2013年7月25日木曜日

25日のPTS注目ポイント

ストップ高のネオス、バイオ関連株などをマーク、引け後材料はSMKなど

 25日の通常取引では、モバイルコンテンツ開発・配信を手掛けるネオス(3627)がストップ高となり東証1部値上がり率トップ。25日付株式新聞がベンチャー面のトップで取り上げ材料視された。また、後場中に発表した14年3月期第1四半期連結業績が2ケタ増益となったダイハツ(7262)、同じく後場中に14年3月期連結営業利益予想を前期比32.8%増の76億3000万円に引き上げたマクニカ(7631)の2銘柄も値上がり率上位に浮上。これらの銘柄はPTS市場でもにぎわう可能性がある。

 また、25日は日経平均が続落する一方で、マザーズ指数、ジャスダック指数はそろって4日続伸した。タカラBIO(4974)、リプロセル(4978)、J・TEC(7774)、セルシード(7776)などのバイオ関連株のほか、ADWAYS(2489)enish(3667)、オークファン(3674)などネット系銘柄が買われた。見ておきたい。

 引け後の材料では、14年3月期連結営業利益予想を17億円(前期は8億5300万円の赤字)へ引き上げたSMK(6798)、14年3月期連結営業利益予想を前期比11.3%増の490億円に引き上げたNRI(4307)、13年12月期連結営業利益予想を前期比45.6%増の34億円に引き上げた伊勢化学(4107)、14年3月期連結営業利益予想を前期比1.3%増の9億8000万円に引き上げた東洋機械(6210)、8月31日を基準日、9月1日を効力発生日として普通株式1株を2株に分割するサンエー(2659)などを見ておきたい。