで、その点で大手不動産には恩恵が大きそうだ」(国内証券の不動産担当アナリスト)との声が聞かれる。ただ、今後2週間ほど、期待先行で過度に買い進まれてしまった場合は「落選した場合の反動安はもちろん、当選した場合も買いが長続きしないことも考えられる」(同)との警戒も聞かれる。(引用元:日経QUICKニュース)

8/26前場/動いた株・出来た株


*キャリアD<2410>  126800  +13800
人材関連強い中、月末のTOPIXリバランス期待も。

*ネオス<3627>  181200  +16100
調整一巡感に伴うリバウンド期待、値幅取り妙味などは強く。

*近畿車輛<7122>  324  +27
米国での鉄道車両の大型受注を発表で。

*パソナグループ<2168>  76200  +4600
人材関連銘柄には引き続き政策期待の動き。

*冶金工<5480>  163  +9
業績の上振れ期待などを蒸し返す格好に。

*日本橋梁<5912>  182  +10
インフラ投資関連にもオリンピック関連としての期待感。

*ぐるなび<2440>  1295  +71
上半期営業利益は11億円から16億円に上方修正へ。

*JP HLDG<2749>  520  +28
待機児童ゼロを官民急ぐといった報道も刺激材料に。

*フルキャスト<4848>  286  +15
人材関連銘柄の中では材料性の強さが妙味に。

*MUTOH<7999>  509  +26
3Dプリンター関連として一段と関心強める動きに。

*カナモト<9678>  2354  +117
オリンピック関連として建機レンタル需要の拡大期待。

*東京都競馬<9672>  436  +21
オリンピック関連として短期資金中心に物色が続く。

*ピーエス三菱<1871>  415  +19
日本橋梁の株価上昇などに連れ高も。

*マーベラス<7844>  60600  +2600
「RunBot」が好調な滑り出しで。

*東急不動産<8815>  916  +35
オリンピック招致に伴う地価の上昇期待で。

*レオパレス<8848>  608  +23
不動産株高の流れにも乗る格好へ。

*澁谷工業<6340>  2407  +87
山口大学と共同で肝硬変治療技術を開発と伝わっている。

*日本ペイント<4612>  1399  +48
初めてとなる自社株買いの実施を発表で。

*住友不<8830>  4410  +150
不動産株の強い動き目立つ、オリンピック招致期待が優勢に。

*東京電力<9501>  469  -39
汚染水漏洩問題の広がりを引き続き嫌気へ。

*エイチーム<3662>  3370  -245
ダークラビリンスのランキング低下などをマイナス視。

*神戸電鉄<9046>  395  -27
インデックス買い期待などで上昇してきた反動も。

*近鉄百貨店<8244>  379  -21
400円レベルでの上値の重さも嫌気へ。

*有沢製<5208>  560  -27
業績モメンタムの改善を好感して先週末にかけて一段高で。

*山陽電鉄<9052>  449  -19
旧大証単独上場銘柄の下げが本日は目立つ。

*神栄<3004>  218  -8
人気離散に伴って見切り売り優勢の流れが継続。

*コニカミノルタ<4902>  794  -26
好決算評価で相対的な好パフォーマンスが目立っていたが。

*ジャフコ<8595>  3785  -120
先週末にかけての株価上放れの反動も。

*ジェイアイエヌ<3046>  3535  -110
引き続き成長鈍化懸念が重しとなる格好で。

*石井鉄工所<6362>  271  -8
300円レベル接近で戻り売り圧力も強まり。

*三菱マテ<5711>  397  -11
特に材料は観測されず高値圏で利食い売り優勢か。

*川崎汽船<9107>  219  -3
コンテナ船運賃上昇と伝わるが反応は薄で。

*三菱UFJ<8306>  601  -1
米国市場でも銀行株指数は上値重い展開で。

*大成建設<1801>  425  +7
不動産株と同様に建設株にもオリンピック招致期待。

*三井化学<4183>  264  +6
野村では投資判断を「バイ」に格上げ、305円目標とする。

*長谷工<1808>  122  +1
JCOMと提携でマンションの電気料金を安くするサービス開始と。

*KLab<3656>  1015  +13
引き続き米社との提携を好感した買いが先行。

*鹿島建設<1812>  387  +9
大手建設の4-6月期受注好調と伝わる。

*ドコモ<9437>  160000  +3600
iPhone発売への期待などが思惑視される。

*KDDI<9433>  4845  -115
ドコモなどとの販売競争の激化などを警戒視で。

*住友鉱<5713>  1371  +22
金市況が上昇、他の非鉄市況も上昇傾向に。

*Oakキャピ<3113>  123  -8
アジア・エクイティ・バリュー・リミテッドの保有比率低下へ。

*Jトラスト<8508>  1560  -67
ライツイシューの価格1800円を割り込んで処分売りが続く。

*あかつきFG<8737>  1300  +219
あかつき証券の配当金総額が956百万円になったと発表。

*森下仁丹<4524>  1245  +200
先週はテレビ番組で取り上げられており。

*キーウェア<3799>  670  +100
指紋認証関連としてのテーマ性を引き続きはやす。

*UNITED<2497> 2993 +353
引き続き、バイドゥとの業務提携を材料視。

*PD<4587> 6810 -340
直近の新興市場の地合い悪化でバイオ関連には換金売り。

*モルフォ<3653> 2325 +400
値動きの軽さを材料視した短期資金による物色が継続。

*シュッピン<3179> 1044 +124
業績拡大期待を背景とした物色が続く。

*リアルコム<3856> 102600 -8700
直近の急騰による反動で短期的な過熱感が強まる。

*リプロセル<4978> 9870 +170
先端医療開発の予算増額報道を材料視。

*夢テクノロジー<2458> 130500カ
引き続き、今期業績予想の上振れや増配を好感。

*夢真HD<2362> 528 +58
子会社である夢テクノロジーの連日での急伸が刺激材料に。

*DAC<4281> 491 +11
UNITEDの急伸に連れ高。

*キタック<4707> 230 -30
第3四半期の大幅減益決算を嫌気。

*アイレップ<2132> 1049 +65
1:2の株式分割を材料視。

*エンJPN<4849> 172200 +8700
本日は人材サービス関連に上昇が目立つ。

神戸製鋼所に商い活発、「マツダ型の相場の可能性」

神戸製鋼所(5406)は、このところ出来高が活発となっている。

7月の月間出来高は6月比53.8%増加し、8月も東証1部出来高ランキング上位に顔を出すなど高水準が続いている。全国区銘柄といえるが、関西系銘柄の臭いを持っていることから、このところの関西系人気の流れに乗っている。もちろん、今3月期の営業利益が900億円と前期の112億9400万円から大幅に増える見通しにあることは大きい買い材料である。配当については未定となっているが、復配が有力視されている。マーケットでは、「復配接近のときの株価は妙味がある。同社株もマツダのような相場展開になる可能性を含んでいる」(中堅証券)という。

8/26きょうのストップ高銘柄


きょうのストップ高銘柄=26日前場―11銘柄(気配含まず/一時含む)
ウェルネット<2428 .t="">
シュッピン<3179 .t="">
USシステム<3390 .t="">
モルフォ<3653 .t="">
キーウェア<3799 .t="">
アイフリクH<3845 .t="">
アイル<3854 .t="">
シーシーエス<6669 .t="">
ホロン<7748 .t="">
あかつきFG<8737 .t="">
両毛システム<9691 .t="">

イオンFSが続伸、クレディスイス証は「アウトパフォーム」・目標株価3300円を継続

 イオンフィナンシャルサービス(8570)が続伸。クレディ・スイス証券では26日付で、投資判断「アウトパフォーム」(強気)、目標株価3300円を継続している。

 タイなどの利益貢献が大きいことが懸念され、株価モメンタムは良くないものの、仮に既存アジア事業の成長が鈍化しても、国内の好調やカンボジアなど新しく黒字化した地域の貢献で相殺されることを予想。14年3月期は引き続き高い利益成長が続く見通しで、第1四半期(13年4-6月)の海外利益の貢献は営業利益で52%だが、少数株主分を考慮すると純利益では38%と推定している。

 また、タイ法人は、洪水のあとに大幅に積んだ貸倒引当金が貯金となっており、貸倒費用が増加しにくくなっているとコメント。国内のキャッシング急増、東芝ファイナンス買収効果もあり、急激な落ち込みは想定しにくいと指摘している。

 前引けの株価は41円高の2703。

シュッピン---上場来高値更新、業績拡大期待を背景とした物色が続く

(3179) シュッピン  1016  +96
上場来高値を更新し、一時ストップ高まで急伸。業績拡大期待を背景に、好業績の内需関連として物色が続いている。アベノミクス効果による消費拡大効果が追い風となり、主力のカメラのほか、時計販売などが好調に推移。9日に発表した7月の月次動向では、売上高が前年同月比25.9%増と大きく伸びており、今期の業績上振れ期待も先行へ。

ぐるなびが3日続伸、9月中間期連結予想を引き上げ、営業利益は前年同期比7.3%減の16億円見通し

ぐるなび(2440)が3日続伸。一時前週末比83円高の1307円まで買われている。前週末23日引け後に、13年9月中間期連結業績予想を上方修正しており、好感されている。

 9月中間期は減益幅が従来予想によりも縮小する見通しで、営業利益予想を11億円(前年同期比36.3%減)から16億円(同7.3%減)へ引き上げた。ターゲティングダイレクトメール(e-DM)などのターゲティング商品を中心にスポット型サービスの売上が足元好調に推移。販売促進費が下期にずれ込むことも寄与する。4月に導入を開始した「ぐるなびPRO認証システム3.0」の利用促進やぐるなび会員獲得などに関する費用を、飲食店の最盛期である忘年会・新年会や歓送迎会シーズンに集中的に投下する。

近畿車---急伸、米ロスの路面電車の受注発表を受け

(7122)  近畿車  325  +28
急伸。米ロサンゼルスの路面電車194両を受注したと発表している。総額は約360億円のもよう。合計470両の納入が内定しており、今回はその一部となる。残りの120両に関しても今後受注確定の公算と。サプライズは限定的だが、正式な受注獲得で安心感は強まる状況。先行き業績拡大の確度の高まりをプラス材料視する形に。

アベノミクスの追い風か 販売好調ビール市場の暑い夏

長年デフレに苦しめられてきたビール業界についにアベノミクスの恩恵か。これまで経費削減で毎年縮小してきた夏の中元用のビールギフト販売が、業界全体で16年ぶりにプラスとなった。

 中でもプレミアムビールの勢いが強い。アサヒビールはギフト専用商品としては初めてプレミアムビール「ドライプレミアム」を投入し190万セットを売ったこともあり、ビールギフトの売り上げが8月20日までの累計で前年比11%の2桁増となった。また、サントリー酒類でも「プレミアムモルツ」のギフト出荷が前年比で5%伸びた。

 業務用のたる需要の伸びも続いている。中でも従来の生ビールではない“変わり種”が需要拡大に貢献した。

 アサヒが2010年から展開している、マイナス2度で提供する「エクストラコールド」ビールのサーバー設置店は、7月末で5400店を超えた。販売開始から12年末までの3年間で約3000店だったことを考えると、設置スピードは上がっている。

 キリンビールでは、昨年から展開している生ビールの泡をシャーベット状にして生ビールの上に盛る「一番搾りフローズン〈生〉」の効果で業務用たる出荷は前年比プラスが続く。全国6カ所で夏限定のフローズン生を提供する「一番搾りガーデン」は、7月末までに来店客数22万人を突破した。
 フローズン生のサーバーの設置店も、すでに年間目標数の2000店を突破。これらのビールは一般的に通常の生ビールより単価が高く人気もあるため、飲食店側にとって導入するインセンティブが働くことも設置増の要因になっている。

8/26三井化学、野村証は「Buy」に格上げ

野村証券は23日付で三井化学(4183)の投資判断を3段階中2位の「ニュートラル」から最上位の「Buy」に引き上げた。株価調整で投資魅力が高まったと判断。目標株価(12カ月)は305円を継続した。

8/26プラス材料

近畿車(7122)―ロサンゼルス郡都市交通局から97編成を総額3億6000万ドル(約353億円)で受注
リョーサン(8140)―自社株300万株(消却前発行済み株式数の8.70%)を9月30日付で消却

8/26新聞からの銘柄材料一覧

新聞からの銘柄材料一覧
*ホンダ<7267>海外部品を倍増、新型フィット、コスト低減へ一括発注(26日、日刊工業1面)-○
*三菱自<7211>フィリピンで生産能力3倍(26日、日刊工業5面)-○
*NTTドコモ<9437>健康サービス、海外展開、スマホ向け通信100社に提案(26日、日刊工業11面)-○
*クラレ<3405>シェールガスからエチレン、装置開発着手(26日、日刊工業12面)-○
*ニイタカ<4465>中国で粒状洗浄剤生産、コスト3割削減(26日、日刊工業14面)-○
*東芝<6502>四日市工場を拡張(24日、FujiSankei1面)-○
*パナソニック<6752>医療関連機器事業の売却、26日にも2次入札(24日、FujiSankei6面)-○
*日鉄住金<5401>新日鉄住金エンジ、微生物使った土壌浄化技術(24日、FujiSankei6面)-○
*パナソニック<6752>ミャンマー中心に事業拡大、太陽電池照明を投入(25日、読売9面)-○

2013年8月25日日曜日

市場不安定化が世界経済の足かせとなる可能性、注意必要=日銀総裁

日銀の黒田東彦総裁は24日、米ワイオミング州ジャクソンホールで開催中のカンザスシティー連銀主催シンポジウムに出席し、グローバル化の進展で国際間で金融危機が伝播しやすくなっているため、「国際金融資本市場の不安定化が世界経済の足かせとなる可能性について、十分な注意が必要」と指摘した。
(以下引用)
総裁は明言していないものの、米国の量的緩和縮小の影響をめぐる議論を念頭に置いたとみられる。 また日銀の異次元緩和は期待物価上昇率の引き上げと、成長力強化による自然利子率の引き上げの双方から効果を発揮しているとし、成長力強化で日本経済の耐性を強める必要性を強調した。

日銀が講演内容をホームページに掲載した。

黒田総裁は 、国際的な資本フローやグローバル流動性に関して、 金融緩和で積みあがったベースマネーや、国債など買入れ手段の需給変化が、1)金融市場参加者の期待形成や取引がどのように変化するか、2)国際的な資本フローにどのような影響を及ぼすか──を重要な論点として挙げた。

同時に量的緩和など非伝統的金融政策と「国際的な資本フローの関係は、非常に複雑」、 「金融緩和を行ったからといって必ずしも資本が海外に流出するとは限らない」とも述べ、日米などの金融緩和のみが世界の流動性を左右しているわけでないとの認識も強調した。

日銀の異次元緩和の効果について「株価は上昇している」「長期金利は足元では、海外金利が上昇する中にあっても、ほぼ横ばいで推移している」と市場安定に寄与しているとの認識を示した。「多くの指標が予想物価上昇率が上昇していることを示しており、名目金利の低位安定と相まって、実質金利の引き下げに効果を発揮している」とし、「すでに成果を上げつつある」と自賛した。

 <成長力強化による自然利子率引き上げ重要>

金融緩和が効果を挙げるには「企業の予想収益率に相当する自然利子率を所与として実質金利を引き下げるという方法と、実質金利を所与として自然利子率を引き上げるという方法の2つが考えられる」と指摘。日銀の金融緩和は2つの側面から、「効果を発揮しつつある」と述べた。

具体的には「日本の潜在成長力が回復すれば、投資機会が増え、自然利子率の上昇という形になって現れてくる」として、貸出支援基金を通じ「成長性の高い企業や事業分野の資金需要の発掘に向けた金融機関の取り組みを促進することを狙いとしている」と述べた。

「自然利子率を高く維持することは様々なショックに対する経済の耐性を高め、政策金利が再びゼロの下限にヒットする可能性が低下し、日本経済の耐性が高まる」との見方を示した。 (引用元:ロイターニュース)

総理の消費税対応判断 9月下旬から10月上旬

 甘利明経済財政政策担当大臣は25日、安部総理が消費税引き上げに対して判断する時期について「9月下旬から10月上旬の幅になると思う」とNHK番組の中で語った。甘利大臣は「安倍総理はまだ判断時期を決めていないと思う」との認識を示したうえで「総理が(10月1日の)日銀短観のデータを見ようとされるかどうか」と語り、10月上旬になるのではないかと予測する要因のひとつを示した。

 甘利大臣は消費税引き上げについて、26日から始める60人の有識者から意見を聞く有識者会合の狙いについて「経済財政諮問会議でもしっかり検証していくという項目があり、それに従って、しっかり意見を聞いていく。また、極力、幅広い意見を聞いて、引き上げにより生じる懸念の有無や(懸念に対する)対策材料にしたいという思いが総理にはある」とした。甘利大臣は有識者会合での意見をまとめたものを「9月に総理に提出したい」と語った。

 また、消費税引き上げについて「決められている通りスムーズにできることが一番良いと思うが、引き上げた結果、引き上げたことの効果をすべて相殺してしまうようなことになれば困る」と語り、「引き上げるとどういう問題が起きるか、しっかり検証することが大事。また、経済の信頼性、社会保障の信頼性、財政への信頼性、国債への信頼性、海外からの信頼性、それら全部を勘案して間違いないようやっていきたい」とした。(引用元:EconomicNews)

2013年9月のドイツ総選挙の争点

ユーロ圏危機対策は争点とならず、メルケル首相続投へ

◆9月22日のドイツ連邦議会選挙まであと2か月を切った。国外からは小康状態にあるユーロ圏危機がどのような形で収束に向かうか、その鍵を握るドイツの今後4年の政治勢力図を決定する選挙として注目されている。ところが、ドイツ国民の関心は対欧州政策にはほとんど向いていない。各党の選挙綱領の重点項目も、財政(税)、エネルギー政策、雇用政策、家族政策、社会保障政策など国内問題が目立つ。

◆与党のキリスト教民主同盟(CDU)/キリスト教社会同盟(CSU)と自由民主党(FDP)は財政健全化の成果を誇り、次期政権では増税なしで財政黒字を達成すると約束している。ただし、同時に低所得者支援、子育て支援の強化など歳出拡大を伴う公約も少なくなく、財政黒字化と両立しうるか、実現可能性に疑問符がつく。

◆一方、野党第1党の社会民主党(SPD)は、緑の党と組んで政権奪回を目指している。両党は「社会公正の実現」を掲げ、高所得者の所得税率引き上げ、財産税の再導入、金融取引課税などを財源に、低所得者支援、教育・インフラ整備への投資拡大を約束している。しかし、多岐にわたる増税計画には批判が多く、支持率は伸び悩んでいる。

◆世論調査からはCDU/CSUとFDPの連立政権が続投する可能性が高いと判断される。FDPが議席獲得に必要な5%の得票率に届かない場合は、CDU/CSUとSPDの大連立政権誕生の可能性が高いだろう。いずれにせよ、メルケル首相が続投することになり、国内政策に関して大きな変化は予想されない。

◆ドイツで新政権が発足すれば、金融市場でボラティリティが極端に低下した状態は終了すると見込まれる。ただし、新政権発足でドイツがユーロ圏危機対策でこれまでの慎重姿勢を大きく転換させると考えるならば、それは期待外れに終わるだろう。CDU/CSUはユーロ圏維持を明示しているが、他方でユーロ共同債や預金保険制度一元化には反対を表明している。これが変わるとすれば、それは改めて危機に直面し、問題解決を迫られた場合で、その最初の試練となりうるのはギリシャの債務再編問題と予想される。 (大和総研経済調査部 シニアエコノミス山崎 加津子)

2013年8月23日金曜日

松井証券、NISA口座の売買手数料を無期限で無料に 顧客争奪戦の切り札

 ネット証券大手の松井証券は23日、来年1月に導入される少額投資非課税制度(NISA)で、NISA口座での株式取引などの売買手数料を無期限で無料にすると発表した。

 口座開設は10月1日からで、いまは開設の予約申込みを受け付けている。取引開始は来年1月6日から。

 対象となるのは、上場株式、上場投資信託(ETF)、不動産投資信託(REIT)などの売買手数料。すでにネット証券では、最大手のSBI証券が来年中の売買手数料を一律52円、楽天証券が一律105円にすると公表しているが、無料化の表明は松井が初めて。証券投資の初心者らが同社を選ぶよう、お得感を打ち出す。

 NISAは、年間の投資金額100万円分までの株式投資や投資信託にかかる値上がり益、配当金が最長5年間非課税となる制度。全金融機関を通じて1人1口座しか開設できず、開設後4年間は他の金融機関へ乗り換えられないため、顧客の争奪戦となっている。手数料の無料化や引き下げの他に、口座開設予約者を対象とするプレゼントキャンペーンなども展開され、争奪戦は激しさを増している。

松井証券やカブコム、NISA手数料を無料に
松井証券、NISA口座での株式取引手数料を恒久的に無料化
 

松井証券やカブコム、NISA手数料を無料に

2014年1月に始まる少額投資非課税制度(日本版ISA=NISA)で、株式取引などの手数料を無料にする動きがネット証券の間で広がってきた。松井証券はNISA口座での株式売買手数料を無期限で無料にするほか、カブドットコム証券も買い付け手数料を5年間ゼロにする。顧客の獲得競争は激しく、他のネット証券も追随しそう。手数料ゼロが業界標準になる可能性もある。
 NISAは年100万円までの投資について配当や譲渡益が5年間、非課税になる制度。10月1日に口座受け付けが始まる。松井は同口座で株式や上場投資信託(ETF)、不動産投資信託(REIT)を売買する際の手数料を無料にする。
 松井の通常の手数料は1日の約定代金が10万円までは無料だが、30万円までは1回315円、50万円までは525円かかる。NISA口座では約定代金に関係なく無料とし、株式投資になじみの薄い客層を取り込む狙いだ。
 カブコムは14年の1年間、NISA口座での株式買い付け手数料を無料にする方針を打ち出しているが、期間を18年まで延長する。さらにNISA口座を持つ顧客を対象に、通常の証券口座での株式手数料を1%割り引くサービスも設ける。
 金融機関は今春から口座開設の事前予約を受け付けている。NISA口座は1人1口座しか開設できないとあって、金融機関の間で顧客の奪い合いが激しくなっている。
 ネット証券最大手のSBI証券はNISA口座内での売買手数料を一律52円、楽天証券が一律105円にすることを公表済み。だが、顧客動向次第では追加値下げを打ち出す可能性が高い。

8/23ガンホー(3765)が4日続落


ガンホー(3765)が4日続落。

後場一段安となり、前日比5200円(9%)安の5万2800円まで下げた。株式分割を考慮すると、4月17日以来約4カ月ぶりの安値を付けた。今月中旬には6万3000~6万8000円を中心とした価格帯でもみ合っていたが、前日終値が6万円を割り込んでレンジから下放れたため、損失覚悟の売りなどが出ている。

 成長鈍化懸念を背景に、7月初旬からじり安基調にある。きょうの取引水準のまま推移すると、週足チャートでは陰線(終値が始値を下回る、黒抜きの線)が7週連続になる。「ガンホーが抱えるゲームタイトルが比較的少ないため、(利用が少ない)ライトユーザー離れが懸念されている」(国内運用会社のファンドマネジャー)という。

8/23前場/動いた株・出来た株

*KLab<3656>  1002  +150
スマホゲームの米大手と提携、欧米配信へと伝わる。

*群栄化学<4229>  547  +40
経済産業省が3Dプリンターの開発進展に向け概算要求に必要経費盛り込むと。

*タカタ<7312>  2511  +156
クレディ・スイスでは2200円から2450円に目標株価を引き上げ。

*MUTOH<7999>  491  +29
3Dプリンター関連の代表格として短期資金の物色が向かう。

*酉島製作所<6363>  994  +55
安倍首相の中東歴訪に対する期待感が先行する。

*アマダ<6113>  771  +41
上半期業績の上振れ観測報道が好感される。

*岩崎電気<6924>  193  +10
いちよしでポジティブなレポートがリリースされている。

*水戸証券<8622>  473  +24
全体相場の上昇を受けて中堅証券株の一角も人気化へ。

*東洋ゴム<5105>  595  +30
為替の円安進行や自動車株高が支援にも。

*三越伊勢丹<3099>  1307  +63
百貨店株の一角で強い動きが目立つが。

*特殊陶<5334>  1965  +93
前日に三菱UFJでは目標株価を引き上げていたが。

*東京建物<8804>  894  +42
五輪招致期待などで不動産株は強い動きとなり。

*ヤマハ発<7272>  1324  +62
インドネシア懸念などが足元では強まっていたが。

*エイベックス<7860>  2782  +130
週刊誌報道などもあって直近できつい下げ。

*ジェイテクト<6473>  1327  +62
前日には野村が目標株価を760円から1350円に引き上げ。

*川崎重<7012>  364  +17
セクター内では円安メリット大きい銘柄でもあり。

*マツダ<7261>  409  +19
円安反転でメリット大きい銘柄として見直しの動き優勢に。

*住友不<8830>  4310  +200
五輪東京招致による地価上昇期待などが続くか。

*村田製<6981>  7150  +330
個別の材料は観測されないが他の主力株同様に押し目買い優勢。

*冶金工<5480>  153  +7
ニッケル市況の下げ止まりなども支援に。

*日立建機<6305>  2011  +89
中国経済指標上振れを引き続き好感する動きに。

*日野自<7205>  1329  +58
自動車株全面高の中で新興国リスク懸念が高まった反動も。

*東芝<6502>  397  +17
ポーランド工場閉鎖検討などとも伝わっている。

*Jフロント<3086>  752  +32
一昨日の報道では、百貨店都心で回復などとも伝わる。

*住友鉱<5713>  1359  +56
中国経済指標上振れに伴う資源価格の先行き期待で。

*豊田織機<6201>  4285  +170
クレディ・スイスでは目標株価を5200円から5400円に引き上げ。

*GMOペイメント<3769>  2366  -312
LINE関連として思惑視され前日は急騰。

*興銀リース<8425>  2623  -280
公募・売出の実施を発表で希薄化や需給懸念。

*澁谷工業<6340>  2180  -212
週末要因も重なって短期資金の換金売りが優勢。

*東京電力<9501>  508  -26
あらたに2基のタンクで高線量を確認と伝わり。

*ネオス<3627>  172600  -6400
急速に伸び悩んだ前日の地合いを継続へ。

*JBR<2453>  261500  -8900
足元では株式分割発表などで強い動きとなったが。

*T&Gニーズ<4331>  20210  -660
インド婚礼産業が成長と伝わるがポジティブな見方は波及せず。

*山陽電鉄<9052>  468  -11
インデックスイベント控えて上昇してきた反動も。

*大氣社<1979>  2213  -49
大和では投資判断を「2」から「3」に格下げへ。

*三菱UFJ<8306>  605  +17
ムーディーズの米銀格下げ方向見直しも影響薄、好地合いが支援に。

*川崎汽船<9107>  221  +3
バルチック指数の上昇などもプラス材料に。

*野村HLDG<8604>  732  +24
日経平均の想定以上の大幅高などを買い材料に。

*日立製<6501>  619  +19
円安などを背景とする地合い改善で主力株は総じて買い優勢に。

*太平洋セメ<5233>  367  +5
SMBC日興が目標株価を350円から380円に引き上げ。

*鹿島建設<1812>  378  +8
ゼネコン株には五輪東京招致への期待感など続き。

*ソニー<6758>  1968  +62
欧米株高や為替の円安など外部環境の好転をプラス材料視。

*トヨタ<7203>  6260  +210
為替の円安反転で自動車株には見直し買い集まる。

*コマツ<6301>  2265  +76
中国経済指標の上振れなどを引き続きプラス材料視。

*不二サッシ<5940>  354  -24
前日は長い上ヒゲを残して伸び悩む展開に。

*キーウェア<3799>  538  +48
500円割れレベルでは下げ渋り、生体認証技術への期待続く。

*UNITED<2497> 2617 +467
バイドゥとの業務提携を材料視。

*アドウェイズ<2489> 364000 -42500
引き続き、LINE関連は出尽くし感から換金売り優勢。

*アルチザ<6778> 34900 -3400
昨日はLTE関連の一角として急伸となった反動で。

*MDNT<2370> 38900 +850
株主優待の実施発表も支援材料に。

*アスカネット<2438> 3400 -475
信用取引規制の強化を嫌気。

*モルフォ<3653> 1936 +311
目立った材料はなく短期の値幅取り資金が流入か。

*ガンホー<3765> 54700 -3300
高水準の信用買い残が重しに。

*夢テクノロジー<2458> 100500カ
今期業績予想の上振れや増配を好感。

*夢真HD<2362> 490 +27
子会社である夢テクノロジーの急伸が刺激材料に。

*ビーマップ<4316> 126500 +14300
上期業績予想の上方修正を好感。

*C&GSYS<6633> 1638 -141
直近では3Dプリンター関連として賑わった反動で。

*DAC<4281> 493 +31
UNITEDの急伸に連れ高。

ドワンゴが朝高後伸び悩む 株式分割も効果未知数との見方

ドワンゴ(13715)が朝高後は伸び悩み。

朝方は前日比3万2000円(9.20%)高の37万9500円まで上昇したが、後場は同3000円(0.86%)高の35万500円まで上げ幅を縮小した。前日に9月30日時点の株主を対象に1株を200株に分割するとともに、10月1日付で単元株制度(単元株式数は100株)を導入すると発表した。実質的には1株を2株に分割、投資に必要な最低投資額はこれまでの2分の1になる計算。ひとまず株式流動性の向上などを期待した買いが先行したが、勢いは続かなかった。

 東海東京証券の鈴木誠一マーケットアナリストは「きょうは日経平均の急上昇で投資家の買いが大型株に向かっており、相対的に関心が薄れたのでは」と指摘していた。市場では現時点でも流動性は高いことから、実質2分割の効果は未知数といった見方もある。株価はインターネットを使った選挙運動への関心が高まった7月の参院選前にかけて急伸したが、その後は当面の材料出尽くし感から軟調な地合いが続いている。(引用元:日経QUICKニュース)

D.A.コンソーシアムはユナイテッド株の売却により特別利益が発生

D.A.コンソーシアム (4281)492 ▲30

子会社2社が保有するユナイテッド株の売却により特別利益が発生!
55万株の売却で純利益が4倍以上に跳ね上がる上方修正。
こちらが保有するユナイテッド株は1000万株以上!
まだまだ大量に残っていることから、今後の動向には目が離せません!

出来高変化動向

MUTOH-HD<7999>がランクイン。群栄化<4229>同様、3Dプリンター関連として個人主体の値幅取り狙いの資金が集中しているようである。6営業日ぶりに反発し、3日ぶりに500円を回復している。

出来高変化率上位 [8月23日 10:28 現在]
(直近5日平均出来高比較)
コード 銘柄              出来高 5日平均出来高 出来高変化比率 株価変化率
4229   群栄化          10480000       1068200        881.09%      +7.30
8425   興銀リース        378500         49580        663.41%      -9.37
3653   モルフォ          311500         55360        462.68%     +15.69
4316   ビーマップ          2181           653        234.00%     +13.19
3769   GMOPG        842600        347580        142.42%     -11.87
3623   ビリングシス      181500         75320        140.97%      -2.15
5208   有沢製            544700        242040        125.05%      +6.07
9972   アルテック        805400        371400        116.86%      +5.17
6113   アマダ           3137000       1470200        113.37%      +4.52
3715   ドワンゴ            8500        4037.6        110.52%      +4.32
6316   丸山製            905000        458400         97.43%      -0.72
8226   理経              362000        191500         89.03%      +7.81
1822   大豊建           2021000       1073600         88.25%      +1.40
7517   黒田電気           67400         36020         87.12%      +3.57
7748   ホロン              1908        1141.2         67.19%     +14.07
7999*  MUTOH-HD  6445000       4092400         57.49%      +6.28
3431*  宮地エンジ        601000        405800         48.10%      +2.99
2587   サントリーBF   1297500        928480         39.74%      +0.14
3634   ソケッツ           81300         61020         33.24%      -6.67
8196   カスミ            149600        118840         25.88%      +0.00
2497*  UNITED           2568800       2079660         23.52%     +17.77
2687   シーヴイエス     7519000       6176800         21.73%      +2.50
6363*  酉島製             96800         82860         16.82%      +5.86
3113   Oak           2306600       1997760         15.46%      +9.52
6205*  OKK            194000        180400          7.54%      +2.22
6706   電気興            200000        186400          7.30%      +3.70
7613   シークス           54200         50940          6.40%      +0.09
4997   日農薬            221000        210200          5.14%      +4.65
9938   住金物            196000        186800          4.93%      +1.88
8078   阪和興            682000        652000          4.60%      +1.82

(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄
20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外