2013年7月31日水曜日

ガンホーが続落、森下社長はパズドラの月間ベースの収益は増加傾向が続いていると語る

ガンホー・オンライン・エンターテイメント(3765)が続落し、一時1万900円安の8万900円まで売られている。

 7月30日に13年6月中間期(1-6月)決算説明会を開催。森下一喜社長は「第2四半期(4-6月)もパズドラの月間ベースの収益は増加傾向が続いている」と語った。7月の単体売上高見込みが前年同月比13倍の135億円と、足元も依然として好調のようだ。また、海外展開について、「米国ではやや出遅れ感があるが、7月に現地の人気ゲーム『スーパーセル』とコラボしたことで、アップストアのランキングで上位に上がってきた。8月以降は積極的な広告宣伝を実施し、普及加速を図る」と話した。

 一方、岩井コスモ証券は7月30日付リポートで、「当面は高めの収益成長が続く可能性は高い」とし、通期の売上高1800億円(前期比7.0倍)、営業利益1150億円(同12.4倍)と予想。投資判断「A」を継続し、目標株価を18万円としている。

四国電力、原発停止響き最終赤字90億円 4~6月

 四国電力が31日発表した2013年4~6月期の連結決算は、最終損益が90億円の赤字(前年同期は149億円の赤字)だった。4~6月期が最終赤字になるのは2年連続。伊方原子力発電所(愛媛県伊方町)の稼働停止に伴う火力発電所の燃料費の増加が響いた。売上高は前年同期比1%増の1309億円だった。

 14年3月期業績については伊方原発の再稼働時期を見通すことが難しいとして「未定」のままとした。

7/31郵船、今期純利益300億円へ上方修正

 日本郵船(9101)は31日、2014年3月期の連結純利益が前期比59%増の300億円(従来予想は43%増の270億円)になりそうだと発表した。
(以下引用)
円高修正や燃料価格の下落が寄与する。同日都内で記者会見した磯田裕治経営委員は「海運市況は極めて低調で、上方修正は円安、燃料安による改善効果が大きい」と説明した。

 売上高は13%増の2兆1385億円(同10%増の2兆900億円)、営業利益は2.7倍の465億円(同2.6倍の455億円)を見込む。定期船の運賃が低迷するなか、不定期船を中心に減速航海による燃料消費の抑制も強化する方針だ。

 13年4~6月期の連結決算は、最終損益が85億円の黒字(前年同期は13億円の赤字)だった。円安効果で為替差益が発生。定期船事業などの苦戦を補った。
 売上高は11%増の5284億円、営業利益は2%減の67億円だった。不定期船事業では自動車の輸送が堅調なほか、燃費抑制策も奏功して増収増益となったが、定期船事業が欧州航路の運賃低迷で苦戦し、利益の重荷になった。(引用元:日経QUICKニュース)

7/31出来高変化動向

出来高変化動向
トクヤマ<4043>がランクイン。31日前引け後に2014年3月期第1四半期(4-6月)の決算を発表。売上高は前年同期比0.7%増の643億6200万円、営業利益は同4.3倍の31億100万円だった。


出来高変化率上位 [7月31日 14:07 現在]
(直近5日平均出来高比較)
コード 銘柄             出来高 5日平均出来高 出来高変化比率 株価変化率
5632   菱製鋼         10701000        517200       1969.03%     +13.12
7988   ニフコ          2223300        236560        839.85%     +14.43
6768   タムラ製        5143000        617600        732.74%      +0.41
6985   ユーシン        1005800        145940        589.19%      -9.07
5726   大阪チタ         821600        129120        536.31%     +10.39
6727   ワコム          9103600       1701480        435.04%     -16.04
3387   クリレスHD     102300         22480        355.07%      -5.28
4316   ビーマップ         7158        1579.4        353.21%     +11.90
6627   テラプロ         281000         62140        352.20%     -22.12
6674   GSユアサ     12534000       2855400        338.96%      +7.71
8699   澤田HD         516800        125320        312.38%      +5.74
5851*  リョービ        1528000        398600        283.34%      +3.63
9110   ユナイテド海    8069000       2161800        273.25%      -8.94
7274*  ショーワ         747800        205520        263.86%      +4.90
3104*  富士紡HD      1729000        485800        255.91%      -8.26
2127   M&A           273900         77440        253.69%     +10.32
6816*  アルパイン       715500        207060        245.55%      -4.63
7942   JSP           268900         78600        242.11%      +9.07
4548   生化学           380000        119720        217.41%      +0.37
4471*  三洋化           316000         99600        217.27%      +3.46
6503*  三菱電         16208000       5181000        212.84%      -6.61
6101   ツガミ          3951000       1317200        199.95%      -1.84
6370   栗田工          1516700        516240        193.80%      -6.69
4043*  トクヤマ        8840000       3109800        184.26%      +5.11
6345   アイチコーポ     411500        148800        176.55%      -8.77
8226*  理経            2754500       1005600        173.92%     +24.67
4902*  コニカミノルタ  7881500       3000600        162.66%      +7.78
6961   エンプラス       472300        182420        158.91%      -3.06
4917   マンダム         175500         68020        158.01%      +3.20
7283*  愛三工           303900        119940        153.38%      -8.92

(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄
20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外

日鉄住金---決算発表後は上昇、目先の安心感につながる

(5401)  日鉄住金  295  +10
決算発表後は上昇。
第1四半期経常利益は865億円で前年同期比9.3倍、未定としていた通期予想は3000億円としている。実績値はやや市場予想を下回ったとみられるが、通期予想に関しては、先に観測報道が伝わっていたため、特にサプライズはないと見られる。

鉄鋼株では先にJFEHDがネガティブ決算を発表、同社にも警戒感が先行していたため、目先の安心感にはつながる格好へ。

三菱重工業 は下落

三菱重工業 (東証1部)
株価: 530   前日比: ▼-13   出来高: 30108000

第一四半期の決算では前年同期比で減益の着地となりました。
7/22に621円で、廃炉が決まった米原発運営会社から賠償請求されていますが、今日は逆行安で75日線まで。今日は安値528円まで14%下落です。

とりあえず売って逃げ出す流れになっています。

今回発表
決算期間 201304 - 201306
売上高 747,491百万円
営業利益 35,325百万円
経常利益 28,022百万円
当期利益 13,665百万円
1株当たり当期利益 4.07円

前期実績
決算期間 201204 - 201206
売上高 649,183百万円
営業利益 36,548百万円
経常利益 25,311百万円
当期利益 18,891百万円
1株当たり当期利益 5.63円


7270  富士重工業  (東証1部)
株価: 2497   前日比: ▼-103   出来高: 13142000

第一四半期の決算を発表。通期連結営業利益予想を1980億円に上方修正も合わせて発表。従来予想に対して10%増加ですが市場予想の平均値は2621億円と市場予想を下回る結果に。

期待値の高い企業の宿命ともいえる値動きとなってしまいました。

今回発表
決算期間 201304 - 201306
売上高 546,932百万円
営業利益 69,635百万円
経常利益 64,504百万円
当期利益 48,467百万円
1株当たり当期利益 62.10円

前期実績
決算期間 201204 - 201206
売上高 428,895百万円
営業利益 17,332百万円
経常利益 19,128百万円
当期利益 16,354百万円
1株当たり当期利益 20.95円


4845  フュージョンパートナー  (ジャスダック)
株価: 29950   前日比: ▲50   出来高: 150

無借金で好業績が期待できる銘柄です。

日本取引所グループにも納めている同社。
証券業界好調で実績から需要増が期待できますね。
今後の業容拡大に期待!

 
2002  日清製粉G本社  (東証1部)
株価: 1136   前日比: ▲3   出来高: 897000

14年3月期第一四半期連結決算は当期利益42.21億円で通期予想160億円に対しほぼ想定内の内容。三菱UFJモルガン・スタンレーは投資判断を「アウトフォーム」に引き上げて、目標株価は1400円を継続。ROEから割安感があるとの見方ですが、テクニカル面では25日線が上値抵抗線として意識され始めており、時間調整は必要となるか。
 
当期46%減
4568  第一三共  (東証1部)
株価: 1607   前日比: ▼-59   出来高: 2103600

発表した第1四半期決算は、当期46%減で、通期予想に対する進捗率は16%。

5日続落で一目均衡表の雲下限も下放れ始めており、テクニカル面からは6/27-28にあけた窓埋めで下げ止まれるかどうかが焦点ですが。

今回発表
決算期間 201304 - 201306
売上高 252,513百万円
営業利益 20,759百万円
経常利益 23,315百万円
当期利益 11,019百万円
1株当たり当期利益 15.65円

前期実績
決算期間 201204 - 201206
売上高 242,618百万円
営業利益 32,520百万円
経常利益 40,818百万円
当期利益 20,406百万円
1株当たり当期利益 28.99円

7/31前場/動いた株・出来た株


*ネオス<3627>  220000  +27900
短期資金の値幅取りの動きが継続する格好に。

*三菱製鋼<5632>  253  +32
上半期営業利益は7億円から23億円に上方修正。

*ニフコ<7988>  2739  +342
第1四半期経常益は4割超の増益、上半期計画は減益。

*東洋機械<6210>  350  +37
引き続き好決算を評価する動きが継続へ。

*日本M&A<2127>  6670  +660
第1四半期収益は倍増、予想以上の好決算に。

*GMOペイメント<3769>  2303  +211
本日の決算発表に対する期待感なども反映へ。

*大阪チタ<5726>  1926  +174
第1四半期は黒字決算、業績上振れ期待につながる。

*コニカミノルタ<4902>  831  +73
第1四半期は2割超の大幅増益、想定以上の好決算となり。

*フルキャスト<4848>  350  +30
有効求人倍率の上昇など雇用関連指標の改善で。

*GSユアサ<6674>  438  +36
第1四半期は2ケタ営業増益、安心感が先行する格好に。

*JSP<7942>  1610  +132
第1四半期は大幅減益決算も目先のアク抜け感につながる。

*住友電工<5802>  1331  +107
第1四半期好決算受けアナリストの目標株価引き上げ相次ぐ。

*銭高組<1811>  269  +21
直近の高値更新で上値妙味も広がる。

*オリックス<8591>  1499  +106
第1四半期純利益は通期予想の3分の1の水準に。

*エクセディ<7278>  2746  +185
通期営業利益は160億円から170億円に上方修正。

*日本トリム<6788>  9970  +670
好決算評価の動きが継続する格好に。

*東芝テック<6588>  574  +35
第1四半期は3割営業増益と好スタートを切る。

*KDDI<9433>  5380  +320
先の業績観測報道を上回る決算数値ともなり。

*日立製<6501>  677  +37
第1四半期は想定以上の好業績、足元では警戒感も高まっており。

*タムラ製<6768>  254  +13
値動きの軽さなどを妙味に短期資金の関心向かうか。

*ショーワ<7274>  1328  +62
上半期営業利益は80億円から90億円に上方修正。

*安藤・間<1719>  219  +10
特に材料観測されないが、自律反発狙いの動きが優勢に。

*丹青社<9743>  653  +29
調整一巡感で見直し買い、業績上振れ期待続く。

*東京エレク<8035>  4500  +195
決算発表通過で短期的なアク抜け感なども。

*OLC<4661>  16030  +690
第1四半期は5割超の増益と想定以上の好決算に。

*日本ケミコン<6997>  465  +20
引き続き、野村の格上げなどを評価の動きが続く。

*アサックス<8772>  165000  +7000
15万円レベルでの底堅さなども意識へ。

*カルソカンセイ<7248>  537  +21
引き続き一昨日に発表の決算好感の動き。

*オムロン<6645>  3060  +117
第1四半期は会社計画やコンセンサスなど大きく上振れ。

*トクヤマ<4043>  345  +12
前引け後の決算控えて期待感も先行か。

*ワコム<6727>  789  -146
第1四半期決算を受けて野村では投資判断を格下げへ。

*ユーシン<6985>  616  -90
第3者割当てでCBを発行と発表。

*宝HLDG<2531>  840  -88
第1四半期は営業赤字決算となり。

*アイチコーポ<6345>  520  -50
第1四半期の営業損益は赤字となり。

*FPG<7148>  1237  -118
第3四半期決算発表も目先の出尽くし感につながるか。

*ネクスト<2120>  1375  -120
先週の株価急伸の反動が続く格好に。

*明電舎<6508>  322  -26
第1四半期の赤字決算をネガティブ視へ。

*愛三工業<7283>  1007  -81
第1四半期好決算発表も出尽くし感など先行か。

*曙ブレーキ<7238>  473  -38
第1四半期は48%の大幅な営業減益となり。

*ヤクルト<2267>  4600  -335
前日急伸の反動、自社株の取得方法なども不透明感。

*栗田工業<6370>  1992  -145
第1四半期は4割超の大幅減益となり。

*フォスター<6794>  1737  -125
第1四半期は大幅増収増益決算も出尽くし感が先行か。

*日本カーバイド<4064>  445  -32
決算銘柄に物色シフトで関心薄まる展開か。

*アプラス<8589>  160  -11
第1四半期の減益決算をネガティブ視も。

*ジェイアイエヌ<3046>  3875  -265
6月安値更新で下値不安も強まる。

*ドワンゴ<3715>  416000  -28000
NTTとの資本提携受け前日に急伸した反動も。

*アコム<8572>  2966  -199
第1四半期の減益決算がマイナス視される。

*IT HLDG<3626>  1137  -74
第1四半期の営業赤字決算がネガティブ視される。

*タカラレーベン<8897>  347  -22
引き続き第1四半期の決算内容をマイナス視で。

*日東紡績<3110>  347  -22
第1四半期は営業減益決算、前日に上昇の反動なども。

*ニチレイ<2871>  472  -28
引き続き第1四半期の大幅減益決算を嫌気。

*NSユナイテッド<9110>  169  -10
昨日は大幅上方修正など好感で急伸したが。

*トーセイ<8923>  672  -38
中小型不動産株の一角は軟調推移へ。

*新日本理化<4406>  294  -16
先週末にかけて急伸の反動が続く。

*綜合警備保障<2331>  1701  -92
第1四半期決算は横ばいとサプライズ乏しく。

*ケネディクス<4321>  466  -25
個人主導で戻り売り圧力が強まる格好にも。

*北陸電力<9505>  1437  -77
前日に決算発表、大幅な減益決算となり。

*新光電工<6967>  975  -50
第1四半期決算は上振れも、上半期予想の上方修正もなく。

*神戸鋼<5406>  156  +2
引き続き、相対的な好決算を評価する動きにも。

*東京電力<9501>  605  -30
前日上昇の反動、電力株は売り優勢の展開となり。

*オリコ<8585>  273  +3
第1四半期は7割超の大幅増益決算に。

*川崎汽船<9107>  200  -4
前日の株価上昇で決算発表後の出尽くし感台頭懸念も。

*三菱重工業<7011>  548  +5
決算発表を控えて期待感なども先行へ。

*野村HLDG<8604>  759  +2
クレディ・スイスでは目標株価を820円に引き上げへ。

*ANA<9202>  203  -6
第1四半期の営業赤字決算を嫌気。

*ソフトバンク<9984>  6500  +200
前日に決算発表、実質的に通期予想は上方修正しており。

*アイフル<8515>  948  -34
アコムが決算発表後に大幅安となり。

*富士通<6702>  376  -12
前日に第1四半期決算発表、営業大幅赤字決算となり。

*デンソー<6902>  4640  -20
決算発表後は一時切り返す動きにも。

*コマツ<6301>  2241  +49
中国株式市場なども堅調なスタートとなり。

*理経<8226>  254  +27
調整一巡感から自律反発狙いの動きにも。

*タカラバイオ<4974> 2560 -52
上期業績予想の下方修正を嫌気。

*enish<3667> 5870 -660
通期計画の据え置きに失望感が先行。

*ドリコム<3793> 118600 -21400
上期業績予想の下方修正を嫌気。

*ネクステージ<3186> 1809 -202
初値形成後は上値の重い展開が続き換金売り優勢。

*テラプローブ<6627> 1056 -300
上期の営業赤字見通しを嫌気。

*そーせい<4565> 5010 -380
タカラバイオの下方修正がバイオ関連の重しに。

*ガンホー<3765> 87600 -4200
引き続き、決算発表を通過し出尽くし感が意識される。

*ニューフレア<6256> 1220000 +105000
決算発表を受けてUBSが目標株価を引き上げ。

*ウエストHD<1407> 2998 +154
株式分割の実施発表を材料視。

*GMO-AP<4784> 305500 +90500
LINE関連として物色が継続。

*C&GSYS<6633> 4100 +700
3Dプリンター関連のテーマ株として物色が続く。

*クルーズ<2138> 375500 -34500
ゲーム関連株は決算発表後に大幅下落となり警戒感が波及。

7/31日経平均は下げ幅を縮小、輸出関連の一角が日中高値を更新

日経平均;13810.93;-58.89
TOPIX;1147.99;-0.54

後場寄り付き概況

 日経平均は下げ幅を縮めて始まっている。為替市場では対ドル、対ユーロともに円安に振れてきている。

ランチタイムの225先物はじりじりと切り返しをみせており、13830円まで戻してる。昼のバスケットは小幅に買い越しとの観測。売買代金上位では、ソフトバンク(9984)が上げ幅を縮める半面、トヨタ(7203)、富士重工(7270)、ホンダ(7267)、マツダ(7261)など輸出関連の一角が日中高値を更新している。
また、前引け段階で指数のマイナスインパクトが大きかったファーストリテイリング(9983)、京セラ(6971)、ファナック(6954)などが下げ幅を縮めている。決算に絡んだ動きでは、大正薬(4581)が下げ幅を拡大、川崎汽船(9107)は変わらず、日本郵船(9101)が若干上げ幅を広げ、商船三井(9104)はプラスに転じている。

商船三井、第1四半期は損益が黒字転換


 商船三井(9104)が31日午前11時30分に、14年3月期第1四半期(13年4-6月)の連結決算を発表した。

 第1四半期決算は、売上高4119億2400万円(前年同期比8.7%増)、営業損益114億9400万円の黒字(前年同期は5億300万円の赤字)、最終損益145億4200万円の黒字(同50億2000万円の赤字)だった。売上高が増加したほか、不定期専用船事業の損益が黒字に転換し、コンテナ船事業、フェリー・内航事業も損益が改善した。

 14年3月期予想は、売上高1兆7000億円(前期比12.6%増)、営業損益600億円の黒字(前期は157億6600万円の赤字)、最終損益500億円の黒字(同1788億4600万円の赤字)を据え置いている。

栗田工が急反落、第1四半期連結営業利益は前年比40.9%減

栗田工業(6370)が急反落。一時173円安の1964円まで売られている。30日引け後に発表した14年3月期第1四半期(13年4-6月)連結業績は減収減益となり、営業利益は前年同期比40.9%減の25億6800万円となった。

 東日本大震災の復旧需要一巡により電力向けの水処理装置の売上高が減少したほか、電子産業分野向けも、設備投資回復の動きがみられなかったことから、水処理装置、メンテナンス・サービスともに売上高が減少。超純水供給事業の売上高も減少した。

 13年9月中間期(4-9月)、通期連結業績予想は従来見通しを据え置いた。中間期連結営業利益予想は前年同期比7.9%減の100億円、通期連結営業利益予想は前期比12.0%増の235億円。

 同時に、保有する自己株式1363万株余り(発行済み株式総数の10.27%)を8月6日に消却すると発表した。

7/31きょうのストップ高銘柄

きょうのストップ高銘柄=31日前場―14銘柄(気配含まず/一時含む)
イメージワン<2667 .t="">
ネットプラ<3328 .t="">
ビリングS<3623 .t="">
ソケッツ<3634 .t="">
フライト<3753 .t="">
イメージ情報<3803 .t="">
応用技術<4356 .t="">
GMOAP<4784 .t="">
東洋機械<6210 .t="">
C&GSYS<6633 .t="">
A&T<6722 .t="">
日本トリム<6788 .t="">
ホロン<7748 .t="">
FXプライム<8711 .t="">
きょうのストップ安銘柄=31日前場―2銘柄(気配含まず/一時含む)
テラプロ<6627 .t="">
ワコム<6727 .t="">

7/31前引けにかけて値を戻す

日経平均寄与度ランキング
31日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり57銘柄、値下がり162銘柄、変わらず6銘柄となった。

日経平均は反落。105.97円安の13763.85円(出来高概算11億5000万株)で前場の取引を終えている。31日の連邦公開市場委員会(FOMC)の結果および声明内容を見極めたいとの流れ、決算ピークとなることから手掛けづらく、シカゴ先物清算値(13720円)にサヤ寄せする格好で始まった。為替市場ではやや円高傾向に振れていることで、輸出関連に売りが先行した。その後は、上海が堅調に推移していることもあってか、やや下げ渋りをみせているものの、上値追いは慎重。

4-6月期の営業利益が過去最高を更新したKDDI(9433)が値上がり寄与度トップに。また、通期の営業利益が1兆円に乗せると報道のソフトバンク(9984)は寄与度2位。4-9月期営業損益予想を上方修正した東京エレクトロンが寄与度3位に。その他、同じく決算好調の住友電工(5802) 、コニカミノルタ(4902)がランクイン。

一方で、指数インパクトの大きいファーストリテ(9983)、テルモ(4543)が値下がり寄与度上位に。また、明日1日(木)に決算発表を控える京セラ(6971)、アステラス製薬(4503)、は寄与度上位にランクイン。


*11:30現在
 
日経平均株価  13763.85(-105.97)

値上がり銘柄数  57(寄与度+89.43)
値下がり銘柄数 162(寄与度-195.40)
変わらず銘柄数  6

○値上がり上位銘柄
コード   銘柄             直近価格 前日比 寄与度
<9433> KDDI             5380    320 +25.63
<9984> ソフトバンク         6500    200 +24.02
<8035> 東エレク             4500    195  +7.81
<5802> 住友電               1331    107  +4.28
<4902> コニカミノルタ        831     73  +2.92
<5108> ブリヂストン         3545     65  +2.60
<7751> キヤノン             3075     40  +2.40
<7270> 富士重               2658     58  +2.32
<6301> コマツ               2241     49  +1.96
<6501> 日立                  677     37  +1.48
<6674> GSユアサ            438     36  +1.44
<6503> 三菱電               1045     32  +1.28
<6506> 安川電               1189     25  +1.00
<8001> 伊藤忠               1185     17  +0.68
<8058> 三菱商               1813     17  +0.68
<8053> 住友商               1293     16  +0.64
<6367> ダイキン             4115     15  +0.60
<4452> 花王                 3130     15  +0.60
<5201> 旭硝子                638     14  +0.56
<4043> トクヤマ              345     12  +0.48

○値下がり上位銘柄
コード   銘柄             直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテイ    33200  -1200 -48.05
<6971> 京セラ              10040   -200  -8.01
<4543> テルモ               4925   -195  -7.81
<4503> アステラス薬         5300   -160  -6.41
<6954> ファナック          14800   -150  -6.01
<9735> セコム               5380   -130  -5.21
<6857> アドテスト           1267    -57  -4.56
<4704> トレンド             3250    -90  -3.60
<2531> 宝HD                840    -88  -3.52
<8802> 菱地所               2486    -76  -3.04
<9613> NTTデータ       356500  -7000  -2.80
<2801> キッコーマン         1676    -66  -2.64
<3382> 7&I-HD         3685    -65  -2.60
<7267> ホンダ               3680    -30  -2.40
<9301> 三菱倉               1420    -59  -2.36
<7269> スズキ               2386    -54  -2.16
<5901> 洋缶HD             1629    -52  -2.08
<4901> 富士フイルム         2164    -50  -2.00
<4502> 武田                 4395    -50  -2.00
<9766> コナミ               2160    -48  -1.92

フォスターは1Q業績がV字回復もサプライズなく利益確定売りで急反落

フォスター電機 (6794) は、136円安の1726円と急反落している。
(以下引用)
前日30日大引け後に今3月期第1四半期(1Q)決算を発表、V字回復して市場コンセンサスを上回ったが、期待を高めた業績上方修正に至らずサプライズがないとして、5月22日につけた年初来高値1990円に迫る高値水準で利益確定売りが先行している。

  1Q業績は、前年同期比40%増収、3.1倍経常増益、6.1倍純益増益と伸び、期初予想の第2四半期(2Q)累計業績に対する利益進捗率も、52~62%と目安の50%を上回った。市場コンセンサスも、経常利益が8億円強、純利益が6億円強オーバーした。

  薄型テレビなどのAV機器関連は引き続き厳しい状況が続いたが、スマートフォンや車載関連機器がグローバルに好調に推移、携帯電話用ヘッドセットなどの生産、出荷が好調に推移し、車載用スピーカ・スピーカシステムなどが、北米市場を中心に堅調に推移したことが要因となった。今期2Q累計・通期業績は期初予想に変更はなく、通期純利益は、48億円(前期比44%増)と続伸を見込み、ここでも市場コンセンサスをクリアする。

  株価は、今期業績の続伸・増配予想でストップ高を交えて年初来高値まで650円高し、全般相場急落とともに1403円までほぼ往って来いの調整となり、先行発表された米アップル社の4~6月期決算では、利益は連続減益となったが、iPhone、iPadの販売台数が市場予想を上回ったことに反応し1700円台まで持ち直した。PERは8倍台、PBRは0.9倍と売られ過ぎを示唆しており、下値では下げ過ぎ訂正買いの再燃も見込まれる。(引用元:日本インタビュ新聞社)

9月は株を買うな! 年間の値動きの法則を知って負け知らず

9月は、日本でも米国でも負け続けの、「波乱の月」です。バブル崩壊以降、勝率が極めて低い、年間を通してみると最悪期といえます。実際に検証してみましょう。以下の星取り表を見てください。9月の日経平均が前月より上がったら白、下がったら黒にしたのですが、ここ53年間の9月の日経平均は、見事に真っ黒です。
(以下引用)
 1990年から2012年までの23年間をみても6勝17敗、75%の確率で負けています。
なぜ、9月はこんな波乱の月となってしまうのでしょうか?
 理由はいくつかありますが、日本には3月決算の会社が非常に多いことがその一因として挙げられると思います。日本の株式市場では3月決算の銘柄が一番多い、つまり、9月は「中間決算期末が一番多い月」であるといえます。
企業の立場から考えてみましょう。今年度が半分終わろうとしているところで、「今期の業績の雲行きが怪しい」となったとき、企業は9月中旬の段階で、「業績予想は下方修正しておこう」と考えます。
 強気な業績予想のまま決算が出たときに株価がガクンと下がるよりも、先に「ちょっと危ないかも」とエクスキューズしておいて、「思ったより悪くなかった!」となるほうが、よいに決まっているからです。企業業績が極端に悪化していれば、間違いなく大幅な下方修正をすることでしょう。
 業績予想が下方修正されているのに、株価が上がるということはほとんどあり得ませんから、9月の日経平均下落につながるというわけです。
 9月ほどではありませんが、四半期決算の関係で3・6・12月の3の倍数月も同様に売られがちになります。
 一方、マーケットには多種多様な機関投資家が参加していますが、国内のファンドの投資家にとっても、9月は特別な月です。というのも、企業と同様に、国内のファンドも9月は中間期末にあたるのです。それは何を意味するかというと、ファンドにかかわるアナリストたちは運用レポートを書かなければならず、株を買う物理的な時間も惜しいし、レポートには運用結果を「プラス」と書いておきたいので、状況がいいうちに手じまい、つまり株を売っておきたいという心理が働きます。
 大きな資金を持っているファンドが株を買わなくなるだけでなく、決算対策売り出るので、ただでさえ下がりやすい9月に、さらに拍車をかける結果となるのです。 
 
●1年間の値動きの法則を知っておく

 投資家のみなさんは、株価というのは基本的にその会社の業績や、マーケットでの需給関係で決まるというのはご存知のことと思います。しかし、それだけではないのが株式投資のおもしろいところ。

 同じ時期に同じように起こる株価の動きがあり、これは、アノマリー(Anomaly)と呼ばれ合理的には説明できないのですが、よく当たるとされている経験則の1つです。

 たとえば相場の格言として耳にするのが「節分天井彼岸底(せつぶんてんじょうひがんぞこ)」(2月3日の節分あたりが高値で、3月21日の春分の日前後のお彼岸が底になるという意味)とか「夏枯れ相場」(夏は相場が低迷して活発には動かない)などがあります。これは「年間アノマリー」です。
 年中行事があるように、株式の世界にも年間スケジュールにもとづく“行事”的な資金の流れがあります。この流れを知れば、株価の大まかな傾向も予測することができます。

バカンスとクリスマスは
外国人投資家の動きが鈍くなる

また、マーケットに参加している外国人投資家も、月によって特色のある動きをします。というのも、外国では決算月が6月や12月であることが多いうえ、欧米ではバケーションやクリスマス休暇、イスラム圏ならラマダン(断食月)などの季節要素を加味する必要があるからです。
 なお、ここでいう外国人投資家とは、「オイルマネー(中近東を中心にした国々の資金のこと)」「政府系ファンド(ソブリン・ウェルス・ファンドとも言われ、各国の政府が出資するファンド)」「米国年金基金」「欧州系年金基金」などが挙げられます。
 米国年金基金や欧州系年金基金は、資金が大きいので大型株を好み、買いと売りが連続するものの、買ったら長期間保有し続ける傾向があります。そのため、夏のバケーションシーズン(7月中旬〜9月初旬)とクリスマス休暇(12月後半)には動かないという傾向がありますが、それ以外のタイミングでは季節要素は乏しいといえます。

オイルマネーの動きは
ラマダン時期に影響される

しかし、最近の外国人投資家には、オイルマネーや政府系ファンドの割合が増えています。特に政府系ファンドは、産油国や資源国の機関が多いので、傾向がオイルマネーとかぶっています。特色は、彼らはイスラムの戒律を忠実に守るため、“シャリア”というイスラム法に合致する銘柄にしか投資できない点です。

 NG銘柄は、広告・メディア、酒類、金融、ギャンブル、豚肉、ポルノ、タバコ、金銀取引に関するもの。逆に、ハイテク銘柄や淡水化に関する銘柄を好みます。また、代替エネルギー系の銘柄も、原油の存在を脅かすものとして自分の管理下に置いておきたいという心理から、よく買っているようです。

 彼らは6月・12月の決算より、ラマダンという断食の習慣の影響が大きく、ラマダンの期間には相場の動きが止まりがちです。ラマダンは毎年11日ほどずつ早まり、およそ33年で季節が一巡します。ちなみに2013年は7月9日から8月7日です。つまりそろそろラマダン明けになるため、オイルマネーがまた入ってくると予想することもできます。

日本の機関投資家は
決算前には動きにくい

一方、国内の機関投資家である「国内投資信託」「年金基金」の資金には、決算月の3月末と半期決算月の9月末には動きにくいという傾向が共通しています。特に季節要素が顕著なのは年金基金で、これは3月末前に決算対策売りをするだけでなく、4〜5月には新規資金が入るために、5月以降の買いが増えます。3月末に翌年度の運用資金計画を立案、4月に決めて、5〜6月に買うという、わかりやすい年間計画があるからです。銘柄も大型株志向が強いようです。

 国内投資信託は、先に述べたように3月・9月は運用者がレポートを書くために、先に手じまいをしてしまうので、動きは鈍りがち。逆に6月・12月のボーナスシーズンは、資金が流入するので買いが増えます。

 銘柄はそれぞれの商品の目論見書をチェックしてみるとわかりますが、最近は高配当利回り銘柄や、「環境」などわかりやすいテーマでくくった商品に含まれる銘柄が人気のようなので、そうした傾向を知っておくと売買タイミングもとらえやすくなるでしょう。
(引用元:ZAKZAK)

コニカミノルタが続急伸、第1四半期の営業利益は22%増、カラー複合機が伸びる

コニカミノルタ(4902.T)が続急伸。一時前日比64円高の822円まで買われている。東証1部値上がり率上位。

 30日引け後に発表した14年3月期第1四半期(13年4-6月)連結業績は増収増益となり、営業利益は前年同期比23.3%増の78億1800万円となった。円安効果に加えて、主力の情報機器事業が好調。カラー複合機の販売が大きく伸びた。

 通期の連結業績予想は従来見通しを据え置いた。営業利益予想は前期比35.3%増の550億円。為替レートも、1ドル=93円、1ユーロ=123円と期初の前提を据え置いた。

7/31ヤクルト---大幅安、自己株式取得方法などへの不透明感も

(2267)  ヤクルト  4535  -400
大幅安。前日は好決算とともに自社株買いの発表を行い、その後の株価は急伸する展開となっていた。本日はその反動で利益確定の動きが優勢に。とりわけ、自社株買いに関しては、取得期間が短期間であること、株価水準が高いことなどから、市場外での取得になる可能性なども指摘されているようだ。

7/31ソフトバンク---通期営業利益が1兆円以上になる見通し

(9984)  ソフトバンク  6460  +160
30日発表した2013年4-6月期業績は、連結純利益が前年同期比2.3倍の2382億円だった。営業利益は同92%増の3910億円と四半期ベースで過去最高を更新した。また、14年3月期通期は、営業赤字が続く米スプリントを含めた連結営業利益が1兆円以上になる見通しを発表。買い安心感が広がりそうだ。

7/31ワコム---大幅安、第1四半期決算受けて野村では格下げ

(6727)  ワコム  803  -132
大幅安。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は10.3億円で前年同期比25%増益となったが、上半期計画35.5億円に対する進捗率の低さ、市場コンセンサス比での下振れなどを嫌気する動きが優勢に。野村では投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げ、目標株価も1345円から1040円に引き下げ。主要顧客であるサムスンの失速によって、中期成長性は低下としているもよう。

7/31ヤクルトなど、7月30日の自社株買い発表

7月30日(火)に自社株取得枠設定を発表した銘柄は以下の通り

<6718>アイホン                20万株(1.1%)   3億6000万円(13/7/31-13/12/31)
<8699>澤田HD                10万株(0.3%)         1億円(13/7/31-13/10/30)
<7596>魚力                    23万株(1.6%)         3億円(13/8/1-13/10/15)
<2267>ヤクルト               750万株(4.4%)       330億円(13/7/31-13/8/27)
<8324>第四銀                 140万株(0.4%)         5億円(13/8/1-13/9/27)


※株数の()の%は、発行済株式総数(自己株式を除く)に占める割合
※株数・金額は上限

2013年7月30日火曜日

ガンホーが6月中間期決算発表で材料出尽くし感から売られる

ガンホー・オンライン・エンターテイメント(3765)が4日ぶりに反落。

一時1万6100円安の8万9900円まで売られている。29日引け後、13年6月中間期の連結決算を発表。大幅な増収増益となったが、株価は決算期待で堅調な動きをみせていただけに、決算発表をきっかけに、材料出尽くし感から利益確定売りに押される展開となったようだ。

 中間期決算は、売上高746億2100万円(前年同期比10.4倍)、営業利益451億5400万円(同44.3倍)、純利益281億7900万円(同26.1倍)だった。スマートフォンゲーム「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」が、6月29日には日本国内でのダウンロード数が1600万を超えるなど順調に推移した。

 通期業績見通しについては、コンテンツ関連の環境変化が激しいことや米ナスダック市に上場する連結子会社が業績予想を開示しない方針のため、通期業績予想は開示していない。

7/30日経平均寄与度ランキング

日経平均寄与度ランキング
30日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり177銘柄、値下がり37銘柄、変わらず11銘柄となった。

日経平均は反発。57.53円高の13718.66円(出来高概算12億6000万株)で前場の取引を終えた。小幅に続落で始まり、その後は上昇に転じている。29日の米国株式相場は下落し、シカゴ日経225先物清算値は大証比80円安の13520円だった。ただ、日経平均は直近4営業日で1100円を超える下げとなっていたほか、円相場がやや円安に振れてきたこともあり、自律反発の動きに。寄付き前に発表された6月の鉱工業生産指数速報が市場の予想に反して低下したことが、円売りを誘ったようである。

充電インフラ普及で提携したトヨタ<7203>が値上がり寄与度トップに。また、売り込まれた反動からオリンパス<7733>、花王<4452>は寄与度上位に。その他、MSCIのリバランス関連で電通<4324>がランクイン。

一方で、ファーストリテ<9983>が値下がり寄与度トップに。また、本日決算発表を控える東京エレクトロン<8035>が寄与度2位に。その他、4-6月期純損益が赤字に転落した日立建機<6305>がランクイン。


*11:30現在
 
日経平均株価  13718.66(+57.53)

値上がり銘柄数 177(寄与度+111.49)
値下がり銘柄数  37(寄与度-53.96)
変わらず銘柄数  11

○値上がり上位銘柄
コード   銘柄             直近価格 前日比 寄与度
<7203> トヨタ               6030    130  +5.21
<7733> オリンパス           2957    126  +5.05
<4452> 花王                 3110    105  +4.20
<4324> 電通                 3115     85  +3.40
<4704> トレンド             3320     70  +2.80
<5108> ブリヂストン         3450     65  +2.60
<7205> 日野自               1558     62  +2.48
<3382> 7&I-HD         3705     60  +2.40
<6971> 京セラ              10130     60  +2.40
<8830> 住友不               4165     55  +2.20
<1963> 日揮                 3495     55  +2.20
<9613> NTTデータ       361000   5500  +2.20
<5002> 昭和シェル            889     54  +2.16
<6758> ソニー               2110     53  +2.12
<4507> 塩野義               2040     51  +2.04
<6902> デンソー             4605     50  +2.00
<9735> セコム               5480     50  +2.00
<5713> 住友鉱               1274     45  +1.80
<2914> JT                 3450     45  +1.80
<8253> クレセゾン           2226     41  +1.64

○値下がり上位銘柄
コード   銘柄             直近価格 前日比 寄与度
<8035> 東エレク             4255   -200  -8.01
<9983> ファーストリテイ    33900   -200  -8.01
<9984> ソフトバンク         6180    -60  -7.21
<6954> ファナック          14760   -150  -6.01
<7751> キヤノン             3020    -80  -4.80
<6305> 日立建               1926   -108  -4.32
<9433> KDDI             5010    -40  -3.20
<4519> 中外薬               1921    -49  -1.96
<4063> 信越化               6180    -30  -1.20
<6301> コマツ               2138    -25  -1.00
<5332> TOTO              988    -22  -0.88
<4151> 協和キリン           1014    -21  -0.84
<4568> 第一三共             1651    -20  -0.80
<1928> 積水ハウス           1262    -17  -0.68
<6857> アドテスト           1302     -8  -0.64
<7731> ニコン               2071    -13  -0.52
<8766> 東京海上             3155    -20  -0.40
<7201> 日産自               1033     -9  -0.36
<4902> コニカミノルタ        739     -8  -0.32
<8001> 伊藤忠               1159     -8  -0.32

7/30新聞からの銘柄材料一覧


*タカタ(7312)佐賀にメガソーラー(日刊工業5面)-○
*NTT(9432)ドワンゴと資本提携、映像サービスで協力(日刊工業10面)-○
*ソニー(6758)パナソニックと次世代規格を共同開発、業務用光ディスク(日刊工業10面)-○
*そーせい(4565)配合剤、欧で承認へ、慢性閉そく性肺疾患向け(日刊工業15面)-○
*三井不(8801)既存ビルゆれ半減、制震装置を開発(日刊工業16面)-○
*マルエツ(8178)量り売り総菜、脱デフレ、 商品単価6月に上昇(日刊工業17面)-○
*花王(4452)美白問題で特損56億円(FujiSankei6面)-○
*藤田観(9722)ペット同伴宿泊施設、来秋開業(FujiSankei7面)-○
*東京海上(8766)「海外利益アジア倍増」、永野社長が意欲(毎日7面)-○

2013年7月29日月曜日

NTT、ドワンゴと資本・業務提携 「ニコニコ」に協力のNTTが5%株主に

 NTTとドワンゴは29日、資本・業務提携すると発表した。

ドワンゴが運営する「ニコニコ動画」のサービス向上などでNTTが協力。一方、ドワンゴの第3位株主であるエイベックス・グループ・ホールディングスからドワンゴの発行済み株式の4・99%を約50億円でNTTが譲り受ける。

 業務提携では、NTTが持つビッグデータ解析技術や言語・音声認識技術をニコニコ動画、ニコニコ生放送などに活用。インターネット上の膨大な数の動画の中から、特定の人物が映っている動画を選び出したり、アイドルグループのライブ映像から特定のメンバーだけを切り出して鑑賞できる機能を検討する。

 スマートフォン(高機能携帯電話)で動画を鑑賞する利用者のために、通信速度の向上なども図る。

全面安の中、値上がりはファナック(6954)、ニコン(7731)の2銘柄のみ

日経平均寄与度ランキング
29日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり2銘柄、値下がり223銘柄、
変わらず0銘柄となった。

日経平均は大幅続落。ドル・円が97円台、ユーロ・円が129円台まで急速に円高進行となったことが嫌気され、換金売りが膨らんだ。今週は主力企業の決算発表が相次ぐ中で、業績面に対する懸念も買い手控えムードにつながる格好に。大引けの日経平均は前日比468.85円安の13661.13円となった。東証1部の売買高は25億6546万株、売買代金は2兆5654億円。業種別では、その他金融や証券、電気・ガス、ゴム製品、海運、輸送用機器、機械、鉄鋼、銀行などの下落が目立ち、全セクターが下落した。

4-6月期受注高が市場予想を上振れたファナック(6954)が寄与度トップ。また、ニコン(7731)は寄与度2位。全面安の中、値上がりは2銘柄のみ。

一方で、指数インパクトの大きいファーストリテ<9983>、ソフトバンク<9984>、信越化学<4063> は値下がり寄与度上位に並ぶ。また、4-6月期営業利益が減益のテルモ(4543)は値下がり寄与度6位。その他、京セラ(6971)、ホンダ(7267)、トヨタ(7203)などがランクイン。


*15:00現在
 
日経平均株価  13661.13(-468.85)

値上がり銘柄数  2(寄与度+12.57)
値下がり銘柄数 223(寄与度-481.42)
変わらず銘柄数  0

○値上がり上位銘柄
コード   銘柄             直近価格 前日比 寄与度
<6954> ファナック          14910    310 +12.41
<7731> ニコン               2084      4  +0.16

○値下がり上位銘柄
コード   銘柄             直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテイ    34100  -1350 -54.05
<9984> ソフトバンク         6240   -280 -33.63
<4063> 信越化               6210   -410 -16.42
<6971> 京セラ              10070   -320 -12.81
<7203> トヨタ               5900   -250 -10.01
<4543> テルモ               4985   -245  -9.81
<7267> ホンダ               3675   -115  -9.21
<6367> ダイキン             4005   -200  -8.01
<9735> セコム               5430   -200  -8.01
<7270> 富士重               2517   -187  -7.49
<5108> ブリヂストン         3385   -175  -7.01
<2914> JT                 3405   -175  -7.01
<7733> オリンパス           2831   -169  -6.77
<6902> デンソー             4555   -165  -6.61
<6857> アドテスト           1310    -80  -6.41
<9613> NTTデータ       355500 -15500  -6.21
<8253> クレセゾン           2185   -141  -5.65
<9433> KDDI             5050    -70  -5.61
<4503> アステラス薬         5430   -140  -5.61
<8015> 豊通商               2637   -138  -5.53

新興株29日、ジャスダック続落 1カ月ぶり安値、ガンホーはにぎわう

 29日の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は続落した。
(以下引用)
大引けは前週末比47円60銭(2.55%)安の1816円47銭だった。1日以来、約1カ月ぶりの安値を付けた。円高やアジア株の下落を背景に投資家心理が悪化し、幅広い銘柄が下落した。上値の重い状況が続いていたバイオ・医療関連株への手じまい売りが目立った。一方、29日の取引終了後に1~6月期決算を発表するガンホーには思惑買いが入り、指数を下支えした。主力銘柄で構成するJASDAQ-TOP20は3日続伸した。ガンホーの売買代金は708億円に膨らみ、東証1部市場のトヨタ(751億円)や東電(723億円)に次ぐ大きさだった。

 ジャスダック市場の売買代金は概算で1385億円と4日以来、約3週間ぶりの高水準だった。売買高は6787万株。リプロセル、クルーズ、楽天が下落。一方、C&GSYS、イメージワン、USシステムが上昇した。

 東証マザーズ指数は続落した。大引けは前週末比59.16ポイント(7.25%)安の756.37だった。10日以来の低水準まで下げ、下落率は6月26日(11.62%)以来の大きさだった。アドウェイズ、コロプラ、オルトPが下げ、ユナイテッド、オークファン、enishも安い。一方、そーせいが買われ、スカイマーク、ベクトルが上げた。(引用元:日経QUICKニュース)

日経平均株価が安値引け、終値ベースで約1カ月ぶりの1万3600円台=29日後場

29日後場の日経平均株価は、前週末比468円85銭安の1万3661円13銭と大幅続落し、安値引けで取引を終了した。

終値ベースで1万3600円台を付けるのは、6月28日の1万3677円32銭以来、約1カ月ぶり。為替相場が1ドル=97円台後半で高止まりし、売り圧力が強まる格好となった。東証1部の出来高は25億6546万株、売買代金は2兆1924億円だった。騰落銘柄数は値上がり57銘柄、値下がり1676銘柄、変わらず15銘柄。

 市場では、「海外投資家による日本株売り、米国株買いの動きが出たようだ」(中堅証券)との見方があった。14年3月期第1四半期の決算発表の本格化で、当面は個別銘柄への物色が中心となりそうだが、「日経平均株価は6月11日の高値1万3584円や前回の調整時に下値支持線として機能した13週線が下値のめどとして意識されそう」(同)との声が聞かれた。

 業種別では、アイフル(8515)、オリコ(8585)などその他金融株が東証業種別値下がり率トップ。次いで、大和証G(8601)や野村(8604)など証券株、浜ゴム(5101)、ブリヂス(5108)などゴム株が値下がり上位に入った。東電(9501)、関西電力(9503)など電力ガス株、商船三井(9104)、川崎汽(9107)など海運株も安い。国際帝石(1605)、海洋掘削(1606)など鉱業株、トヨタ(7203)、ホンダ(7267)など輸送用機器株も軟調だった。旭化成(3407)、信越化(4063)などの化学株も下げた。

 個別では、14年3月期第1四半期(13年4-6月)連結決算で大幅増益を達成した日本トリム(6788)が引き続き物色され連日で年初来高値を更新。きょう29日に、14年3月期第1四半期(13年4-6月)連結決算で、大幅増益を明らかにした大東建(1878)など、業績面で裏付けのある銘柄に物色の矛先が向かった。東証業種別株価指数は33業種中、全33業種が下落した。

神戸鋼が上げに転じる、中間期・通期業績予想を上方修正


 神戸製鋼所(5406)が後場上げに転じ、一時8円高の155円を付ける場面があった。29日午後1時30分に13年9月中間期(4-9月)および14年3月期の連結業績予想の上方修正を発表し、評価機運が高まった。

 通期業績見通しでは、売上高が前回予想の1兆7900億円から1兆8600億円(前期比10.4%増)、経常利益は同450億円から600億円(前期は181億4600万円の赤字)に引き上げられた。自動車向け需要の堅調などから、鋼材やアルミ・銅圧延品の販売数量が想定を上回り、油圧ショベルやクローラクレーンの販売台数についても国内外で想定を上回る見通し。なお、未定としていた配当については、中間期は見送りとし、期末は未定。

 同時に発表された第1四半期(13年4-6月)決算は、売上高が4186億1900万円(前年同期比3.6%増)、営業損益が193億5800万円の黒字(前年同期は27億9800万円の赤字)だった。

7/29出来高変化動向


大東建<1878>がランクイン。前引け後に発表した14年3月期第1四半期の決算が評価さ
れている。


出来高変化率上位 [7月29日 13:25 現在]
(直近5日平均出来高比較)
コード 銘柄            出来高 5日平均出来高 出来高変化比率 株価変化率
6779   日電波          654700         82800        690.70%      -1.44
6210   東洋機械       4899700        731400        569.91%      +6.78
2667   イメージワン      3874         594.6        551.53%     +17.70
4565   そーせい       1492900        253680        488.50%     +10.24
8836*  RISE        953500        206600        361.52%      -7.27
6875   メガチップス    724000        190520        280.01%      +7.44
3765   ガンホー        385125        113272        240.00%     +12.04
9204   スカイマーク   2380300        716460        232.23%      +5.31
2183   リニカル        153700         49040        213.42%     -16.50
5310*  東洋炭素        434100        139140        211.99%      -9.72
2112   塩水糖          130200         43060        202.37%      -3.93
9430*  NECモバイリ   14900          5020        196.81%      +0.00
5486   日立金         5746000       2029200        183.17%      +8.54
3776   ブロバンタワ    994100        360380        175.85%     -10.53
1569   TPX-1倍      150750         55382        172.20%      +2.48
2491   Vコマース     1934600        713180        171.26%      +6.99
8721   ベンチャーRV   40790         15220        168.00%     -14.95
8074   ユアサ商        674000        257800        161.44%      -5.49
3421   稲葉製作        152900         58920        159.50%      -7.28
8793   NECキャピ    331500        134300        146.84%      +2.68
2160*  ジーエヌアイ   5031000       2086800        141.09%     -16.55
1878*  大東建          667000        276700        141.06%      +3.82
5384   フジミインコ    161900         67780        138.86%      +2.50
4779   ソフトブレーン  232400         98840        135.13%      -8.03
6954*  ファナック     1705000        754660        125.93%      +4.45
2176*  イナリサーチ     32200         14260        125.81%      -9.55
6756   日立国際       3066000       1383600        121.60%      +0.48
8957   東急RE          1545           698        121.35%      -6.35
8341   七十七         2781000       1284400        116.52%      -1.26
9675   常磐興          700000        326000        114.72%      -6.29

(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄
20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外

7/29前場/動いた株・出来た株


*ネオス<3627>  204000  +38100
LINE関連銘柄として値幅取りの動きが継続する。

*アクリーティブ<8423>  23000  +3950
ドンキホーテのM&A展開などを思惑材料視も。

*日立金属<5486>  1159  +94
先週末の決算発表を受けて、UBSでは投資判断「バイ」に格上げ。

*メガチップス<6875>  1536  +112
上半期営業利益は11億円から20億円にまで上方修正。

*東洋機械<6210>  312  +17
引き続き業績予想の上方修正を評価材料視する動きが継続。

*KADOKAWA<9477>  3800  +155
第1四半期決算発表後は上値追いの動きが継続へ。

*滋賀銀行<8366>  539  +20
上半期純利益は従来の27億円から52億円に上方修正へ。

*ファナック<6954>  15160  +560
先週末に決算発表、受注高の上振れが好感視される。

*日本トリム<6788>  9270  +320
第1四半期の大幅増益決算を評価する動きが継続。

*野村不動産<3231>  2353  +74
先週末に決算発表、第1四半期は大幅増益と順調スタート。

*コカ・コーラウエスト<2579>  1886  +44
最終損益の大幅上方修正が手掛かり材料視される展開に。

*アシックス<7936>  1730  +39
オリンピックの東京招致期待など引き続き材料視か。

*日東工業<6651>  1776  +35
電気自動車の急速充電器事業に参入と伝わる。

*バリューコマース<2491>  1618  +30
ファンダメンタルズの好実態評価の動きが継続へ。

*四国化成工業<4099>  698  +10
通期営業利益は55億円から62億円に上方修正へ。

*ドンキホーテ<7532>  5490  +60
米スーパーマーケット事業の買収を発表。

*KDDI<9433>  5160  +40
野村では目標株価を5520円から6260円に引き上げ。

*リニカル<2183>  1263  -258
第1四半期営業利益は6割超の大幅減益となる。

*クボテック<7709>  29400  -3950
特に材料ないが、株価のボラティリティは高まりやすい銘柄で。

*イー・ギャランティ<8771>  2520  -312
ノンバンク株安の流れが強まる状況で。

*アサックス<8772>  154200  -18800
ノンバンクや中小型不動産株が軟調な動きで。

*三菱自<7211>  1316  -154
株式併合による株価水準の上昇も売り妙味につながる。

*ビットアイル<3811>  850  -99
直近では大和の投資判断格下げが観測され。

*ソースネクスト<4344>  1083  -125
株式分割発表で先週末に上昇した反動。

*ネクスト<2120>  1460  -168
先週に残した長い上ヒゲが警戒視される。

*GMOインタ<9449>  1056  -114
LINE関連として先週末に急騰した反動。

*マネーパートナーズ<8732>  27810  -2990
先週末にかけて急伸した反動も強まり。

*MUTOH<7999>  414  -41
個人投資家のマインド悪化の影響なども警戒視。

*新日本科学<2395>  1383  -128
新株予約権の行使などによる需給懸念も。

*サニックス<4651>  1201  -110
地合いの悪化で個人投資家に人気の材料株などは冴えない動きに。

*マネックス<8698>  39950  -3650
株式市場の軟調な動きなども弱材料視される。

*東洋炭素<5310>  1482  -134
もみ合い下放れで追随売りも膨らむ格好に。

*東京都競馬<9672>  358  -32
中小型不動産株や含み資産関連株が軟化へ。

*ケネディクス<4321>  465  -40
中小型不動産株にも個人投資家の見切り売りが優勢に。

*東京楽天地<8842>  477  -41
上半期末の権利落ちで見切り売りへ。

*オーイズミ<6428>  1045  -88
政策期待の材料株なども個人投資家の見切り売りが優勢に。

*トーセイ<8923>  691  -57
引き続き、公募価格受渡による需給の悪化で。

*東京電力<9501>  594  -36
福島第1原発の汚染水対策は事実上破綻とも伝わる。

*マツダ<7261>  410  -23
業績観測報道にはインパクトなし、円高デメリットは大きく。

*三菱UFJ<8306>  602  -26
地合い悪化で金融関連株は総じて軟調。

*川崎汽船<9107>  193  -7
資源価格下落やバルチック指数下落で。

*野村HLDG<8604>  755  -31
先週末発表の決算はインパクトなし、地合い悪化に押される。

*新日鐵住金<5401>  281  -7
JFEHDの株価下落に引きずられる格好へ。

*大和証券<8601>  815  -33
本日決算発表控えるが、先週末に発表の野村HDが売り優勢で。

*住友化学<4005>  327  -1
第1四半期の大幅増益観測報道で相対的に底堅い動き。

*シャープ<6753>  428  -20
先週末にかけては第1四半期黒字化報道で堅調推移も。

*富士重<7270>  2541  -163
自動車株は決算発表後に総じて出尽くし感が先行で。

*トヨタ<7203>  5960  -190
世界生産計画上積み報道も円高進行など嫌気で。

*ソフトバンク<9984>  6360  -160
メリルでは「買い」でカバレッジ再開も地合い悪に押される。

*ファストリ<9983>  34500  -950
日経平均先物の大幅下落に連れ安ヘ。

*コマツ<6301>  2178  -68
本日の決算発表を控えて警戒感も先行へ。

*JFEHD<5411>  2226  -137
引き続き、先週末に発表した決算を嫌気する動き継続。

*日野自動車<7205>  1511  -66
先週末に好決算発表も短期的な出尽くし感につながる。

*リコー<7752>  1142  -14
先週末発表の決算は特殊要因除いても物足りなさ残り。

*日インター<6974>  149  -18
全般地合いの悪化で信用買い方の手仕舞い売り優勢。

*不二サッシ<5940>  240  -25
増担保率の引き上げ以降は出来高も減少で。

*ナノキャリア<4571> 211200 -28800
地合い悪化を背景にバイオ関連には換金売りが膨らむ。

*PD<4587> 7850 -1210
中期経営計画の下方修正を嫌気。

*そーせい<4565> 5350 +270
COPD治療薬が欧州医薬品委員会より承認勧告を受領したと発表。

*ネットイヤー<3622> 1900 +295
LINE関連の一角として物色続く。

*メディア工房<3815> 173100 -37100
直近ではLINE関連の一角として賑わった反動で。

*オルトプラス<3672> 9170 +670
好決算期待のゲーム関連株として物色。

*ガンホー<3765> 102400 +4400
「パズドラ」の世界展開加速が伝わったことを材料視。

*リプロセル<4978> 10600 -2100
地合い悪化を背景にバイオ関連には換金売りが膨らむ。

*ユタカ技研<7229> 2305 +180
今期業績予想の上方修正を材料視。

*イマジニア<4644> 1232 -262
直近ではモバイルコンテンツ関連の一角として賑わった反動で。

*オプト<2389> 942 -42
今期の業績予想を上方修正も出尽くし感が意識される。

*ブロードメディ<4347> 358 -52
第1四半期の赤字決算を嫌気。

ナノキャリア---大幅安、バイオ関連株が一斉安でマザーズ指数は6%超の急落

(4571>) ナノキャリア  210000  -30000

大幅下落。同社のほか、MDNT(2370)、GTS(4584)、UMN(4585)、3Dマトリックス(7777)、テラ(2191)など、バイオ関連株が一斉安の展開となっている。目立った悪材料はないが、急速な円高進行による外部環境の悪化も重なり、新興市場の中小型株には換金売りが膨らむ状況に。バイオ関連株の大幅下落を受けて、マザーズ指数は6%超の急落へ。

“腹だけ”痩せる、1日30秒のダイエット法

この2つの原因に対して、強力に作用するのがドローインです。

筋肉の緩みに対しては、引き締め効果があります。具体的には、内蔵を取り囲むように配置されている「腹横筋」という筋肉に作用して張力(=ハリ)を増加させます。この筋肉を鍛えるのがドローインと呼ばれている動作です。腹と背中をくっつけるようなイメージで腹を引っ込ませ、そのまま呼吸を止めずに30秒ほど静止させることがポイントです。徐々に腹を引っ込める時間を伸ばしたり、回数を増やすとさらに効果が高まります。

内蔵脂肪の増加に対しては、有酸素運動と組み合わせると効果的。たとえばウォーキングしている最中にドローイングをする(=腹を引っ込める動作をする)と、カロリー消費が4割も上昇するので、脂肪をより効率的に燃焼させるというわけです。

このドローインの最大の利点は、どこでも簡単にできるということでしょう。1回30秒、お腹をグッとへこますだけですから、場所を選ばずどこでも簡単にできます。たとえば、駅のホームで電車を待っている間や、オフィスでパソコンを立ち上げている間などのスキマ時間にさくっとできるわけです。
腹筋運動の効果はあまりない
ちなみに、多くの人が「腹をやせる方法」として思い浮かべる腹筋運動ですが、効果はあまり期待できません。お腹の前面にある6つに割れている腹筋(=腹直筋)を鍛えるのには有効ですが、お腹をへこませることができるのは前述の「腹横筋」だからです。だから、いわゆる腹筋運動(膝を曲げて上体を起こす運動)が効くというのは大いなる誤解なのです。

これから薄着の季節が本格化し、水着を着る機会も出てくるでしょう。あなたの外見を一足飛びに若返らせ、異性に対する魅力を上げる「腹だけやせる方法」を、ぜひお試しいただきたいと思います。
なお、ドローインに関して詳しく知りたい方には
をオススメします。  

2013年7月26日金曜日

NISA顧客争奪戦に熱 販売手数料の無料化も

 大和証券グループ本社やカブドットコム証券が2014年1月に始まる少額投資非課税制度(日本版ISA=NISA)の口座で扱う金融商品の販売手数料を無料にする。口座開設の予約件数は証券界だけで200万に迫っており、新たな顧客層を取り込もうとする競争が激しくなっている。

NISAを見据えた証券会社の取り組み



大和証券グ
ループ本社
200本の販売手数料の無料化を検討
フィデリティ証券 310本以上の販売手数料を無料に
SMBC日興証券 600本の販売手数料を2014年は無料に
いちよし証券 14年中は手数料を無料に




カブドットコム証券

売買手数料を14年中は無料に
楽天証券 売買手数料を一律105円に
SBI証券
米国など海外9カ国の株式も対象に
 NISAは年100万円までの投資について配当や譲渡益が5年にわたり、非課税になる制度。大和証券グループ本社はNISA口座を開設した顧客に薦める200本の投信の販売手数料を無料にする検討に入った。SMBC日興証券やいちよし証券も14年の1年間は、NISA口座で扱う投信の販売手数料をなくす方針。
 
 ネット証券大手のカブドットコム証券は日本株の売買手数料を14年中に限り、無料にする。業界2位の楽天証券が14年からNISA口座を使う顧客の株式売買手数料を一律105円にすると発表したのに対抗する。他のネット証券にも値下げの動きが広がる可能性がある。
 
 証券各社はNISA口座の管理にかかる手数料も無料にする方針を打ち出している。今春から受け付け始めた事前の口座開設予約数は7月時点で200万件に達したもよう。
 
 14年1月の制度導入前から顧客の獲得競争が激しくなっているのは、NISAの専用口座は1人につき1口座しか開設できないという事情も影響している。顧客は選んだ金融機関にいったん口座を開くと、その後4年間は他の金融機関に乗り換えることができない。手数料をゼロにすれば証券会社の収入は減るが、NISAを入り口に投資経験を積んだ顧客が株式や投信の売買を増やせば、「中長期で顧客基盤が広がり、コストを回収できる」(ネット証券大手社長)とみている。

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26日のPTS注目ポイント=LINE関連銘柄

26日の通常取引は、円高進行に加え、午後2時に市場予想を大幅に下回る業績見通しを開示したJFE(5411)が急落したことで投資家の心理が悪化。日経平均株価は3週間ぶりの安値を付けた。国内の企業決算が出始めているうえ、米国では金融緩和が長期化するとの見方が広がり始めており、FOMC(米連邦公開市場委員会)を来週に控えた週末は主力株を中心に手掛けにくさがあったようだ。

 こうしたなかでも堅調だったGMO(9449)は、子会社の「LINEフリーコイン」の販売開始を材料視した買いが流入。GMOだけでなく、関連会社のGMOAP(4784)はストップ高配分された。また、同様の材料で7月上旬に連騰したADWAYS(2489)も買いが先行。LINE関連ではネオス(3627)も急騰した。高値更新後に利益確定売りが優勢となったメディア<3815 .t="">も関連銘柄だ。スマートフォン関連は値動きの良い銘柄が多いだけに、相場が荒れるようだと主力株からいったん資金が流入しやすいとの声もあった。

 引け後の発表では、14年3月期連結業績予想の上方修正で、13年9月中間期でも最終黒字を確保できる見込みになった日立国際(6756)、中間期業績予想を上方修正したスタンレー<6923 .t="">などに注目しておきたい。きょうは大きく売られており、業績予想の見直しがポジティブサプライズになれば、きょうの下げの反動期待も膨らみそう。14年3月期連結業績予想を上方修正したユタカ技研(7229)などもマークしておきたい。

7/26前場/動いた株・出来た株


*GMOインタ<9449>  1243  +232
LINEフリーコインの販売を開始と発表で。

*ネオス<3627>  154400  +18500
引き続きLINE関連として上値追いが続く。

*東洋機械<6210>  293  +35
前日に決算発表、業績予想を上方修正。

*新日本理化<4406>  323  +38
仕手性の強さ妙味、今後のインデックス買いなどもはやす。

*アサックス<8772>  171700  +18800
第1四半期は2割超の増益決算と好スタート。

*日本トリム<6788>  9060  +910
第1四半期営業利益は7割超の大幅増益。

*ソースネクスト<4344>  1260  +103
目先の底打ち感も強まり、値幅取りの動きが強まる。

*群栄化学<4229>  610  +35
3Dプリンターの特集記事なども掲載されており。

*マーベラスAQL<7844>  59500  +3200
株式新聞が注目銘柄に取り上げる。

*エイチーム<3662>  3725  +185
ゲーム関連の一角に逃避資金がシフトも。

*富士通ゼネ<6755>  1142  +54
決算を受けての前日の株価下落は過剰反応とも。

*銭高組<1811>  251  +9
売り方の踏み上げ狙いの動きが継続へ。

*マネーパートナーズ<8732>  31200  +1050
第1四半期好業績を引き続き評価。

*フルキャスト<4848>  320  +10
雇用規制を特区で緩和などと報じられており。

*KADOKAWA<9477>  3740  +115
前日は減益決算発表も下げ渋る。

*日カーバイド<4064>  524  +7
新日本理化の上昇などが刺激となる。

*富士電機<6504>  377  +5
第1四半期は四半期決算公表後初の営業黒字に。

*日新電機<6641>  632  -75
第1四半期決算を受けて、いちよしではレーティングを格下げ。

*芝浦メカ<6590>  260  -30
前日に決算発表、第1四半期は赤字決算で。

*アドバンテスト<6857>  1388  -151
決算発表を受けて、JPモルガンでは2段階格下げへ。

*北洋銀行<8524>  371  -26
公的資金の一部返済などを受けて足元では堅調推移も。

*三井住友トラスト<8309>  469  -30
銀行株の下げきつく連れ安ヘ。

*NTT都市<8933>  124000  -7900
特に個別の材料は観測されないが不動産株安の流れで。

*日本車輌<7102>  543  -34
第1四半期の2桁営業減益などを嫌気。

*野村総研<4307>  3210  -195
サプライズのない決算発表で出尽くし感も。

*西日本シティ<8327>  264  -16
銀行株安の流れに押される格好にも。

*ダイヘン<6622>  417  -25
足元では大和が新規「2」格付けなどで上昇も。

*豊田通商<8015>  2812  -156
3000円台乗せで短期的な達成感も。

*ネクスト<2120>  1666  -92
第1四半期好決算期待などで急伸の反動。

*池田泉州<8714>  510  -27
大手銀行株安で売りが波及する。

*日本航空電子<6807>  1006  -52
前日は好決算を好感して買われたが。

*愛知製鋼<5482>  466  -24
上方修正後の山陽特殊鋼の株安などマイナス視。

*新光電工<6967>  999  -51
為替の円高などネガティブ材料となり。

*サンデン<6444>  369  -18
円高による収益悪化懸念などをマイナス視。

*日本電気硝子<5214>  535  -26
昨日は想定以上の底堅い決算受けて大幅高に。

*アウトソーシング<2427>  897  -43
直近の株価上昇に短期的な過熱警戒感強まる。

*京セラ<6971>  10450  -500
日経平均先物に連れ安する格好にも。

*東京電力<9501>  633  -3
環境省では除染費用で150億円追加請求とも。

*三菱自動車<7211>  148  -5
自動車株安の流れもあって見切り売りが続く。

*三菱UFJ<8306>  632  -27
地合い悪化の中でメガバンクの株安が目立つ。

*ケネディクス<4321>  516  +5
500円レベル割り込んで調整一巡感も。

*シャープ<6753>  450  +3
4-6月期は10億円の営業黒字との観測報道が伝わる。

*川崎汽船<9107>  201  -5
バルチック指数下落などで海運株軟調。

*野村HLDG<8604>  788  -21
日経平均の300円以上の下落など株式市況の悪化を嫌気。

*東芝<6502>  465  -16
500円レベルでの上値の重さも意識される形に。

*ソフトバンク<9984>  6580  -120
引き続き利食い売りが優勢の展開続く。

*トヨタ<7203>  6220  -160
為替相場の円高進行がマイナス視される。

*キヤノン<7751>  3180  -65
引き続き、業績下方修正をマイナス視する動きが継続へ。

*ダイハツ<7262>  2192  -45
前日は決算発表後に急伸の展開となったが。

*ファナック<6954>  14590  -340
決算発表を控えて買い手控えムードも強まる。

*日産<7201>  1093  -19
前日に発表した決算はインパクトがほとんどなかったが。

*信越化学<4063>  6710  +70
通期業績見通しは保守的との見方にも。

*サイバーエージ<4751> 218900 +13200
決算発表を受けてAmeba事業の損益改善期待が高まる。

*UNITED<2497> 4100 +450
短期的な売られ過ぎ感から自律反発狙いの動き。

*アドウェイズ<2489> 581000 +61000
LINE関連として物色続く。

*メディア工房<3815> 218900 -12100
直近ではLINE関連の一角として賑わった反動で。

*モブキャスト<3664> 1971 +280
ゲーム関連の一角として見直の動きが波及。

*ネットプライス<3328> 70100 -2800
予想を下回る第3四半期決算を嫌気。

*セプテーニHD<4293> 144600 +5500
引き続き、フェイスブック関連として物色

*夢真HD<2362> 658 +4
ゼネコン大手が現場管理者の採用拡大と伝わったことを材料視。

*テクノHR<6629> 181 -10
今期業績予想の下方修正を嫌気。

*イマジニア<4644> 1510 -91
直近ではモバイルコンテンツ関連の一角として賑わった反動で。

*C&GSYS<6633> 2340 +131
3Dプリンター関連として物色が続く。

JFE---決算発表後は一段安、実績・見通しともに市場予想下振れ

(5411)JFE  2348  -229
決算発表後は一段安。第1四半期経常利益は352億円で前年同期比3.6倍と大幅増益決算になったが、市場予想は600億円程度の水準であったとみられる。また、通期予想は1700億円としているが、これも市場予想は2300億円前後であり、大幅に下回る内容となっている。足元で鉄鋼大手の決算には期待感も高まっていたと見られ、失望感が広がる格好に。

7/26全面安の中、値上がり銘柄数は10だけに

日経平均寄与度ランキング
26日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり10銘柄、値下がり211銘柄、変わらず4銘柄となった。

日経平均は大幅に下落。312.36円安の14250.57円(出来高概算13億3000万株)で前場の取引を終えた。米量的緩和の縮小時期が遠のいたとの見方から円相場が1ドル99円台前半と円高に振れており、売り優勢の相場展開に。また、決算シーズンとなるなか、主要企業の決算内容を見極めたいとする模様眺めムードも強い。14400円を割り込んで始まった日経平均は、一時下げ幅を縮める局面もみられたが、円相場が1ドル98円台に突入するなか、下げ幅は300円を超えている。

前日に決算発表を受けて大幅安した信越化学<4063>は値上がり寄与度トップに。また、4-9月期営業予想を上方修正した富士電機<6504>は寄与度2位。老朽インフラ関連の太平洋セメント<5233>が寄与度3位に。その他、4-6月期営業黒字見通しのシャープ<6753>がランクイン。

一方で、指数インパクトの大きいファーストリテ<9983>、京セラ<6971>、ソフトバンク<9984> は値下がり寄与度上位に。また、引け後に決算発表を控えているファナック<6954>が寄与度4位に。その他、4-6月期に33億円の赤字となったアドバンテスト<6857>は寄与度5位に。その他、東京エレクトロン<8035>、ホンダ<7267>などがランクイン。全面安の中、値上がり銘柄数は10だけに。

*11:30現在
 
日経平均株価  14250.57(-312.36)

値上がり銘柄数  10(寄与度+3.78)
値下がり銘柄数 211(寄与度-316.14)
変わらず銘柄数  4

○値上がり上位銘柄
コード   銘柄             直近価格 前日比 寄与度
<4063> 信越化               6710     70  +2.80
<6504> 富士電機              377      5  +0.20
<5233> 太平洋セメ            342      4  +0.16
<6753> シャープ              450      3  +0.12
<6361> 荏原                  567      3  +0.12
<4902> コニカミノルタ        792      3  +0.12
<9502> 中部電               1435     23  +0.09
<7013> IHI                420      2  +0.08
<9503> 関西電               1332     11  +0.04
<5020> JX                  524      1  +0.04

○値下がり上位銘柄
コード   銘柄             直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテイ    35950   -700 -28.03
<6971> 京セラ              10450   -500 -20.02
<9984> ソフトバンク         6580   -120 -14.41
<6954> ファナック          14590   -340 -13.61
<6857> アドテスト           1388   -151 -12.09
<8035> 東エレク             4565   -205  -8.21
<7267> ホンダ               3810    -85  -6.81
<7203> トヨタ               6220   -160  -6.41
<8015> 豊通商               2812   -156  -6.25
<6902> デンソー             4750   -150  -6.01
<4503> アステラス薬         5580   -140  -5.61
<4502> 武田                 4515   -130  -5.21
<9433> KDDI             5200    -60  -4.80
<6762> TDK               3595   -115  -4.60
<5108> ブリヂストン         3585   -115  -4.60
<4543> テルモ               5280   -110  -4.40
<9613> NTTデータ       375000 -11000  -4.40
<7751> キヤノン             3180    -65  -3.90
<8830> 住友不               4320    -95  -3.80
<3382> 7&I-HD         3755    -95  -3.80

7/26輸出株中心に売られ日経平均は3日続落、7月11日以来の1万4300円割れ

 26日午前の東京株式市場は、輸出株を中心に売られた。日経平均株価は前日終値に比べて312円36銭安の1万4250円57銭、TOPIXも時価総額が大きい銀行株の下落が響き25.43ポイント安の1176.89と、ともに3日続落して取引を終了した。前引け段階における東証1部の出来高は概算で13億3105万株、売買代金は1兆1073億円。

 前日の米国市場は、NYダウが下げて始まったが、金融緩和が長期化するとの報道が伝わると買い戻されて、13ドル37セント高の1万5555ドル61セントと反発。ハイテク株の比重が高いナスダックもフェイスブック株の急伸で25.59ポイント高の3605.19と続伸。市場のベンチマークとされるS&P500も4.31ポイント高の1690.25と反発した。

 ただ、シカゴ市場の日経平均先物は大証終値に比べて160円安の1万4360円。為替も昨日と比べて対ドル、対ユーロともやや円高に振れていたうえ、寄り付き前の外国証券経由の売買動向も売り1690万株、買い930万株で差し引き760万株の売り越しと、22日ぶりの売り越しとなった。こうしたことを嫌気して、本日の東京市場では、日経平均が昨日と同様、輸出株を中心とした売り物先行でスタート。223円安の1万4339円で寄り付いた後、9時11分には326円安の1万4236円まで売られた。その後、為替の円高がやや一服すると1万4300円台へと下げ幅を縮める場面もあったが、中国・上海株が下げて始まると、再び売り物が優勢に。前引けでは1万4300円を下回って取引を終えた。

 東京市場では、前週までの株価上昇で参議院選挙での与党圧勝という材料が出尽くしたうえ、24日のキヤノンの下方修正発表や、昨日決算発表の日産自動車で第1四半期の販売台数が前年同月を下回ったことから、上方修正期待への警戒感が台頭。「来週から本格化する第1四半期決算の内容を見極めたいとのムードが強まり、買いの手が出にくい状況が続いている」との声が出ていた。なお、取引時間中での1万4300円割れはほぼ2週間ぶり。寄り付き前に発表された6月の消費者物価指数は前年同月比で0.4%上昇したが、ほぼ予想の範囲内だったため、特に材料視されなかったようだ。

 前引け段階における東証1部の値上がり銘柄数は226(全体の13%)、値下がりは1430(同82%)、変わらずが98銘柄。規模別では、大型株が27.37ポイント安、中型が25.04ポイント安、小型が24.10ポイント安。業種別では、東証33業のうち全業種が下落。中でも、銀行、保険、ゴム、紙・パルプ、証券、電気機器などの下げが目立っている。

2013年7月25日木曜日

7/25後場/動いた株・出来た株

*ダイハツ<7262>  2237  +163
第1四半期営業利益はコンセンサスを大幅に上回る着地となり。

*古河機械<5715>  197  +13
特に材料も見当たらず、仕掛け的な動きが短期資金誘う格好か。

*明和産業<8103>  357  +23
新日本理化の株価急騰が刺激にもなる。

*SMK<6798>  340  +20
決算発表控えて期待感なども先行へ。

*フルキャスト<4848>  310  -21
人材関連として直近で急騰の反動。

*宮地エンジ<3431>  156  -9
高水準の信用買い残なども重しとなる形に。

*セブン銀行<8410>  386  -22
直近の高値更新で目先の達成感も、利食い売りが優勢に。

*第一生命<8750>  145000  -8200
日本郵政とアフラックの提携報道で競争激化懸念。

*東京海上<8766>  3380  -190
保険セクターは業種別下落率トップ、TPP参加での影響懸念も再燃。

*フージャース<3284>  819  -43
不動産セクターの軟調な動きなどにも押される。

*イオンフィナンシャル<8570>  3065  -160
4月の高値水準突破しきれず見切り売りへ。

25日のPTS注目ポイント

ストップ高のネオス、バイオ関連株などをマーク、引け後材料はSMKなど

 25日の通常取引では、モバイルコンテンツ開発・配信を手掛けるネオス(3627)がストップ高となり東証1部値上がり率トップ。25日付株式新聞がベンチャー面のトップで取り上げ材料視された。また、後場中に発表した14年3月期第1四半期連結業績が2ケタ増益となったダイハツ(7262)、同じく後場中に14年3月期連結営業利益予想を前期比32.8%増の76億3000万円に引き上げたマクニカ(7631)の2銘柄も値上がり率上位に浮上。これらの銘柄はPTS市場でもにぎわう可能性がある。

 また、25日は日経平均が続落する一方で、マザーズ指数、ジャスダック指数はそろって4日続伸した。タカラBIO(4974)、リプロセル(4978)、J・TEC(7774)、セルシード(7776)などのバイオ関連株のほか、ADWAYS(2489)enish(3667)、オークファン(3674)などネット系銘柄が買われた。見ておきたい。

 引け後の材料では、14年3月期連結営業利益予想を17億円(前期は8億5300万円の赤字)へ引き上げたSMK(6798)、14年3月期連結営業利益予想を前期比11.3%増の490億円に引き上げたNRI(4307)、13年12月期連結営業利益予想を前期比45.6%増の34億円に引き上げた伊勢化学(4107)、14年3月期連結営業利益予想を前期比1.3%増の9億8000万円に引き上げた東洋機械(6210)、8月31日を基準日、9月1日を効力発生日として普通株式1株を2株に分割するサンエー(2659)などを見ておきたい。

EPS(4282)シンガポールの臨床試験支援企業を買収

イーピーエス (4282)は、シンガポール本社で全世界の製薬会社のアジア・パシフィック地域での臨床試験を支援しているグレンイーグルスCRCの全株式を、パークウェイHDと三井物産 (8031) から取得し、7月30日付で子会社化する。

地域拠点の拡充と顧客層の相互補完により、同地域での事業基盤を強化し、製薬会社のニーズの多様化、高度化に対応する。(情報提供:M&Aキャピタルパートナーズ)

信越化は急落、業績予想の開示をきっかけに売り加速

信越化学工業 (4063)が午後1時30分に、非開示だった14年3月期業績予想を発表。

株価は直後から売りが加速し、午後1時39分には340円安(4.91%安)の6580円を付けた。

  通期の売上高は前期比3.4%増の1兆600億円、営業利益は同8.3%増の1700億円と増収増益を見込んだ。ただ、市場コンセンサスの売上高1兆1000億円超、営業利益200億円前後を下回ったことが嫌気されたもよう。配当は中間期・期末とも50円の年間100円と、前期実績と同額を予定している。

  なお、第1四半期の売上高は前年同期比1.6%増の2709億800万円、営業利益は同12.9%増の455億3000万円だった。

信越化学は業績予想モノ足りないがチャートのフシ目で下げ止まる

 信越化学工業(4063)は13時30分に第1四半期決算を発表し、未公表だった3月通期の予想を営業利益は1700億円(前期比8.3%増)、1株利益は258円78銭などと発表。

株価は6900円(20円安)前後から一気に6580円(340円安)まで下押す場面があった。
市場予想に比べてモノ足りなかったという。1株利益との見合いでは、この安値でもPERは25倍台になり割高感が拭えない水準。しかし、チャート観測では、ちょうど75日移動平均の水準(本日は6590円前後)で下げ止まった形。日頃はテクニカル判断や罫線を参考にしない向きも注目する様子があるという。再び下押して移動平均を割る可能性はあるものの、現状水準で下げ止まる場合は業績面のモノ足りなさを織り込むことになり、中長期でのジリ高基調に変化はないことになるようだ。目先は7000円前後までリバウンド高が見込めるという。

関西電力---さえない、電力株は業種別下落率2位に

(9503) 関西電力  1332  -89
さえない。電力株は全面安で保険セクターに続いて業種別下落率の第2位になっている。規制委による苦言などが多く伝わっており、原発再稼働に向けた楽観的な見方も後退する方向になってきているようだ。同社に関しては、高浜原発の申請で、福井県が想定している津波を評価していないなど新規制基準に沿っていない部分があると伝わっているほか、対策を小出しにして新基準を満たす最低限を探ろうとするかのようだったなどともされている。

7/25前場/動いた株・出来た株

*ネオス<3627>  129900  +24000
短期資金の値幅取りの動きが引き続き優勢に。

*マネーパートナーズ<8732>  30150  +5010
第1四半期の業績速報値がポジティブなインパクトにつながる。

*新日本理化<4406>  278  +36
右肩上がりの上昇、仕手性強く株高で関心高まる。

*日電硝子<5214>  565  +70
第1四半期実績、第2四半期見通しともにコンセンサス上振れ。

*白洋舎<9731>  241  +24
上半期営業益は5.5億円から9億円に上方修正で。

*ネクスト<2120>  1956  +187
引き続き、第1四半期の売上上振れなどを材料視へ。

*GCAサヴィアン<2174>  1049  +98
株価リバウンドで値幅取りの動きが活発化へ。

*バリューコマース<2491>  1541  +138
通期純利益は8億円から10億円に上方修正へ。

*河合楽器<7952>  215  +13
直近ではフィデリティ投信の保有比率が上昇。

*日立ハイテク<8036>  2353  +130
第1四半期は大幅営業減益も受注は好調でアク抜け感も。

*日立化成<4217>  1717  +87
第1四半期は2ケタ増益、コンセンサスは上振れての着地に。

*航空電子<6807>  1072  +50
前日に第1四半期の決算発表、想定どおりの好決算を発表へ。

*エスエムエス<2175>  1643  +64
人材関連としての評価なども継続へ。

*日本ゼオン<4205>  1157  +43
電気硝子の好決算などが刺激となる格好か。

*芝浦メカ<6590>  284  +10
半導体製造装置関連の一角にも見直し買いか。

*信越ポリマー<7970>  342  +12
前日に第1四半期決算発表、今期は大幅増益見通しに。

*マルエツ<8178>  326  +11
イオンのダイエーTOB開始で思惑も高まる形に。

*新日本無線<6911>  564  +19
好業績期待などを手掛かりに短期資金の関心続く。

*ダイハツ<7262>  2146  +72
決算発表を控えて期待感が先行へ。

*ワキタ<8125>  1147  +38
足元も好業績評価に加えて政策期待なども高まり。

*トクヤマ<4043>  363  +12
350円処での底堅さから買い戻しも。

*オービック<4684>  28890  +940
決算を受けて野村では目標株価を30000円から34000円に引き上げ。

*太陽誘電<6976>  1412  +43
アップルの決算をきっかけに電子部品関連には見直しも。

*アウトソシング<2427>  940  +26
業績底打ち期待を反映する動きが続く。

*日本電産<6594>  8360  +230
引き続き、第1四半期の好決算を評価する動きが継続。

*ディスコ<6146>  6080  +150
前日には第1四半期の売上高を発表、ポジティブに捉えられる。

*花王<4452>  3005  -225
カネボウ化粧品の自主回収問題の影響懸念が続く。

*リブセンス<6054>  5000  -370
特に材料は観測されず、もみ合い下放れで利食い圧力が増すなど需給要因。

*キヤノン<7751>  3220  -210
上半期実績は想定線も通期予想は想定外の下方修正に。

*北海道電力<9509>  1340  -82
泊原発の再稼働の遅れなどを警戒する格好か。

*アイネス<9742>  660  -38
第1四半期の赤字幅拡大報道を弱材料視。

*関西電力<9503>  1348  -73
電力株には過度な政策期待も低下する状況か。

*ニコン<7731>  2162  -106
キヤノンの業績下方修正で連想感が波及も。

*日本高純度<4973>  210500  -10000
第1四半期は2ケタの減益決算となり。

*JBCC HLDG<9889>  1232  -57
3Dプリンター関連には全般見切り売りが優勢か。

*オーイズミ<6428>  1167  -52
カジノ関連には戻り売りが優勢となる。

*ザッパラス<3770>  79000  -3400
LINE関連として前日に急伸した反動。

*ジェイアイエヌ<3046>  4325  -185
戻り売りが先行、月次鈍化への懸念など続く。

*東北電力<9506>  1252  -53
電力株安の流れに押される格好にも。

*乃村工芸社<9716>  932  -39
1000円大台前に利食い売り圧力が強まる。

*日本金銭機械<6418>  1449  -60
カジノ関連の一角が軟調推移に。

*スタートトゥデイ<3092>  2204  -89
目先の買い戻し一巡で戻り売り圧力。

*三和HLDG<5929>  553  -22
上値の重さを嫌気で見切り売りが優勢に。

*東京電力<9501>  652  +8
自律反発の動き、電力株は全般的に低調推移だが。

*新日鐵住金<5401>  305  -1
今期経常益3倍との観測報道はインパクト乏しく反応薄。

*三菱UFJ<8306>  662  -6
海外投資家の資金流入などもやや細る格好になり。

*三菱重工業<7011>  577  -5
MRJ初飛行延期との報道が弱材料視される。

*旭硝子<5201>  668  +5
電気硝子の想定を上回る決算など刺激にも。

*ソフトバンク<9984>  6860  -120
アリババの早期上場申請期待などやや後退も。

*ソニー<6758>  2224  -66
もみ合い上放れの動きにも一巡感で戻り売り優勢に。

*沖電気<6703>  212  +5
富士通ゼネラルの決算内容はポジティブとも。

*シャープ<6753>  445  -2
4-6月期は営業黒字との観測報道も反応は限定的に。

*コマツ<6301>  2324  -62
米キャタピラーは通期予想下方修正で下落しており。

*日本航空<9201>  5400  +40
みずほ証券では新規に買い推奨、7300円目標とする。

*村田製<6981>  7440  +140
アップル決算以降は見直しの動き続く。

*富士フイルム<4901>  2323  -66
第1四半期2割増益観測報道もコンセンサスは下振れ。

*ニフティ<3828>  120100  -9700
第1四半期は27%の営業減益決算に。

*アドウェイズ<2489> 520000 +70000
LINE関連として物色続く。

*メディア工房<3815> 214900 +19900
引き続き、LINE関連の一角として物色。

*タカラバイオ<4974> 2931 +101
iPS細胞等から肝臓細胞への分化状態検出試薬を発売と発表。

*エムアップ<3661> 1250 +200
モバイルコンテンツ関連として物色が波及か。

*リプロセル<4978> 13200 +700
上場後の下げ止まり感も意識され自律反発狙いの動き。

*クルーズ<2138> 448000 +25500
引き続き、第1四半期決算への期待感が支援材料となる。

*Dガレージ<4819> 397000 +15000
米フェイスブックの時間外急伸が刺激材料に。

*セプテーニHD<4293> 137600 +4900
フェイスブック関連として物色が波及。

*ラクオリア<4579> 1085 +45
EP4拮抗薬の中国における特許査定を受領したと発表。

*CWE<7612> 97 -12
直近の大幅上昇による反動で利益確定売り優勢。

*イマジニア<4644> 1530 +144
引き続き、モバイルコンテンツ関連の一角として物色。

7/25通期の連結利益予想を下方修正したキャノン(7751)が値下がり寄与度2位に

日経平均寄与度ランキング
25日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり54銘柄、値下がり155銘柄、変わらず16銘柄となった。

日経平均は下落。82.82円安の14648.46円(出来高概算11億株)で前場の取引を終えた。小幅に上昇して始まったが、その後はマイナス圏での推移が続いている。通期予想を下方修正したキヤノン<7751>が大幅に下げるなど、決算発表が本格化するなかで、決算内容を見極めたいとムードにつながっている。また、ソフトバンク(9984)が連日の年初来高値更新後に下げに転じており、これが日経平均の重しに。

ファーストリテ(9983)が値上がり寄与度トップに。また、想定以上の決算を発表した日本電気硝子(5214)は寄与度2位。円安を好感して京セラ(6971)は寄与度3位に。その他、アドバンテスト(6857)、NTTデータ(9613)がランクイン。

一方で、連日大幅高していたソフトバンク<9984>は利益確定売りに押され、値下がり寄与度トップに。また、通期の連結利益予想を下方修正したキャノン(7751)が寄与度2位。関連銘柄でニコン(7731)も寄与度上位に。また、前日にカネボウ化粧品の自主回収報道を受けた花王(4452)は引き続き軟調で寄与度3位にランクイン。

*11:30現在
 
日経平均株価  14648.46(-82.82)

値上がり銘柄数  54(寄与度+46.62)
値下がり銘柄数 155(寄与度-129.44)
変わらず銘柄数  16

○値上がり上位銘柄
コード   銘柄             直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテイ    36800    500 +20.02
<5214> 日電硝                565     70  +4.20
<6971> 京セラ              11050     80  +3.20
<6857> アドテスト           1536     28  +2.24
<9613> NTTデータ       387500   4500  +1.80
<6976> 太陽電               1412     43  +1.72
<4021> 日産化               1504     27  +1.08
<4704> トレンド             3315     25  +1.00
<6762> TDK               3735     20  +0.80
<6506> 安川電               1243     18  +0.72
<6952> カシオ                928     16  +0.64
<8015> 豊通商               2998     16  +0.64
<1925> 大和ハウス           1883     14  +0.56
<4506> 大日住薬             1449     13  +0.52
<4043> トクヤマ              363     12  +0.48
<4519> 中外薬               2142     12  +0.48
<6326> クボタ               1579     11  +0.44
<6103> オークマ              786     10  +0.40
<8035> 東エレク             4795     10  +0.40
<6471> 日精工               1005      9  +0.36

○値下がり上位銘柄
コード   銘柄             直近価格 前日比 寄与度
<9984> ソフトバンク         6860   -120 -14.41
<7751> キヤノン             3220   -210 -12.61
<4452> 花王                 3005   -225  -9.01
<9433> KDDI             5340   -110  -8.81
<7731> ニコン               2162   -106  -4.24
<3382> 7&I-HD         3850    -95  -3.80
<6758> ソニー               2224    -66  -2.64
<4901> 富士フイルム         2323    -66  -2.64
<6902> デンソー             4915    -65  -2.60
<6301> コマツ               2324    -62  -2.48
<4502> 武田                 4655    -60  -2.40
<8802> 菱地所               2740    -56  -2.24
<8766> 東京海上             3460   -110  -2.20
<4523> エーザイ             4335    -50  -2.00
<7203> トヨタ               6380    -50  -2.00
<6305> 日立建               2145    -42  -1.68
<7269> スズキ               2503    -41  -1.64
<8801> 三井不               3170    -40  -1.60
<9735> セコム               5760    -40  -1.60
<4063> 信越化               6880    -40  -1.60

25日前場日経平均は82円安と続落、円強含みで中盤以降下げ幅拡大

25日前場の日経平均株価は前日比82円82銭安の1万4648円46銭と続落。円が対ドルで前日に比べて円安方向に振れていたことから寄り付きは小幅高となったが、前日のダウ工業株30種平均の小幅安などから買いは続かずマイナス圏に沈んだ。主力企業の決算発表を前にした様子見ムードから小幅安水準でもみ合っていたが、円の強含みを受けて中盤以降は下げ幅を拡大。一時129円88銭安の1万4601円40銭まで売られた。東証1部の出来高は11億550万株。売買代金は1兆29億円。騰落銘柄数は値上がり421銘柄、値下がり1202銘柄、変わらず128銘柄。

 市場からは「主力企業の決算を前に買い手掛かりが不足している一方で、前日のキヤノンの決算でこれまでの期待先行から一転して警戒感が強まっており、円が強含むと利益確定売りが出やすい。なお、東証2部、マザーズ、ジャスダックは堅調。個人は値動きの軽い銘柄へ流れているもようだ」(中堅証券)との声が聞かれた。

 業種別では、「郵政・アフラック提携」報道を受けた第一生命(8750)など保険株をはじめ、関西電(9503)、北海電(9509)など電力株、14年3月期第1四半期の連結営業利益が前年同期比微減と報じられたトッパンF(7862)のほか、凸版(7911)などそのた製品株が東証業種別株価指数で値下がり率上位。パナソニック(6752)、ソニー(6758)など電機株、日産自(7201)、トヨタ(7203)など自動車株も軟調。個別では、美白化粧品問題への嫌気が続く花王(4452)、13年12月期連結業績予想を引き下げたキヤノン(7751)、14年3月期第1四半期が5億円の営業赤字と報じられたアイネス(9742)のほか、リブセンス(6054)、北海電、日本電設(1950)が東証1部値下がり率上位となった。

 半面、旭硝子(5201)、日電硝子(5214)などガラス・土石株、訪日外国人の増加が材料視されたJAL(9201)など空運株、昭シェル(5002)、JX(5020)など石油・石炭株の3業種が値上がりした。個別では、14年3月期第1四半期の連結営業利益8倍超が刺激となったマネパG(8732)、13年6月中間期の連結営業利益が一転増益となった白洋舎(9731)、13年12月期連結営業利益予想を前期比48%増に引き上げたVコマース(2491)、14年3月期連結純利益予想を前期比20%増の225億円に引き上げた日立化成(4217)のほか、ネオス(3627)、新日理化(4406)、日電硝子などが東証1部値上がり率上位となった。

 なお、東証業種別株価指数は全33業種中、30業種が下落した。

2013年7月24日水曜日

7/24後場/動いた株・出来た株

*アウトソーシング<2427>  914  +85
単独業績は通期上方修正、業績底打ち期待高まる。

*デジタルハーツ<3620>  2400  +197
中国のゲーム機輸入解禁でビジネスチャンス期待も。

*ソフバンテク<4726>  1637  +133
決算発表を控えて期待感なども高まる展開か。

*共英製鋼<5440>  1758  +135
東京製鐵の業績改善なども連想される形か。

*GCAサヴィアン<2174>  951  +59
株価の出遅れ感強い中、押し目買いの動き優勢か。

*スタートトゥ<3092>  2293  +119
新規の材料観測されず、ショートカバーなど優勢に。

*市光工業<7244>  173  +8
引き続き、富士重向けなどの販売拡大を期待で。

*北海道電力<9509>  1422  -68
泊原発の稼働遅延に対する警戒感なども。

*横河ブリッジ<5911>  1152  -44
建設株安などの流れが波及も。

*タダノ<6395>  1486  -53
上値到達感からの利食い売りが進む格好へ。

7/24初来高値更新中のソフトバンクは値上がり寄与度トップに

日経平均寄与度ランキング
24日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり65銘柄、値下がり148銘柄、変わらず12銘柄となった。

日経平均は3日ぶり反落。昨晩の海外株安や円高進行が嫌気され、主力の景気敏感株を中心に売り先行でスタートした。米アップルが決算発表を受けて時間外で上昇していたことは支援材料となったものの、決算発表の本格化を前に様子見ムードも強く、後場はこう着推移に。大引けの日経平均は前日比47.23円安の14731.28円となった。

東証1部の売買高は21億1807万株、売買代金は2兆98億円。業種別では、海運や建設、医薬品、化学、不動産、機械、銀行、ゴム製品、ガラス・土石などが軟調。一方、その他金融や保険、情報・通信、卸売、証券などが堅調だった。

年初来高値更新中のソフトバンクは値上がり寄与度トップに。また、KDDI<9433>がディフェンシブ関連で寄与度2位に。その他、東京エレクトロン<8035>、クレディセゾン<8253>などがランクイン。

一方で、指数インパクトの大きいファーストリテ<9983>が値下がり寄与度トップに。また、カネボウ化粧品の自主回収報道を受けた花王<4452>は寄与度2位。その他、ダイキン<6367>、住友不動産<8830>などがランクイン。

*15:00現在
 
日経平均株価  14731.28(-47.23)

値上がり銘柄数  65(寄与度+58.35)
値下がり銘柄数 148(寄与度-105.58)
変わらず銘柄数  12

○値上がり上位銘柄
コード   銘柄             直近価格 前日比 寄与度
<9984> ソフトバンク         6980    160 +19.22
<9433> KDDI             5450     90  +7.21
<8035> 東エレク             4785    145  +5.81
<8253> クレセゾン           2469     52  +2.08
<7269> スズキ               2544     40  +1.60
<8766> 東京海上             3570     70  +1.40
<8053> 住友商               1394     29  +1.16
<6770> アルプス              805     28  +1.12
<6506> 安川電               1225     25  +1.00
<8725> MS&AD           2898     81  +0.97
<8031> 三井物               1374     23  +0.92
<8015> 豊通商               2982     22  +0.88
<1925> 大和ハウス           1869     22  +0.88
<4543> テルモ               5410     20  +0.80
<6976> 太陽電               1369     20  +0.80
<4911> 資生堂               1575     19  +0.76
<6767> ミツミ                781     18  +0.72
<2802> 味の素               1417     17  +0.68
<2531> 宝HD                974     17  +0.68
<5713> 住友鉱               1326     16  +0.64

○値下がり上位銘柄
コード   銘柄             直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテイ    36300   -350 -14.01
<4452> 花王                 3230   -215  -8.61
<6367> ダイキン             4405   -115  -4.60
<4503> アステラス薬         5750    -90  -3.60
<8830> 住友不               4465    -90  -3.60
<4507> 塩野義               2144    -79  -3.16
<2502> アサヒ               2611    -78  -3.12
<9613> NTTデータ       383000  -7000  -2.80
<1963> 日揮                 3650    -65  -2.60
<4704> トレンド             3290    -60  -2.40
<4502> 武田                 4715    -55  -2.20
<7733> オリンパス           2990    -55  -2.20
<6954> ファナック          15130    -50  -2.00
<9735> セコム               5800    -50  -2.00
<7203> トヨタ               6430    -50  -2.00
<4523> エーザイ             4385    -45  -1.80
<2282> 日本ハム             1605    -40  -1.60
<4063> 信越化               6920    -40  -1.60
<3382> 7&I-HD         3945    -40  -1.60
<8801> 三井不               3210    -30  -1.20