2013年9月9日月曜日

9月中間期配当、この株に妙味あり

リョーサン―高利回り・低BPR銘柄
 リョーサン<8140 .t="">に注目したい。

 半導体、電子部品、電子機器を扱う専門商社。14年3月期第1四半期(13年4-6月)は減益となったが、通期の増益見通しは変えていない。配当利回りは、9月中間期配当予想だけでも1.7%を超える。

 第1四半期連結営業利益は前年同期比10.6%減の8億7800万円。電子部品、電子機器事業の低迷により減益となった。ただ、主力の半導体事業は、車載電装用システムLSIやスマートフォン用メモリなどの売上が増加し、営業増益と堅調。通期連結営業利益予想は前期比25.2%増の46億円と期初予想を据え置いた。

 年間配当予想は前期と同じ60円で、内訳は中間期、期末各30円。年間の予想配当利回りは3.5%を超える。

 株価は、7月後半以降1700円を挟んでもみ合っている。第1四半期の減益もありさえない流れにあるが、連結PBR0.4倍台は評価不足といえよう。

第一実―低PBRにも注目
 9月中間期配当を実施する割安株として機械商社の第一実業<8059 .t="">をマークしたい。13年9月中間期配当は7円を予定しており、配当利回りは1.7%程度となる見込み。1株あたり純資産は521円でPBRは0.7倍台と割安にあり、水準訂正が期待される。

バルカ―下期利益拡大見通しに株価底上げ機運も
 日本バルカー工業<7995 .t="">はマーク続行。9月中間期配当は5円を予定し、半期分だけで年間配当利回りは1.9%。これは、通期での東証1部銘柄平均の配当利回り1.7%程度を上回る水準であり、配当取り妙味がある。株価200円台後半と手掛けやすいうえ、PBR1倍未満と割り負け感もある。

 14年3月期の連結業績は、第1四半期(13年4-6月)決算において2ケタ減益となったが、13年9月中間期(4-9月)予想を上方修正。上期の営業利益は7億円から9億5000万円(前年同期比5.8%減)に見直された。四半期ベースでは、第2四半期(13年7-9月)に営業増益に転じる見通しだ。半導体産業向けなどの高機能製品の拡販や、原価低減に注力し、収益底上げを図る。据え置かれた通期予想では、同利益が20億円(前期比61.2%増)に急回復する見込みで、下期は利益拡大方向にある。

 株価は、6月7日に直近安値223円を付けたが、200日移動平均線を下値支持線として出直り波動入り。その後は75日線に続き25日線をも上抜き、底上げ機運が強まっている。

 同社の14年3月期第1四半期(13年4-6月)の連結決算は、売上高247億8800万円(前年同期比5.4%減)、営業損益7700万円の赤字(前年同期は7億2100万円の黒字)、最終損益は6100万円の赤字(同5億3300万円の黒字)だった。プラント・エネルギー事業で、プラント用設備の大口案件の納入が減少したことが響いた。13年9月中間期(4-9月)業績予想は、売上高630億円(前年同期比2.4%増)、営業利益21億円(同1.6%増)、純利益14億円(同8.3%増)の予想は据え置かれている。アジアでのIT・デジタル関連機器製造会社向けの、電子部品実装機などの需要が堅調に推移するとみられるほか、海外を中心に自動車関連業界向けの設備の需要も好調のもようで、中間期配当7円(前期実績8円)は実施される可能性は高そうだ。

 株価は第1四半期決算発表後に391円まで売られたあと、400円前後でのもみ合いが続いている。足元では全体が反発したこともあり、下値を切り上げる展開となり5日には5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロス(GC)を形成し、先高期待が高まる可能性がありそうだ。