2013年10月22日火曜日

10/22ボリバン+1σが支持線に変わる可能性も

日経225・本日の想定レンジ

 21日のNY市場はまちまち。先週の急騰を受けて利益確定の動きが広がったほか、22日に雇用統計の発表を控えていることもあり、手控えムードから小幅な値動きだった。ダウ平均は7.45ドル安の15392.20、ナスダックは5.77ポイント高の3920.05。シカゴ日経225先物清算値は大証比10円高の14720円。

 米雇用統計については通過材料との見方が大勢だが、結果を受けた米国市場の動向を見極めたいムードも強いだろう。順調なリバウンド形状が続いているが、9月戻り高値を捉えるというよりは、利食いの流れに向かいやすい。一先ず9月30日に空けたマドは埋めており、達成感もある。
 ただし、昨日の上昇でボリンジャーバンドの+1σを捉えている。14700円辺りに位置しており、これが支持線として機能してくるようだと、トレンドが強まる可能性はある。米雇用統計を見極めたいとの流れから利食いが出やすく、売り仕掛け的な商いも出そうだ。一方、押し目買いの流れからショートカバーにつながる可能性もある。

ボリンジャーバンドの+1σを挟んで14650-14800円のレンジを想定する。