2013年8月1日木曜日

指数インパクトの大きい値がさ株がそろって上昇

日経平均は反発。159.11円高の13827.43円(出来高概算12億2000万株)で前場の取引
を終えた。注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)では、現行の金融政策を据え置く
と発表。同時に発表した声明が景気認識を小幅に下方修正したと受け止められ、金融緩
和の縮小観測が後退。日経平均は前日に200円超の下落をみせていたこともあり、FOMC
通過で落ち着いた動きに。ただし、中国では7月の製造業PMIの発表を控えていたほか、
円相場が1ドル97円台半ばと円高に振れて推移するなか、前日終値を挟んでの推移が続
いた。

 しかし、その後中国の7月製造業PMIが予想を上回ったほか、円相場が1ドル98円台と
円安に振れるなか、日経平均は先物主導によるプログラム買いなどからじりじりと上げ
幅を広げている。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1000を超え、全体の過半数を占
めている。セクターでは、鉄鋼、医薬品、鉱業、その他製品、電力ガス、ゴム製品、証
券などが強い動きに。

 ソフトバンク(9984)、ファナック(6954)、京セラ(6971)、ファーストリテイリング
(9983)といった指数インパクトの大きい値がさ株がそろって上昇しており、日経平均を
けん引する格好である。先物主導によるプログラム買いが断続的に入っているとみら
れ、後場も引き続き指数インパクトの大きい銘柄を睨みながらの展開になりそうだ。ま
た、日経平均が強含みで推移するようだと、円相場も円安に傾きやすく、相乗効果的に
市場心理にも利いてくるだろう。

 一方、ガンホー(3765)は大幅に続落となっており、個人の需給面を警戒する声も聞か
れる。そのため、中小型株への物色などは広がりが期待しづらい。今日のところは指数
連動性の銘柄が中心か。