2013年8月21日水曜日

7月の食品スーパー売上高0.9%減 2カ月ぶりマイナス

日本スーパーマーケット協会など食品スーパー3業界団体が21日発表した7月の全国食品スーパー売上高(速報値、既存店ベース)は前年同月比0.9%減の7727億円と、2カ月ぶりに前年実績を下回った。昨年に比べ日曜日が1日少なかったことや東北、北陸地方の降水量増加などの天候不順が響いた。
(以下引用)
 商品別では一般食品が2.0%減った。価格競争の激化を背景に菓子類の不調が目立った。浴用品や洗濯洗剤を含む非食品は3.6%減少した。気温上昇で伸びた6月に比べ売れ行きが鈍ったようだ。一方で生鮮食品は0.7%増えた。青果が好調で枝豆などの季節商品が伸びた。

 同日の記者会見でフードセンター富田屋(岐阜県大垣市)の大平康清常務執行役員は消費税率引き上げに関し「1%ずつとの話があるが(小刻みの変更は)小売業にはコストがかかることを国は理解して頂きたい。早く決めてほしい」と述べた。増税時の価格表示については、税込みの総額表示とは別に、商品の本体価格も表示する方向で、東海地域の企業と準備を進めているという。
(引用元:日経QUICKニュース)