2013年5月27日月曜日

新興企業が5期連続増益 14年3月期9%増、介護や教育好調

新興企業の業績拡大が続く。

(以下引用)
新興市場に上場する企業の2014年3月期の連結経常利益は前期比9%増の5952億円となる見通し。5期連続増益で、利益額はリーマン・ショックがあった09年3月期の3倍になる。介護や教育など消費者ニーズにきめ細かく対応し収益を伸ばす例が多い。

ジャスダックと東証マザーズに上場する3月期決算企業536社(金融、決算期変更などを除く)の決算を集計した。増収率は6%と前期の3%から拡大する。新興2市場を除く上場企業は2割超の経常増益見通し。製造業中心に円安の恩恵を受け2期連続の増益となる。新興企業は今期は増益率で及ばないが、5期連続の安定成長が続く。
日経平均株価が急落した前週は日経ジャスダック平均株価が前の週から5%、東証マザーズ指数が11%下げた。昨年11月半ば以降、相場全般に上昇し過熱感も出ていた。「選別投資の時期に入った」(コモンズ投信の糸島孝俊シニアポートフォリオマネジャー)との見方もあり、好業績の企業に関心が高まりそうだ。
 最高益更新の予想が目立つのが介護関連。訪問介護のセントケア・ホールディングは訪問入浴サービスなど周辺事業を強化している。教育分野も競争激化のなか、特徴あるサービスで市場を開拓する企業が多い。首都圏で「ena」を展開する学究社は都立中学・高校受験の対策が強みだ。
(引用元;日経新聞) 93