2013年11月7日木曜日

11/7サントリーBFが3日ぶり反落、13年12月期予想を下方修正し売りに押される

サントリー食品インターナショナル(サントリーBF)(2587)が3日ぶりに反落し、一時100円安の3160円まで売られている。6日引け後、13年12月期の連結業績予想を下方修正し、売りに押された。

通期業績予想で、売上高を1兆1300億円から1兆1200億円(前期比12.9%増)へ、営業利益を750億円から705億円(同20.6%増)へ、純利益を350億円から310億円(同32.6%増)に引き下げた。国内部門での競合が激化するなか、小容量・高収益商品の販売は増加するものの計画値には及ばないことや、国際部門でも、欧州での厳しい経済環境が続くことも考慮。また、来期以降に向けたブランドの育成・強化のためのマーケティング活動を積極化させることなどを織り込んだ。前提となる為替レートは、1ユーロ=123円から128円、1ドル=95円から97円に円安方向に見直している。

13年12月期第3四半期(1-9月)の決算は、売上高8371億5700万円(前年同期比12.0%増)、営業利益522億1000万円(同20.0%増)、純利益245億1600万円(同57.0%増)だった。

未定としていた期末配当は、普通配当と上場記念配当を合わせ58円とし、普通配当と記念配当の金額割合は、今後発表するとした。

午後2時時点の株価は、前日比10円安の3250円。