三菱商事(8058)についてクレディ・スイス証券では11日付で、投資判断「アウトパフォーム」(強気)、目標株価2410円としてカバレッジを開始した。
同証券では、14年3月期連結純利益を4340億円(前期比20.5%増)と予想。かつて同社の圧倒的な稼ぎ頭であった石炭事業は同証券の価格見直しが13年末152ドルから14年末は165ドルと相対的に安定しており、今後緩やかな利益回復を見込んでいるとコメント。それでもピーク時の約3分の1に減少しているものの、一方でエネルギービジネスでは過去10年で利益を着実に積み増してきた結果、金属の減益を一部補う形で資源ビジネス全体の利益のボラティリティは予想外に低く抑えられている点に注目しているという。
また、全社純利益のボラティリティも総合商社カバレッジ5社中最も低いことに加え、5社中唯一13年3月期まで2期連続減益となった業績の今後の高い利益成長性を鑑みて、株価の上昇余地は大きいと考えるともしている。
11日の終値は、前日比35円高の2006円。