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2020年ごろの実用化を目指し、小型で低コストの燃料電池システムと水素を貯蔵するタンクを共同開発する。FCVの本格普及を見据えて大手各社の開発競争が激化する中、ホンダは、トヨタ自動車に次ぐ世界第2位の自動車メーカーであるGMと組むことで主導権を握る考え。
GMとホンダはFCV分野の米国特許保有数でそれぞれ1位と2位。ニューヨーク市内で会見したGMのガースキー副会長は、「FCV技術でリーダーである2社が力を合わせることで、どのメーカーをも上回る結果を出せる」と強調。ホンダの岩村哲夫副社長も、「提携によってボリュームが増えれば、コスト競争力が高まる」と期待感を示した。
水素と酸素の化学反応で発生する電気を動力源とするFCVは、二酸化炭素(CO2)を排出せずに走る「究極のエコカー」とされる。巨額の開発費を軽減するため、トヨタは独BMWと、日産自動車は仏ルノー、独ダイムラー、米フォード・モーターと提携。
GMはBMWとの提携を模索していたが、BMWがトヨタとの提携を選んだことで昨年、協議を打ち切った。ホンダとGMが組むことで、日本の3大メーカーが中心となり、世界で三つの陣営が競合する形となる。
ホンダとトヨタはそれぞれ単独で15年から、日産は17年からFCVの市販を計画。ただ、普及には水素スタンドなどのインフラ整備が大きな課題となっている。ホンダは、世界最大の自動車市場である米国で普及させるには、GMとの提携が得策と判断した。(引用元:時事通信)