21日午前の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。前引けは前週末比13円24銭(0.69%)高の1942円18銭だった。米株高で投資家心理が改善したことを受け、新興市場にも買いが向かった。外国為替市場で円相場が1ドル=97円台後半と前週比でやや円高水準で推移していることから、為替変動の影響を受けにくい小売りや不動産など内需関連株の一角への買いが活発になっている。
ジャスダック市場の売買代金は概算で763億円、売買高は1億4391万株。主力銘柄で構成するJASDAQ-TOP20は反落した。ブロッコリーやテイツー、リバーエレが上昇した。一方、ガンホーや楽天、Dガレージは下落した。
東証マザーズ指数は3日続伸した。前引けは前週末比19.65ポイント高い902.74だった。取引時間中としては6月5日以来、約4カ月半ぶりに900台に乗せた。エナリスやコロプラ、アドウェイズが上昇。半面、ペプドリやジーエヌアイ、ナノキャリアは下落した。(引用元:日経QUICKニュース)