2013年9月11日水曜日

9/11明星電気:五輪など防災関連需要拡大、第1部市場目指す

人気の東京オリンピック関連の出遅れとして防災関連の明星電気(6709)に注目したい。

 気象・環境・防災関連システムと宇宙・防衛関連システムが両輪、12年3月期に21年ぶりに復配を達成、同年6月にIHI<7013 .t="">の子会社となった。

 14年3月期の連結営業利益は5億円(前期比5.5倍)、純利益は4億円(同7倍)の見通し。防災・環境システムのニーズが引き続き根強く、IHIグループとのシナジー効果もいよいよ顕現化してくる。

 震災復興、災害復旧、防災工事、都市再開発、東京オリンピック、国土強靱(きょうじん)化計画など、今後の事業環境も明るい。

 15年度(16年3月期)に連結売上高110億円(今期は前期比23.0%増の80億円予想)、15年度までに東証1部指定を目指す中期経営計画を推進していることも材料視できよう。

 3月期末配当は1円(前期末1円)の計画だが、6月末の連結株主資本は39億3400万円(うち利益剰余金9億3900万円)、今期以降も順調に純利益を積み増す見通しとなっており、1部市場指定変更までには増配の期待も高まろう。

 株価は80円台のもみ合いから上放れ、5日移動平均線に続いて25日線も上向き転換してきた。まずは100円台乗せ、次に5月7日高値111円挑戦場面が見えてきそうだ。

 また、同社は「宇宙分野において日本の宇宙開発創成期から参画しており、現在まで、約2700個もの観測機器を宇宙に送り出してきた」(同社ウエブサイト)宇宙関連のパイオニア的存在。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が当初の打ち上げが直前に中止された新型ロケット「イプシロン」の初号機を早ければ14日にも打ち上げると発表したことも刺激となりそうだ。

 10日の終値は、前日比5円高の91円。
(引用元:株式新聞)