2013年10月22日火曜日

10/22LIXILGが8連騰、13年9月中間期と14年3月期の業績予想を引き上げ


 LIXILグループ(5938)が8連騰し、一時40円高の2195円まで買われている。21日引け後、13年9月中間期(4-9月)と14年3月期の連結業績予想の上方修正および配当の増額を発表、材料視された。

 中間期予想で、売上高を7300億円から7400億円(前年同期比8.4%増)へ、営業利益を230億円から260億円(同88.9%増)へ、純利益を130億円から180億円(前年同期は103億8000万円の赤字)に引き上げた。売上高が堅調に推移し、増収効果に加え為替差益の発生も寄与する。

 通期予想は、売上高を1兆5700億円から1兆6000億円(前期比11.4%増)へ、純利益を390億円から410億円(同92.1%増)に増額。為替の変動や資材高騰など不確定要素があるため原則は前回予想通りとしたが、ASD Americas Holdingの子会社化や中間期で実現した税効果の影響を織り込んだ。

 配当予想については、中間期、期末ともに従来予想の20円からそれぞれ25円(前期実績20円)に引き上げ、年間配当を50円(同40円)とした。

 午前11時17分時点の株価は、前日比41円高の2196円。