円ドル相場が円安進行となり1カ月ぶりに1ドル=100円台となったことも全体相場の底打ち反転を後押ししています。この背景にはソフトバンクによる米通信大手スプリント社買収成立があるとみています。
買収金額は約1兆8000億円と巨額であり、その分のドル買い需要が生じるとみた向きが先にドルの買い戻しに動いたものです。ビッグイベントに関わる特定の動きですので、このままどんどん円安(ドル高)が進行するものではないと考えられます。
足元、外需系企業の株価の戻りが目立っていますが、円安一服と同時に上昇が一服する可能性もあります。早めに利益を確定しておくのが賢明かもしれません。このあたりの株価は為替相場の動きだけで上昇&下落をしますので注意しておきたいところ。
ただ、日経平均株価が6/21の安値1万2702円と6/25の安値1万2758円で底を売ったことは事実ですので、基本は買い姿勢で臨みたいと思います。
為替動向にあまり左右されない景気敏感セクターとして銀行株が挙げられます。「三井住友FG(8316)」はメガバンクでもっとも株価の反応がいい銘柄です。
このほかでは地銀株にも注目できるものが多くあります。福岡地盤の「西日本シティ銀行(8327)」、北海道地盤の「北洋銀行(8524)」は安値からの戻りが急です。株価が200円~300円台と低位であることも手掛けやすさにつながります。