一時243円安となり、1万2700円を下回る場面があった。前日の米国株は上昇した一方、為替市場での円急上昇を受けてリスク回避の売りが強まった。
(以下引用)
国内外実需勢による押し目買いや売り方のショートカバーなどが指摘され、下げ渋る局面もあったが、円が一段と上昇し日本株の戻りを押さえた。東証1部全銘柄の9割超が下落する全面安となった。
25日移動平均線(1万4273円13銭=7日前場)とのかい離率がマイナス10.79%に拡大し、テクニカルでは売られ過ぎ感が強いが、株価の戻りには時間がかかるとみられている。東洋証券・投資調査部ストラテジストの土田祐也氏は、足元の株価水準は絶好の買い場との見方を示したうえで、「ただ、需給面でのシコリが気がかり。金融株を中心に信用買い残が積み上がっているうえ、裁定買い残も引き続き高水準にあり、当面は買い残整理が必要」と指摘した。
個別銘柄では、トヨタ自動車(7203.T)やホンダ(7267.T)、キヤノン(7751.T)など主力輸出株に売りが先行した。為替が急速に円高方向にふれたことが嫌気された。主要輸出企業の今期前提レートは1ドル90―95円であり、現在の為替水準で企業の収益計画は狂わないが、市場が見込んでいた業績上振れ期待は後退しつつあるという。
東証1部の騰落数は、値上がり111銘柄に対し、値下がりが1584銘柄、変わらずが17銘柄だった。
(引用元:ロイター)