2013年6月20日木曜日

四国電は続伸、原発再稼動「第1号」の思惑

四国電力 <9507> は5日続伸し、午前9時31分には37円高の1735円まで上昇した。
(以下引用)
  7月8日からの原発新基準の施行を前に、四国電力管内の伊方原発が審査通過の「第1号」として有力との思惑が流入したもよう。同様の理由で、九州電力 <9508> もしっかり。寄り付き直後に売られる場面もあったが、午前10時ごろの株価はプラス圏で底堅く推移している。

  現時点で有力視されているのは、伊方原発3号機と、九州電力管内の川内原発1、2号機の計3基。格納容器が大きいため、原子炉内の圧力が上昇しにくいうえ、活断層の疑いもないことが主な理由。原子力規制委員会は新基準の施行により、各電力会社による再稼動申請が相次ぐと予想しており、審査を効率的に進めるため、優先順位をはっきりとさせる必要があると判断した。

  北海道電力 <9509> は泊1-3号機、関西電力 <9503> は高浜3・4号機および大飯3・4号機、九州電は川内のほかに、玄海3・4号機も審査を申請するもよう。

  なお、審査には半年程度の期間を要するため、「第1号」が決まるのは最短でも年末年始とみられる。また、審査を通過しても再稼動には地元の理解を得る必要がある。(引用元:サーチナ)


四国電力が5日続伸、原子力発電所の再稼働に向け期待感が高まる格好

四国電力<9507>が5日続伸し、一時51円高の1749円まで買われる場面があった。19日、原子力規制委員会は、原子力発電所の安全を保つ新しい規制基準を決定した。施行日の7月8日には、同社をはじめ、電力の各社が、再稼働を申請すると報じられ、期待感が高まった格好。

 報道によれば、同社の伊方原子力発電所(愛媛県伊方町)3号機、九州電力の玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)3・4号機や、川内原子力発電所(鹿児島県薩摩川内市)1・2号機、関西電力の高浜原子力発電所(福井県高浜町)3・4号機、大飯原子力発電所(福井県おおい町)3・4号機、北海道電力の泊原子力発電所(北海道泊村)1-3号機の各基が申請を計画しているとされている。

20日の終値は、前日比20円高の1718円。