神戸製鋼所(5406)は、このところ出来高が活発となっている。
7月の月間出来高は6月比53.8%増加し、8月も東証1部出来高ランキング上位に顔を出すなど高水準が続いている。全国区銘柄といえるが、関西系銘柄の臭いを持っていることから、このところの関西系人気の流れに乗っている。もちろん、今3月期の営業利益が900億円と前期の112億9400万円から大幅に増える見通しにあることは大きい買い材料である。配当については未定となっているが、復配が有力視されている。マーケットでは、「復配接近のときの株価は妙味がある。同社株もマツダのような相場展開になる可能性を含んでいる」(中堅証券)という。