2013年8月23日金曜日

ドワンゴが朝高後伸び悩む 株式分割も効果未知数との見方

ドワンゴ(13715)が朝高後は伸び悩み。

朝方は前日比3万2000円(9.20%)高の37万9500円まで上昇したが、後場は同3000円(0.86%)高の35万500円まで上げ幅を縮小した。前日に9月30日時点の株主を対象に1株を200株に分割するとともに、10月1日付で単元株制度(単元株式数は100株)を導入すると発表した。実質的には1株を2株に分割、投資に必要な最低投資額はこれまでの2分の1になる計算。ひとまず株式流動性の向上などを期待した買いが先行したが、勢いは続かなかった。

 東海東京証券の鈴木誠一マーケットアナリストは「きょうは日経平均の急上昇で投資家の買いが大型株に向かっており、相対的に関心が薄れたのでは」と指摘していた。市場では現時点でも流動性は高いことから、実質2分割の効果は未知数といった見方もある。株価はインターネットを使った選挙運動への関心が高まった7月の参院選前にかけて急伸したが、その後は当面の材料出尽くし感から軟調な地合いが続いている。(引用元:日経QUICKニュース)