2013年11月14日木曜日

11/14UBICがストップ安で売り気配 大幅な下方修正を警戒

UBIC(2158)朝方から売り気配が続く。

気配値を一時、制限値幅の下限(ストップ安水準)となる前日比700円(19.4%)の2915円まで切り下げた。現時点で取引は成立しておらず、売買注文はストップ安水準で差し引き9万株超の売り越し。前日大引け後に2014年3月期通期の連結業績予想を下方修正したことが嫌気されている。
 14年3月期の連結営業利益の見通しは2億5500万円の赤字~1億円の黒字と、従来予想の10億5000万円~12億4000万円の黒字から大幅に下げた。併せて、期末の配当予想を1株当たり50円から無配とした。

 米国での訴訟支援を手掛ける。大型の新規案件が獲得できていないことから業績を下方修正した。市場では「一時期は環太平洋経済連携協定(TPP)関連銘柄として注目を集めた。配当もなくなることで保有する意味がなくなり、失望売りが膨らんでいる」(松井証券の窪田朋一郎シニアマーケットアナリスト)との声があった。(引用元:日経QUICKニュース)