テンプＨＤ（2181）が大幅に反落。朝方には前日比210円（８％）安の2230円まで下落し、後場も安い水準で推移している。きょう18日、公募増資700万株とオーバーアロットメントによる追加売り出し100万株の受け渡し日を迎えた。現在の株価は公募価格（2081円）を大幅に上回るとあって、公募株などを取得した個人投資家などが利益確定目的の売りを出しているとみられる。４月に510億円で人材派遣大手のインテリジェンスホールディングスを買収しており、調達した資金は買収時に膨らんだ借入金の返済など充当する。市場では大型買収の効果を見極めたいとの雰囲気も強いという。
公募増資と同時に、新株予約権付社債（転換社債＝ＣＢ）を150億円発行した。５年債で発行価格は102円50銭。きょうＣＢ市場に上場したテンプＨＤ(2)は朝方に107円60銭で初値を付け、その後は110円台まで上昇する場面がみられる。（引用元：日経ＱＵＩＣＫニュース）
