2013年10月18日金曜日

10/18ヤマダ電機は3日続伸、下方修正に競り勝った自社株買いの威力

ヤマダ電機(9831)は13時30分を回って281円(1円高)前後と堅調で、3日続伸基調。15日に発表した四半期決算では通期の予想利益を大幅下方修正したものの、同時に発表した自己株式の取得(自社株買い)の上限株数が発行株数の6.37%(6000万株)と大きいことが競り勝ったようだ。金額の上限は150億円のため、単純計算では1株250円で買いつける計算。時価はこれを上回っているものの、実施期間が10月16日から12月20日までのため、短期速攻型で上値を買う期待があるという。株価は夏場以降のジリ安の途中300円前後で下げ渋る場面があったため、今回の戻り過程でもこの300円どころが上値抵抗になるとの見方が支配的。買いつけついでにこのフシを撃破してもらいたいとの期待の声が上がる。