2013年9月17日火曜日

森精機が一段高 独社と製品統合、投資減税も追い風

森精機(6141)が後場に入って一段高。一時前週末比34円(2.4%)高い1480円まで買われ、5月20日以来約4カ月ぶりに年初来高値を更新した。2008年8月26日以来、約5年1カ月ぶり高値となる。14日付の日本経済新聞朝刊で「資本・業務提携先の独ギルデマイスターと製品統合を進める。両社合計で約200機種ある工作機械を2020年までに半分に絞り込む」と伝えた。開発費などコスト削減につながるとの期待感から買いが優勢になった。
 森精機は独社との20年までの合併を視野に入れている。製品統合を柱に年100億円のコスト削減を目指すという。市場では「政府の検討する設備投資減税で中小企業が工作機械への投資を増やすとの期待感から上昇が続いている」(国内証券)との指摘もあった。
(引用元:日経QUICKニュース)