2013年9月20日金曜日

9/20イオンが反落 「3~8月期営業益740億円」市場予想に届かず

イオン(8267)3営業日ぶりに反落。一時前日比19円(1.4%)安の1373円まで下げた。20日付の日本経済新聞朝刊が「2013年3~8月期は、連結営業利益が前年同期比5%増の740億円程度になったようだ」と報じた。店舗の改装などを進めた本業の総合スーパー(GMS)の集客力向上などが寄与して増益を確保したが、市場予想の平均であるQUICKコンセンサス(6社、13日時点)の790億円を下回っており、収益の伸び悩みを警戒した売りが出た。
 傘下のイオンフィナンシャルサービスが13日、台湾子会社で利息収入の過大計上などがあったと発表し、3~8月期決算の営業利益を30億円押し下げたという。一方、GMSの中核子会社イオンリテールの既存店売上高が前年同期から1%増え、クレジットカードなど総合金融事業も好調で全体を下支えした。
 株価は前日までの続伸で45円(3.3%)上昇していた。「3連休前の週末とあって、買われていた銘柄には利益確定目的の売りが出やすくなっている」(国内証券の情報担当者)との指摘が出ていた。(引用元:日経QUICKニュース)