2013年12月20日金曜日

NECキャピタル、14年3月期営業益予想を3倍増額、前年比86%増の170億円へ

NECキャピタルソリューション<8793 .t="">が20日引け後、14年3月期の連結業績予想を修正した。

 通期予想で、売上高を従来の2100億円から2300億円(前期比0.3%増)に、営業利益を65億円から170億円(同86.1%増)にそれぞれ増額。減収減益見通しが一転、増収で大幅増益見込みとなった。

 営業利益の大幅増額要因は、「与信コスト(不良債権の処理費用)の減少が最大の理由」(会社側)。さらに、2010年12月に子会社化したリサ・パートナーズにおける「リサ事業」のうち、「アセットビジネス」がファンドのイグジット(株式を売却し、利益を得る)により好調に推移。ツルハホールディングス<3391 .t="">に対するハーティウォンツ株式売却の譲渡益が寄与した。

 20日の終値は、前日比21円高の2967円。