2013年10月22日火曜日

10/22アシックス商事(9814) アシックス商事の今14年3月期は海外シューズ事業が想定以上に伸び、営業利益を再増額


 スポーツ用品大手アシックスの子会社で、シューズの企画・販売を主力とするアシックス商事の今2014年3月期は、従来想定に比べて、売上高、営業利益とも大きく上振れしそうだ。

 会社側は10月21日、今14年3月期の業績見通しの増額修正を発表した。アシックス商事は8月5日にも増額修正を発表しており、今回の修正は今期2回目となる。

 8月の修正計画に比べて、今通期の売上高は24億円増額の346億円、営業利益は5億円増額の27億円に上振れする見通しとなっている。東洋経済では会社側の今回の修正計画を妥当と見て、下表のように予想をひとまず合わせる。

 増額修正の理由としては、売上高については国内シューズ事業が堅調に推移していることに加えて、海外シューズ事業が8月修正時点に比べても想定以上に上振れていることが大きい。利益面でも円安デメリットの影響が想定を下回っているうえ、上半期の業績に大きく響いた生産遅延対策費用も下半期(13年10月~14年3月期)にはなくなる見通しとなっている。

 会社側は11月上旬頃に今上半期(13年4~9月期)の決算を発表する予定。東洋経済は現時点でアシックスの今14年3月期業績を下表のように予想するが、上半期決算の内容を精査したうえで、「会社四季報」新春号(12月発売予定)では予想を見直す可能性もある。
(引用元:東洋経済オンライン編集部)

 (百万円)    売上高  営業利益   経常利益    純利益 1株益¥    1株配¥
連本2013.03       27,641      1,953      2,335      1,369    168.2         35 
連本2014.03予      34,600      2,700      3,200      1,960    240.7         35 
連本2015.03予      38,500      3,000      3,500      2,150    264.0      35-38 
連中2012.09       12,758      1,118      1,211        744     91.4         15 
連中2013.09予      18,189      1,320      1,671      1,016    124.7       17.5