10/22三越伊勢丹が３日続伸、ＳＭＢＣ日興証は「１」に引き上げ、目標株価は１６００円を継続

　三越伊勢丹ホールディングス<3099 .t="">が３日続伸。ＳＭＢＣ日興証券では２１日付で、投資判断を「２」（中立）から「１」（アウトパフォーム）に引き上げ、目標株価は１６００円を継続している。

　同証券では、（１）改装効果が同証券従来予想以上に強い伊勢丹新宿店の１４年３月期売上高予想の引き上げ（２）松坂屋銀座店の建て替えによる一時閉鎖などもあり、同証券従来予想以上に強い三越銀座店の１４年３月期売上高予想の引き上げ――を背景に業績予想を上方修正。

　連結営業利益について、１４年３月期３５４億円（前期比３２．９％増、従来３３６億２８００万円、会社側計画は３２５億円）、１５年３月期３８６億円（従来３６６億７７００万円）、１６年３月期４１５億円（同３９６億３８００万円）と試算している。

　百貨店他社比較で売上トレンドの好調が１５年３月期も続く可能性があることや、消費税増税後は高所得者の消費支出が相対的に強い可能性があること、上値余地がカバレッジ相対で上位―中位にあることから、投資判断を「１」に引き上げたとしている。

　午後１時３６分時点の株価は２８円高の１４７２円。