2013年10月8日火曜日

10/8岩谷産:水素ステーション関連の本命、底入れも接近

ガス専門商社である岩谷産業(8088)に注目したい。

 政府は燃料電池自動車(FCV)の世界最速の普及を打ち出し、15年までに燃料の水素を供給する水素ステーションを全国に100カ所、25年に1000カ所設置する計画を掲げている。この水素スターション設置で最も恩恵を受けるのが同社と見られる。

 「水素事業のパイオニアとして圧縮水素、液化水素、外販水素の3つの供給形態でいずれもトップシェアを誇っている。圧縮水素では、生産工場と協力工場が合わせて全国に13カ所あり、日本の約40%のシェアを占めている。液化水素事業に最も早く着手したのも当社」(同社ウェブサイト)。

 東京オリンピックの会場の1つとなる有明や、横浜・鶴見、大阪でタイプの異なる3つの水素ステーションで実証も行っている。同社の水素事業(前期)の売上高は752億円、売上構成比は11%であり、水素ステーション普及拡大による収益の寄与は大きい。

 13年9月中間期(4-9月)の連結営業利益は34億円(前年同期比8.7%増)、14年3月期は185億円(前期比10.7%増)の見通しで、今期の配当は3月期末一括7円(前期末7円)の計画。

 株価は350-400円を軸にしたもみ合い。ここ押し局面に入っているが、25日・13週移動平均線が下から接近、底入れ場面が近そうだ。

 7日の終値は、前週末比4円安の385円。