2013年10月25日金曜日

10/25日経平均の日足は「中陰線」、終値が75日線を下回る

<17:40>  日経平均の日足は「中陰線」、終値が75日線を下回る
日経平均の日足は、短い上ヒゲを伴う安値引けの「中陰線」。25日移動平均線(1万4422円52銭=25日)と75日移動平均線(1万4177円12銭=同)を割り込み、売り圧力の強さを示している。前日に「入り首線」と呼ばれる売りサインが出ており、結果的に今回は買いのエネルギーが弱いことを再確認する形となった。もっとも、全体の形状は三角もち合いであり、下値切り上げ型のトレンドラインは崩れていない。10月8日安値(1万3748円94銭)を下回らなければ弱気に転じにくい。

<16:25> 新興株式市場は一服、個人の利益確定売り強まる
新興株式市場は一服。東証マザーズ指数は小幅続伸したが、日経ジャスダック平均は小幅反落となった。「日経平均の急落で、新興株市場でも個人投資家の利益確定売りが強まった」(国内証券)という。一方、メディア工房 など「LINE」関連銘柄が人気化した。スマートフォン(多機能携帯電話、スマホ)で音声通話やメールが無料でできるアプリ「LINE」を運営するLINE(東京・渋谷)が来夏にも上場するとの一部報道を好感した。
<14:24>  日経平均は軟調、中国の銀行間金利上昇を警戒
日経平均は軟調。一時373円安となる場面があった。ドル/円が一時97円を下回るなどドル安/円高が進むなかで、短期筋による先物売り圧力が強まったという。 市場では「中国の銀行間金利が上昇しており、今年6月のような中国での金融システムの混乱を招くのではとの懸念が強まった」(大手証券)との声が出ている。

<12:44>  日経平均は一段安、円高や上海株安で短期筋が先物売り
日経平均は一段安。一時274円安となり、1万4200円前半まで安値を切り下げている。特段手がかり材料は見当たらないものの、「ドル/円が再び97円20銭近辺となっているほか、上海総合指数 の弱含みを理由に短期筋が先物売りを仕掛けているのだろう」(国内証券)との声が出ている。

<11:09>  日経平均は軟調もみあい、ドル/円の200日線割れを警戒
日経平均は軟調もみあい。「海外勢からの現物株への注文が乏しい」(外資系証券とレーダー)なかで、先物主導の売りに押されているという。 みずほ証券エクイティ調査部シニアテクニカルアナリストの三浦豊氏は「ドル/円が200日移動平均線を下回り、ドル安/円高進行を警戒して先物主導で値を下げている。オーバーナイトでポジションを持たない短期筋の需給動向に左右される格好」と述べた。
<10:00>  日経平均は下げ幅拡大、円高に連動し先物売り
日経平均は下げ幅拡大、1万4300円台前半で推移している。強含みの円に連動して先物に売りが出た。市場では「決算の良好な個別銘柄には買いが入るものの、全体は円高への警戒感が強い。日銀のETF(指数連動型上場投信)買い期待などで売り一巡後は下げ渋る可能性もある」(国内証券)との声が出ている。

<09:22>  反落、円高止まりや前日上昇の反動で
寄り付きの東京株式市場で日経平均は反落した。米国株は反発したが、外為市場では1ドル=97円台前半と引き続き円高水準にあるほか、需給主導で上昇した前日後場の反動から売り優勢となっている。2013年12月期連結業績予想を下方修正したキヤノン やトヨタ自動車 など輸出株が売られているほか、金融株も軟調に推移し、日経平均は下げ幅100円超となっている。 一方、決算発表の本格化とともに好業績銘柄を拾う動きもみられる。前日に業績予想の上方修正を発表した村田製作所 や三菱自動車工業 などが買い優勢。日立製作所 や東京エレクトロン なども底堅く推移している。

<08:34>  寄り前の板状況、キヤノン が売り優勢
市場関係者によると、寄り前の板状況は、2013年12月期連結業績予想の下方修正を発表したキヤノン が売り優勢。トヨタ自動車 、ソニー も売り優勢だが、ホンダ は買い優勢と主力輸出株はまちまち。指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック はやや売り優勢となっている。 一方、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナンシャルグループ 、みずほフィナンシャルグループ など大手銀行株は売り買い拮抗となっている。