2013年5月20日月曜日

グーグルがリードする自動走行車の技術☆日本企業の関連5銘柄とは?

【1】クラリオン(6796)
Googleとの間で、音声認識「Google 音声検索」(グーグル 音声検索)および検索技術「Google Places」(グーグル プレイス)の活用に関する契約を締結した。クラリオンは、自動車向けクラウド情報ネットワークサービス『Smart Access』(スマート アクセス)において、Google 音声検索およびGoogle Placesを活用した最先端のクラウドサービスを、車載情報機器向けに提供開始する。
【2】ベリサーブ(3724)
携帯電話・スマートフォンなどの通信分野、カーナビゲーションシステム等の高度道路交通システム(ITS)関連製品、デジタル家電や産業機器や医療機器 、WEBシステムなどに使われるソフトウェアテスト、評価を第三者立場で実施する、第三者検証企業。ITSやスマートフォンなどの普及によって、ハードウェアと通信の融合がますます進む中で、次々と新しい検証サービス需要が生まれている。
【3】北陸電気工業(6989)
センサー部門の販売・開発を強化中。なお、同社は小型MEMS3軸加速度センサを、世界初の量産化を実現した。3軸加速度センサーとは、XYZ軸の3方向の加速度を1デバイスで 測定できる加速度センサ。安全で快適な自動車へのニーズが高まるなか、近年、自動車が横滑りやスピンを起こした際に、適正な走行状態に復元する横滑り防止システムの搭載が普及し始めている。横滑り防止システムでは、自動車にかかる角速度(回転)と、前後、左右に働く加速度をセンサで測定し、車体の動作を求める。さらに、その情報を操舵角(車体の進行方向)情報と比較して横滑りの有無を判定し、主に各タイヤのブレーキを制御して車両を適正な走行状態に復元する。
【4】日本無線(6751)
ITS関連機器は、自動車産業拡大に伴い需要増加が期待できるカーナビ市場などへ拡販を図る方針。同社は道路情報システムを手掛ける。例えば、道路情報管理システムは、工事規制や道路気象等の情報をオンラインリアルタイムに収集し、道路管理者が的確かつ効率的に道路管理を行うためのシステム。さらに道路情報管理システムで収集した情報は、一般の道路利用者に対する情報提供にも利用されている。また、道路情報ガイダンスシステムは、道路情報板および路側放送を通じてドライバーへ提供する情報を、自動的に作成することができる。
【5】JVCケンウッド(6632)
監視カメラシステムは各カメラで撮影した映像を通信機器で伝送し、中央監視室で一元管理する製品が主流になっている。人の検知には赤外線センサーなどを使う方式が多いが、検知範囲が限られたり、人や動物などを高精度に検知できないケースも少なくない。JVCケンウッドはデンソー(6902)のレーザーセンサーと組み合わせた監視カメラシステムを構築。レーザーセンサーは人や動物などを高精度に見分けることができるほか、対象物が移動した際に追いかけながら検知することもできるという。