2013年7月18日木曜日

TDKが反発 「4~6月期営業益5割減」も通期増益に期待

TDK(6762)朝安後に反発。
(以下引用)
一時前日比195円(5.2%)高い3960円まで上昇した。18日付の日本経済新聞朝刊は「2013年4~6月期の連結営業利益(米国会計基準)は50億円前後と前年同期に比べ5割近く減少したもようだ」と報じた。朝方は足元の業績低迷を嫌気した売りが先行したが、「14年3月期の営業利益は前期比39%増の300億円とする従来予想を据え置く」との見通しから通期での業績は回復傾向にあるとみて買い戻す動きが出た。

 4~6月期はスマートフォン(スマホ)普及を背景とするパソコン不振で、主力のハードディスク駆動装置(HDD)向け磁気ヘッドの販売が想定を下回ったという。

ただ、「7月に入り、サーバーなどに使うHDD用磁気ヘッドの受注が回復傾向にある」とも報じられており、市場では「増益基調に変わりはないとみて足元の業績の悪さから売り込まれる動きにはならなかった」(国内証券の情報担当者)との声が聞かれた。

同社は5月23日に年初来高値(4700円)を付けているが、「この時点で通期の業績回復はある程度織り込まれているので上値は抑えられる展開になりそう」(国内証券)との指摘があった。
(引用元:日経QUICKニュース)