2013年8月2日金曜日

三菱UFJ、土日祝日のATM手数料を無料に

 三菱東京UFJ銀行は銀行店舗やコンビニエンスストアにあるATMの利用手数料を抜本的に見直す。全国に約8400台ある自行ATMは土日祝日も含めて午前8時45分から午後9時は無料でお金を引き出せるようにする。平日の日中(午前8時45分~午後6時)に無料のコンビニATMを有料に切り替え、ATMでの振込手数料も上げる。


三菱UFJのATM手数料見直し案

▼自行ATMの無料拡大
  現状 見直し案
平日
(午前8時45分~午後6時)
無料 全日
午前8時45分~
午後9時 無料
上記以外105円
平日
(上記以外)
105円
土日祝日 105円
(注)ATMの営業時間も原則午前7時~深夜0時に延長
▼コンビニATMの手数料上げ
平日
(午前8時45分~
午後6時)
無料 105円
平日
(上記以外)
105円 210円
土日祝日 105円 210円

 月内に公表して、11月以降に実施する方向で検討している。平日夜間や土日祝日の無料化は3メガ銀行では初めてで、他行にも影響を与えそうだ。

 現在、三菱UFJのATMは平日の日中は無料、平日夜間や土日祝日は105円の手数料がかかる。これを全日午前8時45分から午後9時まで無料にする。ATMの稼働時間は原則として午前7時から深夜0時まで延長し、ATMコーナーも約30カ所新設する。

 セブンイレブンやローソンなどの全国のコンビニで使えるATM7万1000台の手数料は上げる。現在は自行ATMと同じ条件で使えるが、平日日中は無料から105円に、平日夜間や土日祝日は105円から210円にする。見直し後の手数料水準はみずほ銀行や三井住友銀行などと同じだ。

 ATMの手数料を見直すのはコンビニATMの利用が急増しているためだ。三菱UFJは顧客がコンビニATMを使うたびにセブン銀行などATM運営会社に100円程度の手数料を支払っており、コストが膨らんでいる。自行ATMの使い勝手を高めて、顧客を自行ATMに誘導する。

 ATMを使った振込手数料も見直す。他の支店へのカード振込は無料から105円に、現金振込(3万円未満)は現行105円を210円に上げる。手数料がかからないネットでの振り込みを促して、ATMや店舗の混雑解消につなげる。