2013年12月25日水曜日

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(3666)  テクノスジャパン  2875  +19
テクノスジャパン<3666>は、ERPパッケージを中核とする基幹業務システムの導入支援サービスを手掛ける。新事業領域として「ビッグデータ」関連事業に注力している。上期(2013年4-9月)の連結業績は、売上高で1,990百万円、営業利益で160百万円となった。通期業績は、期初計画の達成が射程圏内に入っている。進行中の中期3ヶ年計画では、国内ERPの更新需要が見込まれるほか、海外進出企業に対するERP導入支援を強化し、新事業領域として「ビッグデータ」「モバイル」「クラウド」の関連事業の拡大を進めていく。とりわけ「ビッグデータ」関連は戦略分野で、国内市場規模が2012年の206億円強から2017年に1,000億円超と高い成長が見込まれる一方で、成功事例は一部企業に散見されるのみ。同社は米「Tecnos Research of America」やビッグデータ専門子会社「テクノス・データ・サイエンス・マーケティング」を相次いで設立、これまでに培ったコンサルティング能力と、今後これら子会社から得られる最新ノウハウとを組み合わせることによって、いち早い事業化を目指す。引き続き同社のビッグデータ関連事業の動向が注目される。