2013年11月8日金曜日

11/8DeNAが値下がり率上位、7-9月の実績が4-6月に届かず、売りに押される

 ディー・エヌ・エー(DeNA)(2432)が続急落。一時243円安の1827円まで売られ、東証1部値下がり率上位に入っている。7日引け後、13年9月中間期(4-9月)連結決算(IFRS)を発表。第2四半期(7-9月)の実績が第1四半期(4-6月)に届かず、嫌気された。

 中間期決算は、売上収益998億200万円(前年同期比2.0%増)、営業利益320億5800万円(同17.4%減)、純利益184億8700万円(同14.9%減)。第2四半期(7-9月)の売上収益は476億4400万円に留まり、第1四半期(4-6月)比8.7%減だった。決算説明会で守安功社長は「既存タイトルの収益力が低下し、第2四半期は前年同期比、前四半期比とも減収減益となった。今後、新作タイトルの投入で落ち込みをカバーし、第3四半期(10-12月)もしくは第4四半期(12年1-3月)には増益ペースに戻したい」とした。

 14年3月期第3四半期(13年4-12月)の業績は、売上収益1431億円(前年同期比4.7%減)、営業利益438億円(同25.3%減)、純利益261億円(同22.0%減)を予想している。

 午後1時7分時点の株価は230円安の1840円。