2013年11月6日水曜日

新株価指数を来年1月6日から公表

日本取引所グループ(8697)と日本経済新聞社は6日、共同で開発してきた新株価指数「JPX日経インデックス400」を来年1月6日の大発会から算出・公表すると発表した。

400銘柄で構成する。3年平均ROEや3年累積営業利益などでスコア付けし、投資者にとって魅力の高い会社を選定しているという。

構成銘柄は、過去3期いずれかの期で債務超過、過去3期すべての期で営業赤字などの適格基準でスクリーニング。そのうえで、直近3年間の売買代金や選定基準日時点における時価総額を勘案し、上位1000銘柄に絞り込む。この1000銘柄に対し、3年平均ROE、3年累計営業利益、選定基準日時点での時価総額の3項目でスコアリング。社外取締役の選任や英文情報開示などで加点した結果、上位400銘柄を選定する。

3年ROE単純平均でみると、JPX日経400構成銘柄の11.1%に対し、TOPIX構成銘柄は5.7%となっている。

スタート時は、東証1部が386銘柄、2部が1銘柄、マザーズが2銘柄、ジャスダックが11銘柄。

時価総額上位400銘柄中293銘柄しか入っておらず、規模の大きな会社ばかりではないという。
毎年6月最終営業日を選定基準日とし、毎年8月最終営業日に銘柄定期入れ替えを実施する。