2013年7月1日月曜日

3Dプリンタ市場の拡大に関心、関連銘柄

3Dプリンタに注目が高まっている。

大和証券では、同市場の規模が12年の22億(約2178億円)ドルから21年には100億ドル(約9900億円)に拡大すると予想している。3Dプリンタの主な用途は、量産前の試作や建築物・飛行機・自動車といった大型製品の模型製作であったが、足元では個人によるプラスチック製品の製作にも用いられるようになってきている。発明から数十年が経過し一部の基本特許の有効期限が切れ、機器の低価格化が進んだことが大きいと指摘。3次元データを作製するソフトウエアも低価格化が進み、無料版も登場するなど、数万円から十数万円の初期費用で3Dプリンタを購入・利用できる環境が整い、市場が急拡大したとみられる。

 3Dプリンタは、米国のストラタシスと3Dシステムズの2社が多くのシェアを占めている。一部の基本特許の有効期限切れなどで、市場参入への機会が広がり、さまざまな企業が市場に参入する可能性もありそうだ。

 主な関連銘柄
 MUTOH;7999、JBCCHD;9889、アルテック;9972、ナブテスコ;6268、パナソニック;6752、キーエンス;6861、アンドール;4640 、C&GSYS;6633 、図研;6947、群栄化;4229、コマツ;6301、ローランドD;6789、パルステック;6894、IHI;7013、日産;7201など